村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

藤原良房フジワラノヨシフサ

2020-09-19 22:33:25 | 和歌と歌人

年ふれば
よはひは老いぬ
しかはあれど
花をし見れば
物思いもなし
『古今集・巻一・春歌上52』
 和歌・歌人42
 藤原良房フジワラノヨシフサ

長い年月を経たので、
歳老いてしまった。
しかしながら、
美しい桜の花を見ているので、
老いの嘆きも何もない。

詞書きは
「染殿后のお前に、
 花瓶に桜の花を
 ささせ給へるを
 見て読める」

染殿后=

藤原良房の娘の明子アキラケイコのこと

藤原良房フジワラノヨシフサ
804-872
69歳
藤原冬嗣の次男
826蔵人、834参議
右大将、
大納言、右大臣等を経て
856従一位太政大臣、
承和の変を策謀し、
仁明天皇の后である
妹の順子の産んだ
道康親王(文徳帝)を皇太子に立て、
娘の明子アキラケイコを妃とし、
その間に生まれた惟仁親王(清和帝)が
即位するに及んで、
860摂政となり
藤原北家隆盛の基礎を固め、
以後の摂関政治の緒を開いた。
忠仁公、染殿大臣、白河殿ともよばれる。
古今集に一首入集。

今日は袋物教室
数寄屋袋を作った
みんな上手だ
先生はサカチカさん
生徒さんは四名
私は
数寄屋袋は面倒なので
作りたくない
短歌を12首詠んで
手紙を三通書いた

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