村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

大友黒主オオトモノクロヌシ

2020-11-24 23:32:47 | 和歌と歌人

思ひいでて恋しきときは初雁のなきて渡ると人知るらめや
『古今集』巻十四

春雨のふるは涙か桜花ちるを惜しまぬ人しなければ
『古今集』巻二
 和歌・歌人51
 大友黒主オオトモノクロヌシ

大友 黒主
オオトモノクロヌシ
平安時代の歌人・官人。
姓は村主。地方の歌人。
六歌仙の一人だが、中で唯一
小倉百人一首に撰ばれていない。
『古今和歌集仮名序』紀貫之に
「大伴黒主はそのさまいやし。
いはば薪を負へる山人の
花の陰にやすめるが如し」と評される。


写真は寒葵カンアオイ

昨日の写真は魯山人

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