村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

深雲古寺鐘

2018-10-18 23:20:50 | 禅語・禅
深雲古寺鐘シンウン コデラノカネ

室町時代の禅僧の
絶海中津の漢詩に

流水寒山路。
深雲古寺鐘。 とある

流水寒山のみち。
深雲古寺の鐘。

谷川の音を耳にして
水の流れに沿う人気の無い山道行く。
深い雲の彼方から古寺の鐘の音が響いている。
という漢詩だが
その幽玄な風景こそが
悟りの境地なのだ
ということらしい

今日は月に一度の茶の稽古
ホントに久しぶりだ
始まるのが10時
一時間早く行こうとすると
ちょうどラッシュの時間になってしまう
その時間に着物で電車には乗れない
今日は朝6時15分に電車のホームにいた
その時間でもホームは
まあまあの混み具合
回りの人々は
会社に向かうぞという
勢いに満ちている
それが今はこわい
来た電車に乗ったがしばらく座れず
立ち続けて足が痛いが
途中から座ることができた
目的の駅に着いた時間は7時半前
でもまだ早すぎる
時間調整にどこかでモーニングでも食べたい
ところがいつも時間待ちするイートインのお店が
なくなっていた
つぶれたらしい
他の喫茶店もまだ開いていない
どこかないかしらと
歩いたが なかった
仕方ない稽古場の階段にでも座って待つか
そちらに向かうと
ちょうど戸が開いた
稽古場に入れば まずは一安心
無事に着いて良かった
稽古に出掛けるのも
リハビリ
その上
皆さんに会えて嬉しかった

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