村雨庵 茶の湯日記

日々是茶の湯

我が恋やまむ

2020-07-05 23:07:05 | 和歌と歌人
秋の田の
穂ホの上ヘに霧キらふ朝霞
いつへの方に
我が恋やまむ

和歌と歌人7
 磐姫皇后イワノヒメノオオキサキ
『万葉集・巻二』
秋の田の稲穂の上に
一面に掛かっている朝霞よ。
それがいつの間にか
どこへともなく
消えて行くではないか。
同じように私が
あの方を恋慕う心は、
いつ、どちらの方に
行くのだろうか

磐姫皇后イワノヒメノオオキサキとは
古墳時代の皇妃
葛城カツラギの曾都比古ソツヒコの子。
仁徳天皇ニントクテンノウの后キサキ。
嫉妬深い女性として、
仁徳天皇ニントクテンノウが
吉備黒日売キビノクロヒメや
八田若郎女ヤタノワキイツラメに
心をよせるのを
激しくねたむ話が、
歌謡物語として記紀にある。

古墳時代の人物は
漢字も難しいし
名前を聞いたことがある人もいるが
どのような人物かは
詳しくはわからない

でも
磐姫皇后イワノヒメノオオキサキは
名前も知らなかったが
嫉妬深い性格の仁徳天皇の后
として私は記憶
もっとも
すぐ忘れてしまうけど
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