今日15日は、「河原市用水水道祭」という、同灌漑用水の守護神である当社で水利感謝の大祭を斎行申し上げるので、昨日は朝6時より境内清掃と社殿内の拭き掃除を3時間かけておこないました。

 

しかしながら、昨日も最高気温35℃の猛暑日で、今の時期は早朝の涼しいうちでしか境内のお掃除はできません。

 

 

そのあと、社標(しゃひょう)の裏に植樹されている、県木「アテ(能登アスナロ)」の苗木に水やりを行ないました。

 

これは、3年前の5月17日に、両陛下の御行幸啓を仰いでの“第66回全国植樹祭”が、当県小松市・木場潟公園で開催されたことを記念して植えたものです。

 

 

特に今夏は猛暑日がずっと続きましたので、社前を流れる用水から長柄杓で水を汲んで、毎日かかさず水やりを行なっております。
 

 

で、制札(せいさつ)の裏には、当社の社叢(しゃそう)が、市の緑化政策である「金沢市 保存樹林」に指定されていることを示す案内板が立てられています。


はじかみ神主のぶろぐ

 

その案内板の傍らには、今は亡き元総代会長のIさんによって植えられた山椒(さんしょう)の木があります。

 

I氏は、毎年6月15日の「はじかみ大祭(生姜まつり)」での特殊神饌(とくしゅしんせん)用に、山椒を山からここに植え替え(移植)してくださいました。

 

 

ですが、今夏はひと月以上まともな雨が降らないので、今月に入って山椒の葉が萎(しな)びた状態になりました。

 

 

前述のとおりこの山椒は、6月15日におこなわれる当社大祭(生姜まつり)での特殊神饌として、ショウガ(生姜)やワサビ(山葵)、ハジカミ(薑=筆生姜)などの香辛料とともにサンショウ(山椒)を神前に捧げます。

 

毎年、大祭が斎行される若葉の頃に山椒の枝を切って、特殊神饌として供するので、大切な木なのです!。

 

 

なので、今月に入って、この山椒にも毎日のように水やりをくり返しています。

 

 

そうすると、葉の勢いも元どおりとなり、山椒の実も付けるようになりました。

 

 

神社からの帰路、ふと立ち止まると枯れた柿の木を見つけました。どうも水不足で枯れてしまったようです。

 

実は、この柿の木は、毎年秋祭での神幸(しんこう)の際、必ず食べていた柿だからです。

 

 

というのは、当社の秋季大祭期間中は、神輿渡御や獅子舞巡行に参加する者は、柿や柘榴(さくろ)などの実のなるものは、氏子内のどこの家のものを食べても差し支えないとの不文律があるからです!。

 

 

でも、まだ大丈夫です。

 

離れた別の場所にちゃんと柿の木があって、青いながらも実を生らしていました。

 

 

柘榴も早くも実を付けていて、残暑きびしい中にもすでに秋を感じさせます。

 

 

でも、今どきの子供たちって、スーパーで売られている柿は食べても、枝に生っている自然の柿やザクロやアケビなんて食べませんよね!。

 

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