4月から開始したアニメがそろそろ終わるので、恒例の感想でも。
…といきたいところですが、今期はコロナ渦に見舞われまして。途中から制作が止まってしまって見れなくなった作品もあり、残念なことになりましたね
一番残念だったのはキングダムかな…楽しみにしていたんですが。
でも私的には割と、面白いと思っていた作品は最後まで放送してくれたので、ホッとしました。
(※以下、生温かい目でご覧ください)
毎回楽しみだったのは、『本好きの下克上』、『アルテ』、『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』、『BNA』で、他には『波よ聞いてくれ』と『啄木鳥探偵處』も最後まで見てました。あ、あと何故か意味もわからず『ぽっこりーず』も(笑)
それではゆるゆると感想など。
■本好きの下克上
1期に劣らず、いや更にという感じで、2期も萌えがこれでもかと詰まっておりました。この作品は、相変わらず私の中でダントツでしたね。本当大好きな作品です。
今回は神殿編ということでしたが、神官長…ヤバない?CVが速水さんであのルックス、更に貴族や神殿長からマインを守る毅然としたあの態度…惚れない人いるの?それに加えて、神官長から配属された灰色神官のフランと、ギルベルタ商会のベンノさん(CV子安さん)による度重なるマインへのお姫様抱っこ…。何度「マインそこ代わって!!」と思ったか!
特に良かった回は、神官長とベンノさんが初めて対面する回や、終盤の騎士団とトロンベ退治へ行く回。騎士団が出て来たらいきなりファンタジー要素が強まって、視覚的にも見応えがありました。
あと、何と言っても最終回ですよね…。神官長がマインの前世の記憶を覗き見るところでやっと、1期と繋がるんだと思ったし、マインに同調し過ぎた神官長が泣いてるのを見て、マインが神官長に抱き着いて…(ちょっとそこ代わってー!!)私も同調し過ぎてメッチャ泣きました…
それにしても、マインが年頃になったらどうなってしまうのか? 年頃になったルッツのルックスを見てから結論を出したいところですが(おい)、神官長とマインがくっついてもいいんじゃ?とか、最終回見てちょっと思いました。そんな恋愛模様も今後描かれるのかは謎ですが、もし第3期があるなら、期待したいし絶対見たいと思います!
■アルテ
これは本当好きな作品でしたね。逆境で頑張る女性主人公アルテ、見てて凄く応援したくなるし、自分も凹んでる場合じゃないなって元気を貰いました。
その上、彼女を拾ったレオの親方ですよ……寡黙で厳しくも優しい男!メッチャ好みな上に、CV小西さんとかもう!!
また、舞台が16世紀のイタリアというのも凄く興味深かったです。私世界史苦手なので全然知らないし、時代だけ言えば私の大好きな室町時代の頃ですから。そういう自分の知らない知識が少し知れる作品て、非常に有難いし興味深いです。
終始アルテの成長物語で終わってしまったけど、私的にはレオの親方との恋愛もちょっと気になるなぁという感じでした。
■乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
ラノベ作品ということで全然期待していなかったんですが(※いかんせん、ラノベ読者の対象年齢と私の実年齢が離れ過ぎているという意味)、タイトルに“乙女ゲーム”と名がつく以上、せめて第一話は見ないと…という気持ちで見始めたら、第一話で見事にハマりました設定がメチャクチャ面白い!寧ろ、「見といて良かった~!」と、自分にGJしました。
“悪役令嬢”と言われて、今までプレイした乙女ゲーに該当するキャラがいなかったので、あまりタイトルにピンと来なかったですが、ようはプレイヤーのライバルキャラみたいなことですよね。
一見とんでも設定のドタバタコメディっぽく思えるタイトルですが、ちゃんとヒューマンドラマとしても描かれていて、ラストも恋シュミゲーあるあるの“隠しキャラ”設定が出てくる辺り、非常に上手いなぁと思いました。もう第2期があるようで、これ以上どう展開するのか全く予想できませんが、2期も必ず見ようと思っています♪
■BNA
設定とストーリーが、動物好き&SF好きな私にはとても面白い&興味深い作品でした。
獣人の世界は、前期で放送されていたBEASTARSや、ディズニーアニメーションのズートピアなんかでも表現されてきましたが、この作品では、人間と獣人の世界が同時に存在していて、そこには歴史があり、その上で成り立つ、人間世界から隔絶されたアニマシティという獣人だけが住む街があり…という設定が、新鮮でした。
テンポが小気味良く進むので、設定の割には深刻になり過ぎないのが良いところでしたが、私的にはもう少し恋愛要素があっても良かったかなとせっかく主人公がJKですし、細谷さん演じる銀狼があそこまでイケメンだと、やっぱりそれを期待しちゃいますよね…
でもそれを加味しても、少しずつ明かされる世界設定にわくわくしたし、非常に面白かったです。
■波よ聞いてくれ
ミナレの性格や台詞が私的にはハマらなかったので、マンガ大賞ノミネート作品としては内容に疑問が残りましたが、それを上回る程の麻藤さんのキャラ…というか、声の魅力ですよね…CVの藤真秀さんのお声が素敵過ぎて、それを聞きたいが為に毎週見ていたと言っても過言じゃないです。
そうは言っても、学生時代にとあるラジオDJにハマりハガキ職人をやったり、ハガキが採用されて地元ラジオにちょこっとタイトルコールするだけの出演(?)なんかもしたことがある私としては、ラジオの世界にかなり親しみというか興味はあったので、それもあって最後まで見たのもあるのかなと。
最終回の展開は正直度肝を抜かれて、非常時のラジオが持つポテンシャルは、興味深かったです。実際自分も大きな災害に遭ったら、ラジオにお世話になるのかな? それともやっぱりツイッター?…そんなことを改めて考えました。
さて。現在まだ進行中のコロナ渦で、放送されたとしてもどうなるかわからない状況ではありますが、一応7月から始まる作品もチェックしてみましたので、ご紹介おば。
(※以下、公式サイトへのリンク貼っておきます)
●富豪刑事
富豪刑事は4月から放送していたんですが、コロナで止まっていました。この作品は筒井康隆先生の原作で、以前ドラマ化もされていますし、アニメも途中まで見て気になっていたので、改めて最後まで見ようかなと。
あと見れないけど気になってる作品と言えば、ネトフリで放送される『日本沈没2020』や、TOKYO MXの『巨人族の花嫁』ですかね…。
7月から始まるアニメは、前情報がない作品(※人気原作作品とかではないの意)ばかりなので、蓋を開けてみるまではちょっとわからないですが、こんな状況下なので余計に、癒される面白い作品に出会えたらなと思います。