右近の日々是好日。

障害者グループホームで働いています。

4月11日(木)のつぶやき

2024-04-11 21:57:30 | Twitterまとめ
4月21日(日)の午前11時から、文京区民センターで、「第20回救援連絡センター定期総会」が行われます。皆様、ぜひ参加してください。よろしくお願いいたします。




「第20回救援連絡センター定期総会」

日時 4月21日(日) 午前10時30分開場
午前11時定期総会開会 12時30分終了

(休憩・昼食後)第二部 講演、闘う現場からの発言
軍事ジャーナリストのMさんの講演「ここまで来た日本の防衛力」

会場 文京区民センター3A室



現在、「なにぬねノンちゃんねる」のyoutubeで、評論家のAさんと、刑法学者のA先生の、重要経済安保情報秘密保護法案についての対談の様子の動画が視聴できます。ぜひご覧ください。

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「目標」

2024-04-06 20:52:56 | 私の支援論
 日本社会で生きる人間は、目指す目標が見出せない状況のなかで、当面、自分の仕事や生活を成り立たせることが求められるという、苦しい状況にあります。どうすれば、良いのでしょうか。


 目標が見出せない、ということは、目標を設定して、目標を実現するために努力しても、自分が生きる状況を改善できる、という見通しを持つことが困難だ、ということでもあります。一方、目標を設定して、目標を実現するために努力をした方が良い、という論理は、社会に存在しています。


 A氏の『福祉の哲学 改訂版』(誠信書房、2008年)では、社会において目指す目標が見失われている状況に対して、人間の要望に応じる社会としての、福祉社会を生み出すことが大切だと論じられています。


 自分が目指す目標を持つこと、自分の要望を表現すること、は、関わりを持っています。自分の目標があることによって、自分はこうしたい、自分はこうしてほしい、という要望を表現することが可能になる場合が、あるからです。一方、自分の意欲が低下すると、目標を持つことや、要望を表現することが、困難になることがあります。相手の要望を聞き取り、他の人間の協力も得ながら、要望を実現していくための実践が、求められています。

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3月13日(水)のつぶやき

2024-03-13 19:33:07 | Twitterまとめ
3月24日(日)の13時から、南部労政会館にて、「第13回 戦争と治安管理に反対するシンポジウム」が行われます。
皆様、ぜひ参加してください。よろしくお願いいたします。



「第13回 戦争と治安管理に反対するシンポジウム」

〈国のかたち〉を勝手に変えるな! 腐敗しきった自民党政権の戦争国家への突進を阻止しよう!

日時 3月24日(日)13時から19時

場所 南部労政会館

資料代 500円

分科会(13時から15時) 
・第1分科会 サイバー・ハイブリッド戦争は超危険!
提起 経済学者のOさんと、社会運動家のIさん

・第2分科会 土足で内心の自由を破壊する刑事IT化を阻止しよう!
提起 弁護士のEさんと、弁護士のYさん

□全体会:戦争国家を創るな! 憲法・近代刑法を破壊するな!(15時30分から19時)
・セキュリティクリアランス法は危ない!
対論 評論家のAさんと、刑法学者のAさん

・国会情勢報告 分科会報告 連帯挨拶など

<集会呼びかけ文>
 今、ウクライナやガザなど世界の至る所で硝煙がたなびき、弾圧がエスカレートしています。生活が極限まで破壊され、私たちの感覚に大きな亀裂が生じています。「台湾有事は日本存立事態」なる岸田政権の悪扇動も続いています。22年暮れに岸田政権は「国家安全保障戦略」など安保3文書と「『世界一安全な日本』創造戦略Ⅱ」を打ちあげました。更に本年2月19日には、その「進展検証」と称して「防衛力の抜本的強化に関する有識者会議」を立ち上げて、大軍拡・戦争増税とサイバー戦争法制定への新たな策動を始めました。
 政治資金疑獄で紛糾する今通常国会は「新たな戦前の到来」とされた1999年を上回る戦争・治安法ラッシュです。通常国会には約10本もの戦争・治安法が上程されます。防衛省設置法改悪(自衛隊統合作戦司令部創設、琉球弧に自衛隊を運ぶ海上輸送軍新編)重要経済安保情報の保護・活用法(国全体を秘密のベールで包み、諸個人のプライバシーを調査する一元的スパイ組織を創る)、地方自治法改悪(想定外の事態に国が自治体に指示権)、プロバイダー責任制限法改悪(ネットの誹謗中傷削除)、刑事手続IT化法(公判・証拠IT化、電磁的記録提供命令新設)、入管法改悪(在留カードとマイナンバー一体化、永住許可要件厳格化)、性犯罪歴照会制度創設法(採用時に教員・保育士ら前歴照会義務付け)、民法改悪(離婚後共同親権制度新設)など、悪法ゴロゴロです。
 検討が始まった能動的サイバー防御法(スーパー盗聴法、サイバー戦争法)と併せれば現代版の戦争国家づくりであることは明白です。政権支持率が14%、不支持率が74%(2.17~18調査)の岸田政権にこんな危険な暴走を許すわけにはいきません。この歴史的転換点をいかに闘うか、どのような抵抗ラインを敷きうるか、が本格的に問われています。敵の策動の全貌を検討・共有し、主体の危機・弱さを共同で総括・克服しなければ闘えない局面に入りました。シンポへのご参加を訴えます。

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2月20日(火)のつぶやき

2024-02-20 20:56:34 | Twitterまとめ
 自分に対して、言われる言葉を受け入れることが難しい、と感じることがあります。相手に対して反発していることも、あります。自分の心や体が強張っていると、感じることもあります。


 他の人も、言われた言葉を受け入れることができないと、悩むことがあるのだろうか。悩んでいても、表に出すことが、なかなかできないのかもしれない。


 H氏の『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』(光文社文庫、2009年)では、緊張や緩和のなかで、自分に対して言ってほしい言葉を行き届かせていくことを模索する、ことの大切さが、論じられています。


 自分に対して言われた言葉について、どの言葉を受け入れるか、選びたいと思う。ですが、選択だとか、想定だとかを超えたところで、発せられる言葉を望んでいる、こともあります。

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「改憲 その2」

2024-01-17 21:40:34 | 私の社会時評
 現在、日本国憲法の、国民主権・平和主義・基本的人権といった理念は、警察や軍事の論理からの攻撃や、理念の実現よりも、現実的対応を重視する論理からの攻撃により、危機的状況にあります。現在の憲法的理念の危機的状況に対抗するには、どうすれば、良いでしょうか。


 現在の日本社会では、国民や市民が、話し合いによる問題解決を行うことよりも、強い権力により組織をまとめることにより、問題解決を行うことを求める意識が強まっています。一方、強い権力によって組織をまとめ、問題解決を行うことは、社会的な強者の横暴を許容し、国民や市民の人権意識を後退させることになります。


 S氏の『9条改憲 48の論点』(高文研、2019年)では、憲法9条の改正をはじめとする、統治の論理を優先させ、人権意識を後退させる、日本社会を「戦争ができる国家」としようとする動きに対抗し、権力の暴走を許さず、現行の日本国憲法の国民主権・平和主義・基本的人権の尊重といった理念を発展させる運動を展開することが大切だと論じられています。


 現在の日本社会の社会運動にとって必要なのは、社会的な強者の横暴を批判すると共に、国民や市民が話し合いをよる問題解決を行う経験を一つひとつ、積んでいくことでしょう。従来の社会運動の理念や論理と格闘し、新しい社会運動の可能性を、つかんでいくことでしょう。


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12月5日(火)のつぶやき

2023-12-05 23:37:56 | Twitterまとめ
 面白くないと、感じることがある。自分にとって、面白いことはあるはずだ、と思っても、面白くないと感じる思いは、なかなか消えることはない。どうすれば、良いだろうか。


 疲労や、不平不満が強いと、物事を、良く見ようとする意欲が弱まることがあります。物事を良く見ないことで、疲労や、不平不満が、更に強まることがあります。ですが、疲労や、不平不満が強い状況では、物事を良く見ようとする意識が、なかなか持てない。


「自然という書物」では、自然の姿や形を良く見て、読み解く過程を通じて、自分の自然に対する認識を変容させ、恵みと害悪を与える存在としての自然に対処する術(すべ)を修得することについて考えさせる表現がされていました。


 社会の中で、苦しい状況であっても、生きるということは、どういうことか。一つの術(すべ)としては、自分や、相手にとって、面白く、興味深く、楽しいことを見つけるために、状況を良く見る、ということです。

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「要望 その2」

2023-11-27 23:15:14 | 私の支援論
 自分も、相手も、切実な思いを抱えることがあります。ですが、思いの切実さというものは、なかなか伝わらないこともあります。切実な思いに向き合ったり、受けとめたりするすることを回避しようとする意識が、働くこともあります。


 自分の思いというものは、なかなか言葉にならないことがあります。思いが言葉にならない、ということは、積極的な意味合いを持つことがあります。思いが言葉にならないことで、思いの意味合いを豊かにすることが、できることがあります。


『社会福祉士』第27号(公益社団法人日本社会福祉士会、2020年)に掲載されているO氏の論文「高齢期の精神障害をもつ人の地域生活に関する研究~就労継続支援B型事業所を退所後の社会参加と支援者~」では、支援を必要とする人間と関わり、よく見る過程において、明らかになる、支援を必要とする人間の要望に応じるための支援を行うことの大切さが、論じられています。


 自分の思いや、要望を抱える、ということは、苦しいことです。ですが、思いや、要望を、性急に表に出しても、問題の解決や改善にならないことがあります。大事なのは、関わりや、よく見ることの過程において、明らかになってくる思いや要望に対して、一つひとつ対応していく、ということ、ではないでしょうか。

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10月29日(日)のつぶやき

2023-10-29 23:27:42 | Twitterまとめ
 言葉が、力を失いつつあるのは、なぜでしょうか。言葉が、ある種の貧血に似た雰囲気を漂わせているから、ということが一つの要因だと、私には思われます。


 言葉が力を失いつつある状況は、人間が生きる現実が力を失いつつある状況とも、関わっています。現実を取り巻く状況が、力を失い、元気をなくしています。


 H氏の『現実入門 ほんとにみんなこんなことを?』(光文社文庫、2009年)では、現実を表す言葉が力を持つためには、言葉を取り巻く状況を緊張させたり、緩めたりする過程において、言葉を取り巻く状況に養分を補充することが大切だと論じられています。


 言葉を取り巻く状況に、他の人から養分を補充してもらうことは、悪いことではありません。一方、自分が用いる言葉を取り巻く状況に、自分で養分を補充することもできると、私は考えます。

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「改憲」

2023-09-25 21:56:13 | 私の社会時評
 日本社会において、市民運動や、社会運動はどのように行われ、展開していけば良いのでしょうか。各地において、市民運動や、社会運動の理念や情熱、方法や、やり方が模索されています。


 日本社会における、市民運動や社会運動の中心的なテーマの一つが、日本国憲法の平和主義の理念を、どのようにして守り、社会に根付かせるか、ということです。ですが、現在、日本国憲法の平和主義の理念は、安全保障の論理や、軍事・警察の論理による攻撃や、理念の形骸化により、危機的状況にあります。


 S氏の『9条改憲 48の論点』(高文研、2019年)では、日本社会を、統治の論理を優先させ、人権意識を後退させる「戦争ができる国家」に変質させる改憲運動に対抗し、憲法9条が掲げる平和主義の理念を守るための運動を展開することが大切だと、論じられています。


 日本国憲法の平和主義の理念は、他国からの軍隊の進行に対抗する手段を放棄する、非現実的なものだと非難されます。ですが、自国の軍事的組織の継続的な増強により、危機意識を常態化することによって、人権意識を訴えることや、話し合いによる問題解決の努力を行うことを困難にすることも、一つの現実です。

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8月29日(火)のつぶやき

2023-08-29 21:41:47 | Twitterまとめ
 人間が、自然を観察し、自然の姿や形を明らかにしようとするのは、なぜだろうか、自然を観察し、自然の姿や形を明らかにしようとする過程において、自分や相手の、苦しみや哀しみや、生きる状況を明らかにしたいと思うからでは、ないだろうか。


 自分の物事についての考えを発展させたいと思っても、うまく発展させることができない。自分の過去の経験や失敗について、いつまでも引きずってしまう。自分の心や体の傷が、痛んで、苦しい。どうすれば、良いだろうか。


「自然という書物」では、自然の形や姿を観察し、読み解き、描く過程において、自然に対する人間の認識が変容する状況が、表現されていました。


 苦しみや痛みのなかにある人間は、自分なりの、苦しみや痛みへの対処の仕方を持っています。苦しみや痛みへの対処の仕方を知ることは、必ずしも、苦しみや痛みについての本質的な解決につながるとは、限りません。ですが、自分や相手の、苦しみや痛みへの対処の仕方を知ることは、苦しみや痛みといった問題と向き合い、一つひとつ問題を改善する手がかりとなることがあります。

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