HORIの左手キーパッド TACTICAL ASSAULT COMMANDER F14 が届いた。

FF14向けに開発されたものだが、既に生産中止済で現在プレミア価格のついている伝説の左手キーパッド Logitech「G13 Advanced Gameboard」 の代替品後継機として期待され今年6月に受注生産限定品として予約が受付されたものだ。

 
予約してから手元に届くまで5か月!
 
早速、今現在愛用中のマクロ機能も何もない2千円ぐらいの青軸左手デバイス(左)になるべく忠実にタクティカルアサルトコマンダーF14(右)のキーコンフィグを設定。
上の画像の通り本来キーの印字はないためレタリングシールで貼り貼り。
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キーコンフィグの設定はアカウント作成もログインも不要の専用ツールで簡単プリセット。
USBで本機をWindows PCに接続し、ソフトウェアを起動、元から使っているキーボードのキーをポチポチ押すだけ。
全部で8パターン登録しておけるのでゲームによって使い分けても良い。
PROFILE1、2、3、、、の名前を任意で変更できると嬉しかった!
何のゲーム用にセットしたものなのか判ると後で自分が助かる。
 
※オンボードメモリではないためゲーム中に専用ソフトウェアを起動しておく必要がある。
USBポートに本機を接続したら勝手にバックグラウンドで動いてる。
 
※オンボードメモリではないためPS4だとデフォルト設定でしか使えないと思われる。
試してないから知らんけど。
FF14はゲーム内キーコンフィグで設定できるらしい。やってないから知らんけど。
 
ちなみに。ゲームによるかもしれないが[Keybord+Analog]モードでPCに接続するとキーボードではなくコントローラーとして認識されてしまい、ゲーム画面上には「LBボタンを押せ」と表示されているのにわたしはSpaceキーを割り当てた「16」を押さなきゃいけなくて、わたしが大混乱!PCも大混乱!
 
とりあえず、いつものキーポジション。WASD。
 
しかーし!!ここで問題発覚。
早速テストプレイしてみたのだが、親指が!!親指がしっくりこない。
上の画像をアップにして見て頂くとわかるが、このキーポジションだと親指の側面しかアナログスティックに接していないのである。
側面しか当たってないので力が入らないし滑る。
確認のためXbox Oneのコントローラーをいつものように握ってみたが当然L3スティックは親指の腹でしっかりと捉えていた。
だよね、普通は親指の腹で操作するよね。側面じゃないよね。
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このタクティカルアサルトコマンダーF14、アナログスティック部分は横にスライド可能で距離を調整できる。
が、角度や傾斜は調整できないのである・・・。
何でや・・・ここまでやったら最後まで拘って欲しかった・・・。
 
とにかく、いつものWASDポジションで指を置いてしまうと親指はどうにもならないことが確定。
逆に考えるんだ!親指がしっくりくる位置から逆算して他のキーを決めちゃえばいいんだ!!
 
親指に正直に指を置いてみた結果↓
 
これなら親指の腹がしっかりとアナログスティックの窪みを捉えているので滑って操作ミスをすることもない。
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スティックで移動するならWASDキーは不要なため、いっそ思い切って赤枠のキーと数字1~5しか使わないキー割り当て。
数字(アイテム切り替え)についてはマウスのM3に振ったほうがいいので使う機会は少なそう。
というか、ただでさえ親指右側面で押す感じになるのでスティックの更に右外側にあるあのボタンどの指でどうやって押すのか謎。
一応「M」にしてみたけど走りながらマップ開けないな;
 
最近のアクションゲームだと大体下記のような操作になるんでないかと。
ゲームによっては「Q」「E」で回転させたりするけどまあ指届くし。
「T」でテキストチャット?「V」でボイスチャット?知らん!どっか指の届くところに設定しろ。
 
アナログスティック…親指(移動)
Space…人差し指(ジャンプ/アクション)
Q…人差し指(セカンダリアビリティ発動)
R…中指(リロード/アイテムを捨てる)
E…中指(アビリティ発動/アクション)
Shift…薬指(走る)
Ctrl…小指(しゃがむ)
 
ただ、6月予約時点ではまだキーボードでのゲームに慣れておらずよたよたしていたのでアナログスティックに惹かれて予約したが、あれから5か月、キーボードに慣れてしまった自分はFPS(一人称視点)は素直にいつものキーボードのほうが簡単だと思ってしまった。
TPS(三人称視点)には使ってもいいかなと思うがこのアナログスティックに慣れるにはWASD移動と同じぐらい練習が必要と思われる。
結局練習して慣れるしかないので、そう考えるともうずっとキーボードでいいじゃん…となる製品であった。
 
あと、横から見た写真をご覧いただくと判るが、吉田Pが手を置き易いよう形に拘った結果なのだろうがかなり高低差がある。
高い位置にあるキー=キーストロークが深い。
低い位置にあるキー=キーストロークが浅い。
つまり、強く下まで押さないと反応しないキーと、軽くタッチするだけで反応するキーが混在しているのだ。
まあ、ここは慣れだと思うし自然と指が覚えてくれそうな気もする。

キーの押し心地とか今時メンブレンとかは2千円のキーボードでゲームしてる自分にはどうでもいいのだが、本当、親指!親指に傾斜付けてくれるだけで、ただそれだけで良かった!!!!
次回作に期待。
 
その点ではRazerのほうがいいのかな。
スティックが上向きでなく本体側面に付いているので無理なく親指の腹で押せる。
オンボードメモリじゃないとかソフトがダメとか耐久性に問題ありみたいなレビューもあって迷うけど。

 

もしくは、TACF14のアナログスティックにカバーを被せて斜めにカットして削って傾斜と窪み付ければ親指の腹にジャストフィットするのでは?ということでワンチャン注文してみた。



11/29追記

‪スティックカバー+12mm装着したらWASDのキーポジションのまま親指の腹でスティック操作できるようになった!!大正解!