すずめのどんぐり

オットひとり ムスメ(はぼ)が小6、 ムスコ(ぐり)が小1。絵日記でしたが、さぼり中。

小学2年生のなわとび

2020年02月26日 | ムスコ7歳~8歳(小学2年生)
Street Pianist Natalie Trayling - Among the People

小2ムスコとなわとびのことを覚え書きしておきます。 ムスメの小2のときのここに書いた記録が けっこう役に立ったので。 書いておいたところで つぎの子はいないので、 役に立つ予定はないんですが。 ちなみに ムスコが1年生のときはこんなカンジでした。

マラソン大会がおわると、 こどもたちの体力づくりは つぎのなわとび大会に向けての練習にうつります。

ムスコは なわとびに苦手意識があるらしく、 必要最小限の練習しかしようとしません。 うちでも 声かけはしますが、 「おなかいたいから いまはやめとく」 とかそんなカンジ。 わたしも なわとび苦手だったから きもちはわかります。

うちはね~ なまじ上の子が がんばりやさんだから、 下の子がついぐうたらに見えちゃうんですよね~・・・・ がんばっても結果がでなさそうなものを 「ここはがんばらない」 って箱にいれるのも 世をわたってくうえでだいじな処世術なんですけどね。 ぎゃくに、 上の子ががんばれるのは がんばれば結果がでそうだという見込みがあるからですよね。


まあなんとかやりすごしてくれたら それでいいかな、 くらいにおもっていたんですが、 なわとび大会が近づいてくると、 ともだちのあいだから 目標を達成したら ごほうびに〇〇を買ってもらう系のハナシが飛びかうようになったんです。

もちろんムスコも 「ボクもゲーム買ってほしい!」 ていいますわね。

いやしかし、 ごほうびをあげるとなると ハナシはかわってきます。 キミはありのままのそのままでぜんぜんいいけど、 ごほうびとなると ひとがんばりして その成果を見せていただかないことには。 そこは取引の世界です。

というわけで、 達成目標をたてることになりました。

持久とびと技とびという2つの部門で それぞれ記録を競うんですが、 まずは持久跳び。 去年とちがう形で競うことになったので、 去年の記録は指針にならないため、 先生と相談してくるようにいうと、 ちゃんと相談してきて (この子のこういうところ、 すごい!)

「30秒」 つづけて跳ぶ

ことを目標にしました・・・・・・・ と、 そこに ムスメの物言いがつき、 「30秒って 保育園児レベルやん。 せめて 1分は跳んでよ」

う~ん・・・・ たしかに ムスメから見たら じぶんは必死でがんばったのに、 がんばらない宣言をして あるかないかみたいな目標をたててもらって ほめてもらって ごほうびまでもらえるおとうとに 理不尽なものをかんじてもしかたがないかな。

まあ、 じゃあ 必要条件 30秒、 十分条件 1分、 てことで、 期間のがんばり度を加味して 最終審査いたしましょう (というふうに ムスメを煙に巻いた)。

つぎは 技とび。 これは チャレンジしてね、 という意味のものなので、 まあなんでもいいっちゃなんでもいいんですが、

「交差とびとあやとびにする」

・・・・・ちなみに どちらもまだ1回もとべてないそうです。 まあでも、 「わざ」 っていうくらいだから たしかにそのへんが最低ラインかな。

そして、 子育てのメンドウな側面なんですが、 いっしょに目標をたててしまうと、 親はその目標達成のためのフォローをしなくてはいけなくなるんです。 だから ふだんは うちは放任なのよ~・・・・・

ユーチューブで 交差跳びとあやとびのマスター方法をじっくり見て (わたしが!) 両腕を深く交差して カラダにくっつけて 手首だけの力でなわをまわすことがコツのようなので、 なわとびを一本切って まずはまわす練習をえんえんと。 それにジャンプをつけていって・・・・・

とかしていたんですが、 そのころ インフルで体育が中止になったり 学級閉鎖したり という時期がかさなってしまい、 結局は みんなあまり練習する間がないまま なわとび大会になってしまいました。

ムスコは 持久跳びで なんと58秒! つづけて跳ぶことができました! あと2秒だったのにとくやしがっていましたが、 そんなに長い時間跳んだのははじめてだったそうで、 ムスメも ごほうびに納得してくれました。

技とびは 完成にまにあわなかったので、 当日は べつの跳び方をチョイスしたそうです。 うしろとびと片足跳びだったかなにか。 交差跳びとあやとびは 後日 完成して、 5回ほどずつ跳べるようになりました。



今回は がんばって目標を達成したといういい体験になったとともに、 ムスコに 

交渉しだいで 目標はどうとでも下げられる

という世渡り術をさずけてしまったようで、 随所で その腕を発揮しています。 親から見ても 期待値を下げる天才 です。 のちのちも役立ちそう。 まあでも、 手の届く目標をたてて 具体的にがんばれるってのは、 いいことなんじゃないかなと。


ムスメっこのほうが、 「期末テストトータル450点以上だったら ごほうびに本買って」 というので、 にやにやと安請け合いしてやると、 試験後

「計算してみたら 450点以上って 全教科90点以上ってことやんか! ムリにきまってるやろ! なんで言ってくれないのよ!!」

とキレてました。 キミはキミで 虚空に 手を伸ばしつづける人生を送ってくれたまへ。
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2 コメント

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娘さん (Unknown)
2020-02-26 15:38:19
目標高く、設定していくという気持ち、偉いね!頑張ったは何か、ご褒美もらえることは、具体的な行動できて、もっと高みを目指せるし、人生に役立つよね、絶対!頑張りやさんの良い子たちやね!なでなで!
コメントありがとうございます~ (こげ)
2020-02-27 09:57:25
なでなでありがとうございます
結局ムスメの試験結果は448点で、あと2点たりなかったとはいえ
あっぱれなものなので、ごほうび買ってあげるよというと
約束だからいい、つぎのたのしみにとっとくそうです。
え~ なんか買ってやりたい~・・・・

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