今でも鮮明に憶えている問題(というか答え)があります。
それは、
『一昨日』の読みを答えなさい。
だったか、とにかく、
『きのうの前の日は何か』
という問いに、(あ、問題忘れてるじゃん)
私は当時、
自信満々に
『おとつい』
と書きました。
それなのに、
ピンをくらって、面食らいました。
普段、話し言葉で、誰もが「おとつい」って言っているのに、
なぜ、間違いなのか、全く理解できず、
先生に、即、抗議をした憶えがあります。
(ということは、低学年?…読みではなく、きのうの前日かな…)
すると、
先生は「おとついは方言で、おとといが正しい」と言ったのです。
それを聞いた時の衝撃と言ったら…
それだけのことで100点を逃した悔しさと言ったら…
そう、
だからか、大人になっても忘れない。
一生忘れない。
後に、調べてみたら、
「おとつい」は主に西日本で使われている言葉で、本来の語源はこちらにあるのに、
転じて「おととい」と言われるようになった方が標準語として残っているという…