寝苦しい夜が続きますね。
アクロバティックな寝相を毎夜披露しております。きりんです。
ベッドの大半を私が使用、夫は端の方で細〜くなって寝ているらしいです。面目ねえ。
昨晩、またまた変な夢をみて起きてしまいましてね。
バレーボールの練習試合だったの。
場面はごく普通の学校の体育館。
ちょっと背伸びしたら頭のてっぺんが飛び出してしまうくらいの低〜いネット。なので、おそらく体育の授業レベルの対抗戦。
対戦相手は、色とりどりのヒジャブ姿(長いスカーフで髪を覆い隠すアレ)の女子チーム。
雰囲気としては、異文化交流の一貫みたいなかんじで和気あいあいとした空気でした。
いよいよ試合開始です。
さあ、相手チームのサーブだ! しっかり守るよ〜!…と思った時。
相手チームの前衛がひとり、何やら歌を歌いながらネットの下をくぐってこっちのコートに乗り込んで来たの。
「オイオイ、反則じゃん?!」と主審を見ると、首を振っている。どうやら反則ではないらしい。
まぁたしかに、まだ笛を吹く前だし、反則とも言い切れないのかな……なんて戸惑っていると。
相手チームはひとり、またひとりと、こっちのコートに侵入してくる。コート上のメンバーのみならず、向こう側の人たち20人以上が声を合わせて歌いながら、じわじわと詰め寄ってくるの。
律儀にみなネットをくぐり、ハニャホニャした響きの歌を可愛らしい声で歌いながら、しずしずと。
ヒジャブはパステル系の色が多かったし、歌っている彼女達はみな微笑んでいたので怖くはなかったのですが……なんだか妙に圧倒されてしまう。
やがてこちらは後衛まで押し込まれ、さすがに反撃を考える。
しかし向こうは20人超、こっちは6人。多勢に無勢である。
こうなったら声量で対抗するほか無い。
脳内検索1秒、ひらめいた!
肚に響く重低音、日本の誇る至高の名曲「宇宙戦艦ヤマト」で勝負だ!!!
隣に居たチームメイトの肩にポンと手を置き、「行くわよ」みたいにアイコンタクト。
頭の中にはファンファーレにも似たあの勇壮な前奏が流れはじめる。
生ける伝説、ささきいさお大先生よ、どうか我らに力を!!!
……口をついて出て来た歌は、「サンドぉぉぉぉ バァッグにぃ〜…」
「あしたのジョー(by尾藤イサオ)」の主題歌でした。
心の中で「いさおが違ーーーう!」と叫んだところで目が覚めたのでした
ほんと、夢って不思議〜
……じゃなくてさ!!
なによこの夢。そもそもバレーボール関係なくなっちゃってるし。
大体今どき、ささきいさおだの尾藤イサオだのと、誰がわかるのよ?!
(わかるのって、同世代の一部の方々ぐらいよね?)
でも、ヤマトよりジョーの方が、音程的に女子には歌いやすいかもね?
……じゃなくてさ!!
初っぱなから突っ込みどころ多過ぎて、なんだかもう………
「あしたはどっちだ?」って、こっちが聞きたいわよー!
そんでもって、あしたのジョーも名曲よー!