神在月の出雲大社と七五三 | 転勤族の妻 14年ぶりの東京生活

神在月の出雲大社と七五三



先月
両親が広島に遊びに来たので
父が行きたがってた
出雲大社に行ってきました

出雲大社は
島根県にあるのですが
広島からだと
そこまでは遠い場所ではないので
もう私3回目になりました


でも今回
たまたま行った時が
神在月で
今までで一番混んでいました

以下説明


旧暦10月は
全国の八百万の神々が
出雲の国に集まる月

他の土地では
神様が留守になるので
神無月といいますが
出雲では神在月と呼びます

神々が集う出雲の各神社では
「神迎祭(かみむかえさい)」
に始まり、
「神在祭(かみありさい)」
そして、全国に神々をお見送りする
「神等去出祭(からさでさい)」
が行われます。






出雲大社正面

右側見ると










神在祭
って書いてあります



何も下調べしないで行ったのですが
1週間しかない神在祭の期間だったんです。
この期間のため
普段は空いてない
全国各所から来た
神様が滞在している
スペースとかが
祀られていて
ものすごい行列ができていました



日本各地の神々が
出雲に来てるなんて
すごい!!!
と思うんだけど
もうとにかく
人が多すぎて
神聖さなんて感じる余地なし
って感じで

神在月の出雲に行くなら
早朝とか
人がいない時間に行かないと
神秘的な空間は楽しめないかなと思います





我が家の人たちは
特に
強く縁結びを願ったり
しているわけじゃなかったので
あちこちにできてる
行列には並ばず
こちらに急ぎました















しめ縄

出雲大社といえば、、、
な大しめ縄です

やっぱりこれは壮観です。
しめ縄好きなので
これ大好きです









この角度から見るのおすすめです

下からのぞくと
圧巻なんです



以前
出雲に行く前に
ちょこっと
日本神話について調べたことがあったので
わが夫婦少しだけ知識があってね
長女に

日本神話の話とか
日本における
神様の存在について
とか
一神教と多神教の違いとか
ちょっと飛躍して
靖国神社の成り立ちとか
大宰府の話とか
相当広範囲にわたる日本の神について
話をしてあげたんだけど
全然興味持ってなかったよね



日本史受験した夫婦なので
割と好きな分野なのだけど
子供にはまったく
響かなかったです

面白いんだけどなーー
日本の神…







この日は天気が良くて





巨大な国旗が
美しかったです




出雲って
雲が出るって書くし
山陰地方というだけあって
わりと曇りがちというか
あまり晴れているイメージなかったんだけど
この日はとてもいい天気でした






ただ
特別な期間
神在月ということで
本当に混んでて


出雲そば食べようということになったんだけど
めちゃくちゃ混んでて
何軒か売り切れていたり
見送ることになったりして
結構大変でした


結局
数時間待って
ありつけましたが
お昼の時間はとうに過ぎていました







ようやくありつけた
出雲そば

出雲そばの定義が
よくわからなかったけど
たぶん、この丸い入れ物に
はいってくるのが
出雲そばのようです













この日の次女
マリメッコの服着せていったんだけど
ふと見たら
イロイネンタッキ(ハッピードレス)が
こんな風になってて






各ポケットに
お守り入れてきてて

なんで?
と聞いたら
「だって、神社に行くんでしょう?
私が持ってる神様連れて行かないと」
とのこと。

今まで買ってもらった
各地の神社のお守りを
連れていきたかったようです

面白いことするよねー









そんな次女
出雲大社近くの売店で
ものすごくほしがったものがあって



これ




参拝記念
って書いてある鈴(?)

なぜだかこれをすごく欲しがって

微妙に高いし
買いたくないって言ったんだけど
ジイジに交渉して
結局買ってもらってました

変なもの欲しがるよねー









広島と出雲の間にあった
道の駅にもよりました







道の駅たかの


ここの道の駅
すごく頑張ってて
たぶん地域の人たちが参加して
すごく盛り上げている道の駅でした


売店が充実してたな




こんなのとか



焼きたてアップルパイとか
アツアツの食べられました





室内の野菜もいっぱいありました


この時期は
大根がものすごくたくさんありました




この写真のは切られてるけど
葉っぱ付きの立派な大根もあったので
買って帰りましたよ

私は大根の葉っぱは
ナムルにして食べるのが好きです



あとは
国産のパプリカとか
ちょこっと珍しい野菜も買えて
楽しかったです




+




父と母が広島に来るときに
飛行機から見えたという
富士山




きれいに見えたみたいです

天気のいい日に飛行機乗っても
毎回富士山がみられるわけではないので
いいの見られてよかったです






+




この時両親が広島に来たのには
訳があって

今年次女の七五三だったんです
その参拝のために呼びました


が、
うちの次女
私が7歳の時に着た着物を
どうしても気に入らないと言い出して


友達にね
日本髪結ってもらえる美容院も
紹介してもらって
着物もって打ち合わせにもいったんです
そこで次女にも初めて
着物見せたら
「この着物は嫌だ」と
断固拒否しだして


結局
最後まで説得できなくて
七五三やめることにしました




次女が心に決めた
着物の色とか小物があったみたいで
ひとまずね
美容院の予約は生かしたまま
スタジオ予約して
好きなの着せて写真撮って
それで満足させようとしてね
姉妹連れていったんです




撮った



長女も今年10歳で
1/2成人式とやらの年だったし
二人で着物きせて
撮ってもらいました
長女は袴



次女は
念願の水色の着物を見つけて
かつ
色も指定していた
水色の傘も持ってね
写真が取れて




大満足していました


が、
ここでも
日本髪を断固拒否して

といっても
スタジオなので
日本髪風のまとめ髪なんだけど
それすら
嫌がって
結局最後
「いつもママがしてくれるミイみたいなお団子がいい」
と言い張り
本当に
私でも作れそうなお団子ヘアーを
作ってもらって撮影になりました



この撮影で
次女を満足させて
七五三本番に挑もう
と思っていたんだけど
日本髪の拒否っぷりが
すごかったのと
うちの着物を全く気に入ってくれないのとで
もう私も力尽きてしまって
あきらめることにしました


スタジオで
着物を借りることも今の時代
できるんだけど
私どうしても
あの
化繊でできた
テカテカの着物が好きになれなくて

布好きなので…
布は触り心地も含めて
価値を見出すもの
なので
どうしてもポリエステル
みたいな着物が嫌なんです
あれ着せてお参りいくくらいなら
行かなくていいと思って



当初の計画では
私が子供のころ着た
絞りの着物着せて
日本髪結ってもらって
長女の時みたく
厳島神社にお参りにいこう
と思って計画していたんだけど

次女、こんなだし
しかも
今厳島神社、改装中らしく
写真みたら
あの海に浮かぶ有名な鳥居が
ビニールハウスみたいのかぶってて

わざわざ行くことないかな
という状態で



イロイロなパターンの
方法を散々考えたりしましたが
なんかもう
「ご縁がなかったのかな」
と思うことにして

七五三は
スタジオの撮影をもって
終了とする
ことにしました




こんなことになったけど
本来なら七五三だった次女

次の儀式みたいのは
成人式になりますね…

なかなかこだわりが強くて
めんどくさいこと多々あるけど
(私に似たのかもしれない…)

これからも
すくすくと
こだわりは持ちながらも
いい具合に世間と
折り合いをつけながら
幸せな人生を切り開いていってほしいと
願っております









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