亡き義父がついてきた椅子
ちゅりーっす♪
…の続きです。
※怖い話ではありませんので、
お気楽にお読みください
こちらを合わせて読んでいただくと
今回の話がより楽しめますので、
お時間がある時に、ぜひ
↓ ↓ ↓
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引っ越しの日。
すべて運び込まれて
引っ越し屋さんも帰り…
ひと息つこうと
夫はコーヒーを淹れる準備
私は、椅子の前に
しゃがんでいました。
ラグの位置を調整するため、
椅子をほんの少し動かしたの。
この椅子ね。
椅子をずらした瞬間。
私の目の隅っこにちらっと、
はらはらはら~と
何か動くものが映ったの
何だろう、蝶々?と
動いた方に目をやると
床に小さな白いものが。
こんな感じで落ちてました。
※再現画像※
なーんだ、紙の切れはしかぁ。
でも、運び込んだばかりの椅子に
いつ、どうやって紙切れが…??
訝しがりながら
拾い上げたついでに
何の気なしに裏を見ると、
パパだったの~~
1947年って書いてます。
ママと結婚した年のパパ
この写真は確か、
両親亡き後に夫が引き取った
大量の写真の中の一枚です。
でも!
両親の写真類は一枚残らず
まとめて段ボールに入れたはず。
それが、なぜ、
この一枚だけ今、ここに???
たとえ、何かの手違いで
段ボールに入り損なって
椅子にひっかかっていたとして、、
引っ越しでの運び出し中も、
トラックの中でも運び込み中も、
衝撃がすごかっただろうに。
しかも
私が椅子の前にしゃがんだのを
見計らったように現れるなんて。
タイミングよすぎない?
パパったら、
よっぽど一緒に来たかったのね
と私が笑ってると、
夫が予想外の言葉を
うん、僕もそう思うよ。
彼はソファーや長椅子が嫌いで
家でも知人宅でもどこでも
一人用の椅子に座ってたんだ。
だから、うちに来たとしたら
絶対にこの椅子に座るよ。
それを聞いた途端、
激しく揺れる引越し荷物の中で、
この椅子は俺のだ!とばかりに
必死にしがみついている義父
…の姿が浮かび、可笑しくて
さすがパパだね、彼らしいね。
若き日の写真で現れたのも、
自分は常にこの若さだ!
という自己アピールかもね。
と夫と笑っていました
笑いながら、
ふと目に入ったのは
机の上の写真立て。
それを見たら、
なぜ他の年代ではなく
新婚当時の彼がついてきたのか。
わかっちゃった…気がしました
原因を作ったのは
私だったみたいです
つづく
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