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未来の夢から過去を知る
ちゅりーっす♪
日の出直前の空から…
日の出の空へ。
*～*～*～*～*～*～*～*～
数年前のある朝。
夫が言いました。
すばらしく良い夢を見た
まだ夢の余韻に浸っている…
という表情で彼が話してくれた
その夢は…
夫と私が、
二人がぴったり乗れるだけの
小さな小さな船に乗り込み、
果てしない宇宙空間を
ただひたすら遥か彼方へと
長い長い旅をしていて
ただただ飛び続ける船の中で
例えようのない幸せに満ちあふれ、
このまま永遠に飛び続けていたい…
…というものだったそう。
”二人で飛び続けている”
たったそれだけの夢だけど、
至福の時だったそうです
幸せな夢でよかったね～
と言うと同時に、私には
これを聞いて、
思い出したことが！
私ね、このブログで今まで何度か
生まれる前の記憶を書いていて、
その都度、
同じような記憶を持つ人たちから、
コメントやメッセージをもらってきました。
世の中には、
驚くほどたくさんいるんですよ。
生まれる前の記憶がある人や
大人びた感覚のまま生まれた人。
このせいで、周囲と馴染みにくく
寂しい子供時代を送ってきた人が
そこらじゅうにいるんです！
ほとんどの人が、
”今まで誰にも話したことないですけど.”.
と言って、話してくれました。
その中の
何人かに共通してた記憶が、
自分だけが乗った
カプセル状の宇宙船で
長い長い旅をした末に
地球に生まれ落ちた…
なかなか地球になじめず孤独で、
早く迎えに来て！と願っていた…
そんな内容だったの。
夫の見た夢は
その人たちの記憶とは真逆で、
地球から離れて行っていて、
孤独ではなく至福だけど、
小型の宇宙船のようすとか
果てしない飛行旅をしているとか…
逆だけど、そっくり！
だからね、
冗談半分で聞いてみたの。
もしかして、だーりんも、
遠い宇宙から長旅をしてきた
記憶があるんじゃないの？
それまで一度もそういう類の話を
彼から聞いたことなかったので。
そんな記憶、ないよ～！
と笑うだろうと思ってたんだけど。
夫の反応は意外なものでした。
彼は一瞬、
何かを言いかけた後、
少し戸惑った表情を浮かべ、
黙り込んでしまったんです。
黙り込んだ彼はその時、
真剣に言葉を探していました。
彼の中では日常的に
当たり前に起きていたけれど、
親にも友にも誰にも話すことなく
長い年月が経っていたこと。
自分が経験してきたことを
鮮明に思い出すのは容易でも、
それを伝えるために
言葉に置き換えて表現するのは
とても困難な作業だったそうです。
数分後。
夫は静かに口を開きました。
***つづく***
続きは、こちらです。
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