国宝・彦根城へ。琵琶湖を望む現存天守に浪漫を感じる休日☆関西周遊旅行記②【2020.9.15】
※【関西周遊旅行記①】の続きになります。
この旅2日目となる9月15日(火)、ホテルで朝食をいただいてから彦根の街歩きに出発。日頃の行いが良いからか(笑)、天候にも恵まれました。駅前の大通りの向こうには、彦根のシンボル・彦根城の天守閣がチラリと見えてさっそくテンションが上がります♫
ホテルから数分歩くと、まずはこちらの「滋賀県護国神社」が見えてきました。
こちらは明治9年に創建された、滋賀県出身の戦没者英霊を祭祀する神社になるそうです。
この護国神社を抜けると、白い城壁とその向こうに 彦根城 の天守閣が再び見えてきました。
お堀に石垣と城壁が綺麗に映ってました。天気がいいって素晴らしいですね。
こちらは藩主の馬などを常備した馬屋。国の重要文化財に指定されているそうです。
中はL字型の造りになっており、21頭の馬が収容できたんですね。
そしてこちらが彦根城の表門。観光客の姿もほとんどなく、ありがたい限りです。
ここに彦根のゆるキャラ「ひこにゃん」の出没情報がありました。このあと10時30分に会えるようなので楽しみですね。
「表門橋」を渡り、天守閣のある本丸を目指します。
入場券を購入して敷地内へ。ゆるやかな坂を登っていきます。
歩くこと数分で、石垣と櫓が見えてきました。体力が落ちたのか、ここでもうハァハァ言ってましたね(苦笑)
目の前には木造の素敵な橋が見えてきて、少しづつテンションが上がってきます。
橋の下をくぐってぐるりと回ってくると、目の前には「天秤櫓」が見えてきます。その前にあるのが、先ほど下をくぐってきた渡し橋ですね。
天秤櫓を潜り「太鼓丸」へ。
先ほどの「天秤櫓」は、中が見学できるようになっていました。覗いてみたいと思います。
当時の様子を残し、重要文化財に指定されている天秤櫓。靴を脱いでさっそく中へ。
造りはシンプルですが、やはり歴史を感じさせてくれる内観にはロマンを感じます。
先ほど渡ってきた橋を眺めます。当時の武士たちも、ここから中へ入ってくる人の様子を見ていたんでしょうね〜
天秤櫓を後にして更に奥へ。少しだけ天守閣が見えてきました。
こちらは「太鼓門」。桃山時代の建築になり、重要文化財に指定されています。
そして太鼓門をくぐった先にはひこにゃんのパネルと、彦根城の天守閣が見えてきました!天候に恵まれたのももちろんですが、観光客の姿がほとんどないことにもテンションが上がります♫
1622年に彦根藩主・井伊直継によって築かれた彦根城。その天守は当時の姿をそのまま残し、松本城・犬山城・姫路城・松江城と並んで国宝に指定されています。
3年前に行った松江城以来となる現存天守。入口で再び靴を脱ぎ、さっそく中へ。
まずは現存天守名物の急階段が出迎えてくれました。ワクワクが止まりません♫
現存天守の中へはこれまでにも何度も入ったことがありますが、当時の城主が見たものと同じものを見ているというところが魅力的なんですよね☆
割と広めの廊下を歩きます。
幕末の彦根藩主・井伊直弼の像がありました。幕府の大老として日米修好通商条約に調印したり、桜田門外の変で暗殺されたりと歴史を賑わせた人物でもありましたよね。
このご時世だからか普段からなのかはわかりませんが、内部にはロープが貼られて一方通行になってました。しかしホントにガラガラで快適です。
急角度な階段。現代の我々はラフな格好ですが、当時の武士の紋付袴だと昇り降りが大変そうですね(苦笑)
最上階まで昇ってきました。
北西方向には雄大な 琵琶湖 を臨むことができます。当時の彦根藩主もこの眺めを楽しんだことでしょう。
北東方向には オセアンBCスタジアム彦根 が見えました。ネーミングライツが付く今年8月までは「彦根球場」と呼ばれてたんですよね。
最上階の天井を眺めます。柱が真っ直ぐではなくうねうねとしているのがたまらないですね。
一通りの見学を終えたので帰り道へ。
先ほど昇ってきた階段ですが、上から見ると改めて急勾配なことがよくわかりますね。
内部の見学を終えて外へ出てきました。こちらは天守の裏側といったところでしょうか。
こちらが天守の正面。樹木が邪魔で全体が入らないのは残念でした。
正面の真下から。やっぱり現存天守には浪漫があり、ここまで来た甲斐がありました。
このあとは西の丸、そして天守閣の北側にある大名庭園・玄宮園へ。彦根城の散策はまだまだ続きます。
※【関西周遊旅行記③】に続きます。
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[2020・関西周遊旅行記]
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