六甲山麓里山写真館~田舎スローライフの風景~
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◆中国・大連に行って日本を外から見てきました。

数日間海外に行っていたため、しばらくブログ更新が滞っていました。
帰ってきたら、問題がまたいくつも持ち上がってて、ちょっとため息です。

これから日本や自分がどうなるのかわからない状況で、
やり残して後悔しないように、今のうちできることはやっておこうと、
父の第二の故郷である旧満州に行ってきました。

ウチの父は乳飲み子の時に満州に渡り、7歳の頃、終戦と共に帰国した満州引揚者です。
一緒に行った祖父母は十数年前に他界し、満州に行きを誘ってくれていた伯父(父の兄)も昨年亡くなり、
父は満州時代の記憶がほとんどなく、当時を知る人はいなくなってしまいました。

ほんとは父も連れて行きたかったんだけど、休みの都合がつかず、
ツアー料金最安値の3月に下見に行っておこうと、一人で行ってきました。

中山広場
大連賓館(旧ヤマトホテル)から望む中山広場

とにかく急に決めた旅で、
知ってる中国語は「你好」「再見」「謝謝」くらいでどうしようかと思ったけど
観光関連施設はほとんど日本語が通じるし、ガイドさんもいるしでなんとかなりました。
(どうしても通じない時は身振り手振りと筆談で乗り切った)

とにかく広いし、ビルは高いし、人は多いし、とても活気がある街でした。
20階以上の高層マンションなんていたるところに建っていて、超高層ビルもあちこち建築中で、
壊しては建てを繰り返して、年中都市再開発をやっているようなところでした。

大連は野菜、果物、お米、水産物が豊富。
普段は小食で肉魚を控えている私ですが、滞在中は気にせず食べることができました。
野菜中心の東北料理で、炒め物、餃子、点心、海鮮料理など、久しぶりに好きなだけ食べて食いだめです。
これからまた小食に戻さないとね。

大連港務局
大連港務局

で、格安ツアーは必ずたくさんのお土産販売店に連れて行かれます。
2個買うともうひとつオマケ、4個買うとさらにオマケが…と売込みがすごくて、山ほど買わされてる人も(汗)
貴金属や骨董、どこにでもある小物やお菓子とかのお土産品には興味がなかったので、
主に市場で地元の人向けのお手ごろな食品や衣類を買ってました。

中国では物価が上がったといっても日本に比べてまだまだ人件費も安くて、
正札価格なんて、あってないようなもの。
日本にいる時みたいに、お店の人のオススメや広告を鵜呑みにしていると、
元値の3~4倍の値段で、どうでもいいものを買っちゃう羽目になるみたいです。

父のリクエストで買った虎の置物は、粘って値切ればもっと安くなったのかも…?
日本で買ったらもっと高いとは思うけど…たぶん。

漢方食材のクコの実500gと松の実500gが合わせて1,300円くらい(105元)と
日本の半額以下で買えたし、私としてはちょっと得した気分です♪

こちらでは、いらないものはいらない、高いものは高いと、毅然とした態度でいないといけない。
これからの日本人も、少しは中国の人のたくましさを見習わないと、
資本家のいいなりにされちゃいますよね。

同じツアーでいった人たちの中で、食品の放射能汚染を気にしてたのは、日本在住の中国人女性だけでした。
彼女は中国語ができるので、中国米や食材を市場でたくさん買い込んでました。
情緒に流されるのは日本人の特性なんでしょうか?

日本の外に出てみるといろいろ勉強になります。
父が元気なうちに、大連にもう一度行くつもりです。

◆さよなら東京

最後の術後検査を受けるために
一昨日、日帰りで東京に上京して来ました。

空路で羽田に向かい、病院の最寄り駅まで空港バスを利用。
外に出たのはバスの乗り降り時と、駅から病院までの徒歩10分程、
あとは空港の展望デッキに出た時くらい。

どこにも寄り道せず、
帰りのリムジンバスの中から東京タワーとスカイツリーを見ました。



夕暮れの羽田空港管制塔


今度の上京はギリギリまで行かないつもりでした。

前回の検査で、去年の3月に上京したそのあと数週間、
貧血や吐き気など、原因不明のひどい症状に悩まされたのがとても辛く怖かったからです。

それでも、頚椎症の苦しみから救ってくださった恩人である先生には最後のお礼を言っていなかったし、
少し気になることもあり、東京に行くことにしました。

マスクと帽子、花粉よけゴーグルに食料を持ち、滞在時間はできるだけ最短にしました。

去年の時と違うのは、スマホでいつでも状況チェックが可能なことと、
現地で外食しなくていいことです。


実際に東京へ行ってみて感じたことは、
「誰も何も気にしていない」ということです。

新型インフル騒動の時は、あれほど大騒ぎでマスクも品切れだったのに、
マスクをしている人は冬なのに一割にも満たないようすで、

特に気にせず外食している人も多く、
帰る頃には周りの「大丈夫感覚」に感化されそうになってました。

あそこに住んでいたら、過敏症の自分でも危機感を保ち続けるのは難しいだろうと思います。



羽田空港から東京ベイエリアを望む、真ん中奥に小さく見えるのはスカイツリー


でも、伊丹空港に到着してすぐ、千葉沖での地震のニュースを知り、
やっぱりのん気に観光などせず素早く帰ってきてよかったと、身が引き締まる思いです。

帰ってから念のため、着ていったものはすべて洗濯しました。


大阪などより都心部に公園が多くあり、緑が豊かな東京が好きでした。
明治神宮とか、新宿御苑とか、代々木公園とか。

他にもTDLやビッグサイトなど、思い出深い場所はたくさんありましたが、
もう、余程の理由がない限り東京に行くことはないでしょう。

◆発酵バター

去年、熊本ジャージー牛乳を冷蔵庫に入れてたら
自然に固まって、カッテージチーズ状になってた。
どうやら冷蔵庫が発酵環境になっちゃってたらしいw

上澄み液(乳清)と分離させたのを味見してみたら、
ちょっと苦いんで、塩を加えてまたしばらく冷蔵庫に放置。

さらに水分を絞って湯煎したけど、
どうもイマイチ苦味が消えないから、さらに冷蔵庫で放置。

だいぶ経ってから
冷蔵庫から出してみたら、チーズじゃなくなってた。

油分が多くて、コクがある…って、
これパターじゃないの!?



試しにパンに塗って食べてみたら、やっぱりバターだった。
苦味がなくなっていて、芳醇とまではいかないまでもバターの味♪

牛乳を火にかけて煮込んだりしてないのにバターができるなんて
乳酸菌発酵ってすごいなー。

これが311前なら、せっせと自家製バター作りに励んだかもね。
なにもかも遠い夢になっちゃったわ。
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