株の中級者を必ず勝たせる!

先物と現物株についてファンダメンタルズとテクニカルを融合させて解説。

本日分

日経平均     37961.80(-509.40) ・・・ -1.32%
TOPIX       2663.15(-33.96 ・・・ -1.26%
リート指数    1791.24(+9.89) ・・・ +0.56%

後場時間の先物は38530円~37840円。一日を通すと38660円~37840円。
VIは10月以来の高値(本来の相関)

朝から「唯一」逆行していたのが半導体(14時まで)
13時半 東エレ+70円、信越+25円、Fリテ-4円、ファナック-23円
15時 東エレ-36円、信越+7円、Fリテ-17円、アドバン-67円、レーザーテック-42円

こちらは日経-ダウの推移とドル円
昨年末にかけての縮小&下落、3月上旬までの拡大&上昇、その後の持ち合いまでは何とか一致。ただしCPI後の円安(ドル円上昇)については、全く付いて行かず(拡大せず)。
ということは、(ダウよりはるかに強い)S&P500と比べると、円の減価に伴うドル建て値下落が際立って見えることになる。
対策は、半導体がなんちゃらとか東証の資本コストがなんちゃらではなく、下段の「新興国」と同じように円が減価しすぎないこと。

16時 ダウ先物-6ドル、上海+2.14%?、香港-0.28%、台湾+1.56%
日ロング・中ショートのアンワインド?(チャートは前日まで)
新興国ETFは通貨安=ドル高とともに年初来でマイナスに(-1.2%)
・為替介入を容認 過度の市場変動なら―IMF幹部 

ホワイトハウスでは、大して貯まっていないのに早くもSPR(備蓄)を放出するという声が挙がっているとのこと(とにかく必死だということ)。

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前場分

ドル高(対ユーロ以外)の昨晩は、ACWX-1.01%(↓)<ACWI-0.53%
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=ACWX 年初来わずか+0.3%

Kobeissi Letter様より。あくまでもこの方個人の見解。←正しい見方・捉え方は今朝記載済み。なお昨晩の金利上昇はパウエルではなくジェファーソン発。
・2023年12月13日、FRBが最大のミスを犯した日。これは、インフレは「一時的」であるとする2021年の発言よりもおそらく悪かった。FRBはインフレに対する勝利を宣言したようだが、我々は今その代償を払っている。
・そのわずか2週間前の12月1日に、パウエル議長は「利下げについて語るのは時期尚早だ」と述べた。これは市場にとってはほとんど驚きではなかった。
・それから2週間後、FRBは突然真反対の見解をとった。FRBの基本シナリオでは、2024年に3回の利下げが示された。2週間でこれほどの変化があったのだろうか?
・記者会見の直後、金融コンディションは急速に緩和した。 11月1日から1月1日までの間に最大1.4%の追加利下げを織り込むなど、2か月としては過去最大の緩和が見られた。実際、その変化は非常に劇的で、金融コンディションは利上げが始まる前よりも緩和されている。
・現在、基本シナリオでは2024年に利下げが2回のみとされている。2024年9月まで金利が据え置かれる可能性は約53%。また、今年利下げがまったく行われない可能性も11%に増加している。 FRBはあまりにも早く勝利を宣言してしまった。
・12月会合から1か月後、当局者らは利下げが早すぎることを懸念していると述べ、12月に発言した内容を撤回しようとした。 しかし時すでに遅しで、金融コンディションは緩和され、市場はお祭り騒ぎになっていた
・FRBは何を考えていたのかという疑問が残る。彼らは勝利宣言をするのが早すぎたようで、私たちはその代償を支払っている。インフレとの戦いはまだまだ終わりそうにない。

本日分

日経平均     38471.20(-761.60) ・・・ -1.94%
TOPIX       2697.11(-56.09) ・・・ -2.04%
リート指数    1781.35(+12.04) ・・・ +0.68%

後場時間の先物は38620円~38340円。一日を通すと38720円~38340円。
「16日」につき何も見ていないが、戻りの時間帯が上海株と一致していたことだけはわかる。

世界の中で最も面白いアセット(日経VI)
昨年
指数↑に合わせた高値 6/08の23.16(米VIXと差が開く)
指数↓に合わせた高値 10/26の23.99(米VIXと差が縮む)
今年
指数↑に合わせた高値 3/11の21.96(米VIXと差が開く)
指数↓に合わせた高値 4/16の22.09(米VIXと差が縮む)

年初来
ドル建て部分+5.3%(米国株S&P500は+6.1%)+円安部分+9.2%(141.32→154.35)=+14.9%
当たり前のことだが、円建て米国株は(も)その程度の上昇率。

16時 ダウ先物-86ドル、上海-1.65%、香港-2.14%、台湾-2.68%

IMFの世界経済見通し(今晩)
10月コメント「インフレ見通しを引き上げ、各国・地域の中央銀行に物価圧力の緩和が持続的になるまで、引き締め的な政策を堅持するよう促した」
1月コメント「世界経済は驚異的な回復力を示し続けている。インフレ率が着実に低下し、成長率も持ちこたえており、ソフトランディングに向かう最終段階にある」
4月コメント「?」
世界  7月3.0% → 10月2.9%(-0.1%) → 1月3.1%(+0.2%)
米国  7月1.0% → 10月1.5%(+0.2%) → 1月2.1%(+0.6%) 3月のFOMC見通しは2.1%
欧州  7月1.5% → 10月1.2%(-0.3%) → 1月0.9%(-0.3%)
中国  7月4.5% → 10月4.2%(-0.3%) → 1月4.6%(+0.4%)  
日本  7月1.0% → 10月1.0%(0.0%) → 1月0.9%(-0.1%)
日本に対しては
1月コメント「何らかの理由でインフレが速いペースで上昇し中銀の目標を大きく上回るようなことがあった場合には利上げする準備をしておく必要がある」
4月コメント「?」

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前場分

人民元(一時3/22安値割れ=ドル高) https://www.bloomberg.co.jp/quote/USDCNH:CUR
こちらはTLT(20年国債)とLQD(投資適格社債)のETF。債券だからもちろん「一緒に」下落しているわけだが、
昨晩はVIXの上昇に伴って社債のクレジット部分も久しぶりにまともに下落していた(HYGも同様)。
VIX系がこのような位置なので、大きめの上下はやむを得ないが、
目先的には売られ過ぎ域に入ってきている。
イコールウエイトで見れば「年初来わずか+1.7%しか上昇していない国」の指標だから、ある程度仕方ないとも言えるが。
<今朝記述の参考数字> 2/21-2/22のNVIDIA窓(カッコ内は昨晩終値)
S&P500(5061)   5038-4983
ナス100(17706)  17809-17482
NVIDIA(860)     742-688
SOX指数(4679)   4604-4446
ところで今晩(日本時間2:15)は、パウエル議長と加中銀のマクレム総裁の討論会というスケジュールが入っている模様。

本日分

日経平均     39232.80(-290.75) ・・・ -0.74%
TOPIX       2753.20(-6.44) ・・・ -0.23%
リート指数    1769.31(-6.36) ・・・ -0.36%

後場時間の先物は39260円~39100円。一日を通すと39260円~38830円。

前日の米国 グロース-1.4%=バリュー-1.5%
11時半 グロース-0.7%<バリュー-0.3% 大型-0.6%<小型-0.2%
15時  グロース-0.5%<バリュー+0.0% 大型-0.3%<小型+0.0%

昼掲載の数字は、円建てでも同じだった(CME終値→前場終値)。
期初週の前場 ×××〇×
第2週の前場 〇〇〇〇〇  第3週の前場 〇
初週に唯一〇だった4/4は夜間に米国株が-1.23%

16時 ダウ先物+126ドル、上海+1.26%、香港-0.71%、台湾-1.38%
・米国当局者「イスラエルはイランとの対決を激化させるつもりはない」

ところで先週のCPIコアを市場予想以上に導いた自動車保険項目は、CPIでは2.6%だったのに対しPPIは0.1%とはるかに低い数字だった。
4/26発表のデフレーターは、CPIの数値ではなくPPIの数値を使用しているとのこと。

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前場分

ところで金融コンデイションの軟化は、すでに1.0%の利下げと同等の価値があるとのこと(すでにインフレ拡大要因として顕在化している)。
こちらはCPIのそれぞれの「前月比」数字が継続した場合の「前年比」数字の換算。
<4/8昼記述> こちらは(CPIではなく)コアPCEですが、昨年3~5月と6月~12月の平均では段差があり、後者の方が「前年比で」高い数字が出やすくなります。
<参考> 先週までの年初来騰落率
ダウ+0.8%、SP+7.4%(円建てでは+16.7%)、ナス+7.7%、ラッセル-1.2%、日経平均+16.8%

・アップルiPhone出荷台数、1~3月に約10%減-IDC
・テスラ、従業員の20%もしくは3万人を解雇との噂

今週の見通し

日経平均週間 38992.08 → 39523.55(+1.36%) 前週が-3.41%
TOPIX週間    2702.62 → 2759.64(+2.11%) 前週が-2.38%

カッコ内は前週の数字
コア30 +2.14%(-2.73%)  大型株 +2.17%(-2.56%)  小型株 +2.04%(-2.88%)
バリュー +2.48%(-1.91%)  グロース +1.63%(-3.00%)  リート +1.25%
騰落レシオ 107.72%→117.17%

週間業種別騰落 
上位 非鉄+7.1%電力ガス+6.6%不動産+4.9%、鉱業、石油石炭
下位 小売-1.2%、精密機器-0.6%、薬品-0.5%、情報通信、紙パルプ

先物  4/5 CME終値39335円 → 4/12 CME終値38865円(-470円) 
昼間(国内時間)  合計 +450円  ドル円合計 +0.03円(0.03円の円安)
夜間(海外時間)  合計 -920円  ドル円合計 +1.64円(1.64円の円安)

今週の主なスケジュール
4/15(月) NY連銀指数、★小売売上高、NAHB住宅指数、★米確定申告期限、(講)ローガン、(決)GS
4/16(火) 住宅着工件数、鉱工業生産、IMF世界経済見通し、(独)ZEW指数、(中)GDP、鉱工業生産など、(講)デイリー、★ジェファーソン、(決)Uヘルス
4/17(水) ベージュブック、(英)CPI、(日)貿易統計、(講)メスター、ボウマン、ウィリアムズ、(決)ASML
4/18(木) フィラデルフィア連銀指数、新規失業保険申請件数、CB景気先行指数、中古住宅販売件数、★G20財務相中銀総裁会議、(講)野口、(決)TSMC、ネットフリ
4/19(金) 米SQ、(日)CPI、(決)P&G、アメックス
4/23テスラ決、4/24メタ決、4/25グーグル・マイクロソフト決、4/26PCEデフレーター、日銀会合→4/29日休場、5/1FOMC

地政学リスクは現在進行形で、この時間のウィークエンドダウは-225ドル。
イランのドローン&一部ミサイル攻撃→イスラエルが迎撃
→イラン国連代表部「イスラエルに対する軍事行動は終了した」
→イスラエル「イスラエルは、イランの攻撃に大規模な対応をする」
イアン・ブレマー「イランは、攻撃は限定的であるという強いメッセージを送り、イスラエルや米国との戦争を避けようとしている」
もちろん地政学リスクはまだ尾を引きそうだが、要は原油の大幅高につながるような事態になるorならないという点の確認のみかと思う。
金曜のVIXオプション出来高は2018年のVIXショック以来の水準だったとのこと。ただし今回は限月交代前のロールオーバー分がかなり含まれているはず。

今週のスケジュール面では4か所に印を付けた。確定申告期限は最初から誰もが知っていること、小売売上高は予想から振れると金利に影響を与えるので印を付けたが、今回はバンカメ予想と市場予想の方向が一致しているので、サプライズ度は低いのではないかと思う。
またブラックアウト期間前週なので「一応」ジェファーソン副議長に印をつけた。ただし次回FOMC(5/1)では金利変更が無いので(あるとしてもQTテーパリングに関することだけ)、取り立てて事前アナウンスの必要は無いはず。
利下げ織り込み剥落に伴って、金利の「この状態」はすぐには変わらないと思われ。
特に実質金利は何か象徴的なことが無いと再度「明確に」2.0%割れに転じることは無さそう。
「9月FOMC(9/20)まではすべて2.0%以下 → 9月FOMC後~12月FOMC前はすべて2.0%以上 → 12月FOMC(12/13)後はほぼ2.0%以下 → 4/10のCPI後はすべて2.0%以上

1Qの決算発表は序盤。
3/07時点(+3.4%)→3/14時点(+3.3%)→3/21時点(+3.4%)→3/28時点(+3.6%)
こういうのを「真に受ける」人も多いが、いつものように決算発表が始まれば「全員がトロフィーを獲得できるように」、直前になってバーを下げるのは「恒例行事」であり、例えば3か月前もスタート直前はこんな感じだった。 
12/14時点(+2.4%)→1/04時点(+1.3%)→1/11時点(-0.1%)→→最終的には+4.2%で着地(↓)
もともと今回決算はこのような傾向の中なので(↓)、EPSが明確にUターンするのはメガ6決算を通過してから。
<3/16レポート> 足元(23年後半~24年前半)はメガ6のみの伸びに頼らざるを得ないが、24年後半になると(あくまでも「前年比」では)メガ6の伸びが鈍化する片方で、それ以外(494)が伸びてくる=だから9.6%増益を維持できることになっています。

最後に、G20財務相中銀総裁会議は、こんな発言があったので印を付けた。
・(4/12)G20でドル高懸念を議論も、行き過ぎた円安には適切対応-鈴木財務相
確かに、ドル独歩高が顕著だった22年10月のG20(10/12~10/14)では、声明には盛り込まれなかったものの(↓)、かなり議論はされたようで、
結果的にその前後がドル指数のピークになった(こちら↓のチャートは先週のドル高は含まれていない)。
念のため、当日(10/12)の米金利・ユーロドル・ドル円はこんな数字だった。
10/12  米10年債3.90% ユーロドル0.9706 ドル円146.91
先週末 米10年債4.52% ユーロドル1.0643 ドル円153.29
上のドル指数チャートでもわかるように、足元は、懸念するような円安ではあっても、(他国にとっては)決して懸念するようなドル高ではない。ただ前回はG20前後の9/22と10/21に為替介入を実施しているので、今回もG20で(暗黙の)介入了承を取り付ける可能性は否定できず、印を付けた次第。
それにしても白川時代にこのように(↓)ブツブツ文句を言っていたであろう方が、今になって「為替は日銀の管轄外」などと言うのを見ると笑ってしまう。
白川時代(円高が止まらない)・・・緩和が「too little, too late」と言われた
植田時代(円安が止まらない)・・・引き締めが「too little, too late」

終値ベースの高値日
3/07・・・SOX指数
3/21・・・ドル建て日経平均
3/22・・・NASDAQ100・日経平均
3/27・・・ドル建て独DAX
3/28・・・ダウ・S&P500(↓)・ラッセル・独DAX
https://realinvestmentadvice.com/wp-content/uploads/2024/04/Market-Trading-Update.png
4/11・・・NASDAQ
7/27(4607-4528) 前日における200日線との乖離は+12.3%
4/04(5256-5146) 前日における200日線との乖離は+12.1% 

チャートを用いた具体的な見通しはいつものように明朝に。

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海外市場動向(週末版)




先週木  株↓・金利↓・ドル→・株VIX↑↑・油↑金↓
先週金  株↑・金利↑・ドル→・株VIX→・金銀油↑ 株は+1.11%でもVIXは16.35→16.03
今週木  株↑・金利↑・ドル↑・株VIX↓・金↑
今週金  株↓・金利↓・ドル↑・株VIX↑↑・金→
イスラエルETF(4/4安値割れ) https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=EIS
Fear&Greedは(4/4)49→(4/12)46 https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed

時間外では、欧金利発のドル高(ユーロ安)→銀行株のセルザファクト→地政学リスクの順で急速にリスクオフ
その後は、
原油(→)と金の高値&クロス円の安値は23時半 https://n225chart.com/cl.html
金利の安値&VIXの高値(→)は2時半 https://n225chart.com/vix.html
株の安値は4時 https://n225chart.com/es.html
つまり本当の意味の地政学リスクは23時半まで、本当の意味のリスクオフは2時半まで、それ以降は株式単独の売り需給。

<昨朝記述> 金利にとって「過敏」になる材料を通過したことで、今晩において5138以下に逆戻りするようなインパクトは無いと思われ、反落したとしても「4/15向け」の需給要素程度に留まりそうです。
 ↓
地政学リスクを「利用して」5138以下に逆戻りした。終値での5146割れは初めて。
高値 4/04<5256> → 3日間は4/4枠内 → 水5178→木5211→金5175
安値 4/04<5146> → 3日間は4/4枠内 → 水5138→木5138→金5107
https://www.advisorperspectives.com/images/content_image/data/85/851225649355618a5e61c35093b9d55a.png

中身は、ヘッジ主体なので凹凸少な目(みんな一緒)。
木 大型グロ+1.4%>小型グロ+0.8%=小型バリ+0.7%>大型バリ-0.1%
金 大型グロ-1.4%=小型バリ-1.4%=大型バリ-1.5%>小型グロ-2.1%
JPモルガンは、50日線を連続で上回った期間は104日で終了し、これは過去30年で5番目の長さだったとのこと
こじつけ感が満載(↓)。
また空運株こそそれなりだったが( https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$XAL )、ロッキード-0.4%・グラマン-0.4%など、地政学リスクの際に筆頭にでてくるような防衛関連に動きは無かった。

為替は昨晩も含めてドルの独歩高(ドル>円>他通貨)
下段の金利比較で分かるように、週間では米金利↑欧金利↓だったので、金利差(インフレの差)を素直に反映したと言える。
また金利差からは「円>ユーロ」だったことも自然(少なくとも円安ではない)。

経済指標ではミシガン。
1年先期待インフレ率は前月2.9%→3.1%、5-10年先期待インフレ率(↓)は前月2.8%→3.0%
インフレ感応度が高い指標だから頭打ちになっている(水色)。
https://cms.zerohedge.com/s3/files/inline-images/bfmEC0C.jpg



週間では「株↓・金利↑・ドル↑・VIX↑」という典型的な組み合わせ。
米金利は昨晩こそ「リスクオフの低下(債券買い)」だったが、CPI発の上昇分が残った。
11/13 2年5.04% 10年4.64% 実質2.33% 円151.72 債VIX21.13 独2.71%
11/14 2年4.83% 10年4.45% 実質2.17% 円150.38 債VIX20.49 独2.60%
4/11   2年4.95% 10年4.59% 実質2.19% 円153.27 債VIX16.73 独2.46%
4/12   2年4.89% 10年4.52% 実質2.13% 円153.29 債VIX16.57 独2.36%
実質金利もこのように残っている。
「9月FOMC(9/20)まではすべて2.0%以下 → 9月FOMC後~12月FOMC前はすべて2.0%以上 → 12月FOMC(12/13)後はほぼ2.0%以下4/10のCPI後はすべて2.0%以上
ただし、(木曜昼記述)「債券VIXが当時(11月)よりはるかに低いこと、ドイツ金利も当時よりはるかに低いことの2点が確認できる。」
各社の利下げ予想はこのように変遷している。ゴールドマンはこの間に「5回→3回→2回」

昨晩の「株↓金利↓」によってスプレッドは一気に拡大したが、
先週金 (1÷20.7X100)-4.40%=0.43% 株VIX16.03
水 (1÷20.5X100)-4.55%=0.33% 株VIX15.80
木 (1÷20.6X100)-4.59%=0.26% 株VIX14.91
金 (1÷20.3X100)-4.52%=0.40% 株VIX17.31
金利急上昇時の「質への逃避」でメガ7が相対的に堅調だったから(↓)、前週末水準にも追い付かず(対象がイコールウェイトなら全く異なる数字だった)。
逆にメガ7の影響が小さい最弱ダウ(このチャートでは下から2番目)は、昨年末37689ドル→昨晩37983ドルと今年の上昇がすべて無くなりそうな位置まで来ている。
https://cms.zerohedge.com/s3/files/inline-images/2024-04-12_12-56-56.jpg

しかし冒頭記述の通り、VIXカーブ形状はまだ平時にほど近く、HYGHも下落したとはいえまだこの程度(↓)と、本格的なリスクオフには「ほど遠い」状況。
こちらは-1%超下落日とその翌日をまとめたもの。-1%超ではなくとも今週水曜(CPI日)の-0.95%に対し翌日に即+0.74%と反発するなど、大幅安直後は「必ず」Greedを示すことが定例となっていたが、
(12/20)-1.41% → (12/21)+0.97%
(1/31)-1.55% → (2/01)+1.18%
(2/13)-1.37% → (2/14)+0.96%
(3/05)-1.02% → (3/06)+0.51%→(3/07)+1.03%
(4/04)-1.23% → (4/05)+1.11%
(4/12)-1.46% → (4/15)?
20日線が下向きに転じた中、来週序盤にせめて「4/4の引力」の中に戻せるかどうかは重要なポイントになりそう。



★印の国は、ロシア以外は米CPI前に高値を付けている。EWJはもちろん米国と同じ軌跡(4/4安値割れ)。
英国は、大型だけがポンド安(↓)を好感し(昨晩は+0.91%)、小型は他国と同様(昨晩は-0.33%)という恒例の現象。
https://stockcharts.com/h-sc/ui?s=$GBPUSD


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本日分

日経平均     39523.55(+80.92) ・・・ +0.21%
TOPIX       2759.64(+12.68) ・・・ +0.46%
リート指数    1775.67(-23.68) ・・・ -1.32%

後場時間の先物は39710円~39520円。前場の39810円~39480円が一日の高安。
念のためながら、今年の11/5から取引時間が(しかも後場が)15時半まで30分延長される。

追記箇所の週のまとめがいつもより少し長くなってしまったので、こちらの箇所は簡単に。まとめで何度か使っている単語は(日米ともに)「4/4への引力」。
今年の「Fリテ決算→翌朝SQ」
1/12   (日経1)+232円+(日経224)+295円=(日経225)+527円
4/12   (日経1)-190円+(日経224)+270円=(日経225)+80円

16時 ダウ先物+57ドル、上海-0.49%、香港-1.87%、台湾-0.08%
この時間はユーロドルが(も)今年の安値を更新中=ドル高。
「しかし」ゴールド高が並行しているのでユーロ建てでもこのように。
FEDの年間利下げ織り込みが1.7回程度まで低下した傍らで、ECBの方はわずかに低下したものの3回を維持している(基本は6月・9月・12月の3回)。

<3月のPPI発表日> この結果を受けて、2月のコアPCEについて、バンカメは前月比+0.28%・ゴールドマン+0.29%と予想しています。12月+0.14%→1月+0.42%なので2月がバンカメの+0.28%なら3か月年率は+3.36%、6か月年率なら+2.82%になるはずで、いずれもFOMC予想の2.4%を上回ることになります。
 ↓
コアPCEの結果は+0.26%
3か月年率は12月+1.5%→1月+2.8%→2月+3.5%、6か月年率は12月+1.9%→1月+2.6%→2月+2.9%
 ↓
<今朝> 今回のPPI数字を受けて、3月のコアPCEについて、(CPIを外した)バンカメとゴールドマンはそれぞれ前月比+0.25%・+0.28%と予想しています。ゴールドマンの方を基準にするとこうなります。
3か月年率は、12月+1.54%→1月+2.77%→2月+3.46%→3月+3.98%
6か月年率は、12月+1.86%→1月+2.53%→2月+2.86%→3月+2.76%

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前場分

日経平均     39642.66(+200.03) ・・・ +0.51%
TOPIX       2764.02(+17.06) ・・・ +0.62%
リート指数    1779.60(-19.75) ・・・ -1.10%

前場時間の先物は39810円~39480円。
真意かどうかはともかく
Fリテ柳井「世界の中の日本を考えると円安になることを喜ぶような人はおかしいのではと思うし、あってはならないと考えている」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC11A310R10C24A4000000/

11時半 ダウ先物+40ドル、上海-0.02%、香港-1.57%、台湾+0.19%、わが国はCME終値比+35円
・フォード、「F150ライトニング」を最大7.5%値下げ-EV需要鈍化
・キャシーウッド氏のアーク、オープンAIへの出資を公表
・イラン、イスラエル国内を48時間以内に攻撃か ←「攻撃か」
https://jp.wsj.com/articles/iranian-attack-expected-on-israel-in-next-two-days-20a101c1


昨晩の数字
水 S&P500-0.95%S&P500EW-1.64%
木 S&P500+0.74%S&P500EW-0.10%
必然的に
水 ACWI-1.14% > ACWX-1.35%
木 ACWI+0.59% > ACWX+0.30%
昨日の「本日分」の続き
水安値5138木安値5138 木終値519920日線5200

インフレ指標ではないが、恒例のバンカメによる小売売上高予想が出ている(来週月曜発表)。今回は市場予想と「向き」は変わらないものの、内容はバンカメ予想の方が強め。
https://pbs.twimg.com/media/GK4OLvkXEAA6gJo.png

ゴールド
先週木(米国株-1.23%)に下落、先週金(同+1.11%)に大きく反発、今週水(同-0.95%)に下落、今週木(同+0.74%)に大きく反発
地政学リスクやインフレヘッジなどと無関係な「リスクオン」アセットに成り下がってしまった。

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本日分

日経平均     39442.63(-139.18) ・・・ -0.35%
TOPIX       2746.96(+4.17) ・・・ +0.15%
リート指数    1799.35(+12.95) ・・・ +0.72%

後場時間の先物は39500円~39370円。一日を通すと39500円~39020円。

先週(期初週)  昼間合計-1235円  夜間合計 +20円 信託銀行は-7888億円
今週(木昼まで) 昼間合計 +535円  夜間合計-460円
残りの3場は、「Fリテ決算→翌朝SQ」& 4/15前日(これはあくまでも米国内の需給)

<9/22本日分記述> 前場に掲載したのは対内証券投資だが、引け後の主体別売買動向の方では、単純な外国人の数字だけではなく「自己」の数字も併せて見るべき(3月9月もしくは4月10月の「常識」)。← この件は18時の方で。

16時 ダウ先物-27ドル、上海+0.23%、香港-0.19%、台湾-0.05%
こちらは新興国ETF。昨晩は「ドル高」の影響で反落したが、
先進国と異なり、月が替わってから高値更新している。銅(↓)と同じような軌跡で。

昨日の「本日分」の続き
高値 7/27<4607> → 金4590→月4594→火4584 → 水<4550>
安値 7/27<4528> → 金4564→月4573→火4567 → 水<4505>
高値 4/04<5256> → 金5222→月5219→火5224 → 水<5178>
安値 4/04<5146> → 金5157→月5197→火5160 → 水<5138>
共通点は水曜日に前週木曜の安値を下放れたこと&金月火と3日間保った20日線↑を再度割り込んできたこと。相違点は、前回は終値も木曜安値割れだったのに対し、今回は終値は木曜安値を割り込んでいないこと。

ところで影の議長がWSJ紙において、利下げが「WHEN」から「IF(するかどうか)」に逆戻りと書いている。
ただ本当の議長はまだ「When」にこだわっている(うずうずしている)ようだから、ゼロヘッジはこんな毒を吐いている。
Which bank will be sacrificed to ensure easing starts before Nov elections(11月の選挙前の緩和を確実にするためにどの銀行=地銀が犠牲になるだろうか)

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前場分

日経平均     39383.73(-198.08) ・・・ -0.50%
TOPIX       2741.99(-0.80) ・・・ -0.03%
リート指数    1788.07(+1.67) ・・・ +0.09%

前場時間の先物は39400円~39020円。
昨日の米国 グロース-0.7%バリュー-1.4%
前場の日本 グロース-0.2%バリュー+0.2%

3/22週(N+5.63%・T+5.45%の週)の対内証券投資 -8914億円
先週(N-3.41%・T-2.38%の週)の対内証券投資 +1兆7644億円
数字をまともに(本当に外国人が売った→本当に買ったと)捉えている人は、少なくともこちらの読者の中にはいないはず。
22年の当該週(N-2.46%・T-2.44%の週) +1兆6753億円
23年の当該週(N-1.86%・T-1.90%の週) +2兆3689億円

11時半 ダウ先物-19ドル、上海+0.39%、香港-1.00%、台湾-0.06%、わが国はCME終値比+170円

CPIはサプライズというほどの数字ではなかったが、3回連続なので一応こういう解釈に。
GSによるとCPIコアが前月比+0.36%だと-1.25%とのことだったが( https://pbs.twimg.com/media/GKwvv5sXIAAv718.jpg )実際は-0.95%。0.18%の金利上昇幅に比べると(少なくとも大型株は)ごみ程度の下落で、VIXも先週木曜の高値更新にすら至っていない。
またHYGという債券こそまともに下落しているものの、HYGHの方はほとんど変わらず(クレジット部分の悪化はごく小幅)。
もちろん金利に敏感な小型株や当該セクター(今朝挙げたのは3業種)はもう少し深刻ではあったが(ラッセルVIXは先週木曜超え)。

金利の方は2年・10年ともに11/13以来の高値で(11/14はCPI日)、当時はPIVOT転換前だが(ウォラー発言は11/28)、比較するとこうなる。敢えてドイツ金利も並べている。
11/13 2年5.04% 10年4.64% 実質2.33% 円151.72 債VIX21.13 独2.71%
11/14 2年4.83% 10年4.45% 実質2.17% 円150.38 債VIX20.49 独2.60%
4/10   2年4.97% 10年4.55% 実質2.15% 円153.18 債VIX16.39 独2.44%
債券VIXが当時よりはるかに低いこと、ドイツ金利も当時よりはるかに低いことが確認できる。
※一応「DET」を「JPT」に変えると、米日金利差が表示できる。
今晩はPPIやウィリアムズ(21:45)ももちろん重要だが、6月利下げが完全な「既定」路線で「FEDとは違う(独自に行動する)」と言っていたラガルドの発言も昨晩の米国CPIによって少しだけ重要になった感がある。

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本日分

日経平均     39581.81(-191.32) ・・・ -0.48%
TOPIX       2742.79(-11.90) ・・・ -0.43%
リート指数    1786.40(-13.78) ・・・ -0.77%

後場時間の先物は39730円~39530円。そのまま一日の高安。

昼間先物出来高 火26107枚 水25037枚
木~金の「窓A(39820-39270)」 ⇒ CPI前の今週3日間は39820~39220(本日はその内側) 

大型-0.66%<小型+0.24% ⇒ 日経平均-191円「なのに」841対755

16時 ダウ先物+23ドル、上海-0.70%、香港+1.76%、台湾-0.16%
アリババ(米市場+1.8%→香港市場+5.2%↓):https://www.bloomberg.co.jp/quote/9988:HK
・アリババ創業者、再編関与に意欲か 従業員に異例の長文メモ
・フィッチ、中国の格付け見通し「ネガティブ」に下げ-格付けA+確認
・台湾TSMC、第1四半期売上高は16.5%増 市場予想上回る
https://jp.reuters.com/markets/world-indices/7HGTE5N3WVOLHIM7NDVMVKH4QU-2024-04-10

こちらは昼追記箇所に記載した7/27~と4/4~の具体数字。
高値 7/27<4607> → 金4590→月4594→火4584 → 水<4550>
安値 7/27<4528> → 金4564→月4573→火4567 → 水<4505>
高値 4/04<5256> → 金5222→月5219→火5224
安値 4/04<5146> → 金5157→月5197→火5160
両方とも木曜日発で、金月火の3日間が木曜陰線の内側(前回は水曜に下放れ)。

タイトル名「彼らは何を知っている?」
ゴールドマン(子会社のマークス)とアメックスが、遠くない時期のFED利下げをまるで知っているかのように、ひっそりと普通預金の金利を引き下げたのこと(2020年11月以来)。
https://cms.zerohedge.com/s3/files/inline-images/Amex%20rate%20cut.jpg

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前場分

昨晩は「押し引き」はあったものの結果的にこのように。
CPI前日 1月+0.57%→2月-0.09%→3月-0.11%→4月+0.14%
CPI当日 1月-0.07%→2月-1.37%→3月+1.12%
こちらは4時以降のプラ転前におけるスクリーンショットだが、
「4月15日」を控えて、今年の上昇率が高いもの(モメンタム)が集中的に売られていた。

VIX1Dは、イベント前の恒例行事をやっている。
(1月)前々日9.02→前日13.82→当日11.15
(2月)前々日10.66→前日14.06→当日13.72
(3月)前々日12.51→前日19.19→当日10.45
(4月)前々日9.65→前日18.03→当日?
ただし普通のVIXは株式同様に<木曜の陽線>の中で3日間
高値 <木16.92>→金16.75→月16.50→火16.63
安値 <木13.74>→金15.53→月15.11→火14.94

こちらは恒例の(ほとんど当たらない)GSによるリアクション予想
ちなみに、昨晩終値5209.91から<木曜高値>までの距離は+0.90%、<木曜安値>までの距離は-1.22%。
高値 <木5256>→金5222→月5219→火5224
安値 <木5146>→金5157→月5197→火5160
今回の変数は5時間半後に議事録も控えていることかもしれない。

本日分

昼間先物出来高は26107枚。

先週金曜日にTOPIXの浮動株比率変更が発表されており(リバランスは4/26)、今回はあろうことかFリテのインパクトが大きくなっている。
買い側 Fリテ+1553億・KOKUSAI+173億・M&A総研+112億・楽天銀+103億など
売り側 リクルート-415億・アウトソーシング-268億・第一生命-203億・東京海上-173億など
 ↓
全体のリバランス金額は約3000億円。想定としては、


一方で、その前に週内に「Fリテ決算→翌朝SQ」がある。
昨年
1/13  (日経1)-217円+(日経224)-113円=(日経225)-330円
4/14  (日経1)+261円+(日経224)+75円=(日経225)+336円
7/14  (日経1)-75円+(日経224)+47円=(日経225)-28円 ADRでは+164円だった
10/14 (日経1)+194円+(日経224)-372円=(日経225)-178円
今年
1/12  (日経1)+232円+(日経224)+295円=(日経225)+527円

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