日経平均週間  23293.91 → 23354.40(+0.26%) 前週が+0.78%
TOPIX週間    1699.36 → 1713.36(+0.82%) 前週が+0.47%
マザーズ週間   915.14 → 911.09(-0.44%)

カッコ内は前週
コア30 +1.00%(+0.66%)  大型株 +0.70%(+0.53%)  小型株 +1.27%(+0.74%)  
東証2部 -0.27%  JASDAQ +1.16%  リート -1.6%  Fリテ -4.1%
騰落レシオ 109.32% → 106.49%

N<Tの時は「TOPIXが実態を表している」と強調し、N>Tの時は「TOPIXが実態を表している」とは言わず、米国株では相変わらず「ダウがぁ~」と言っている人たちがいるのが微笑ましいです。

週間業種別騰落
上位 鉄鋼+4.2%、海運+3.6%、建設+3.3%、金属、ガラス土石
下位 水産農林-2.2%、空運-0.9%、陸運-0.8%、ゴム、石油石炭

先物  11/29 CME終値23330円 → 12/6 CME終値23530円(+200円)
昼間(国内時間)  合計 +375円  ドル円合計 +0.08円(0.08円の円安)
夜間(海外時間)  合計 -175円  ドル円合計 -0.99円(0.99円の円高)

わが国だけが「11/21安値<今週安値」(ただし夜間に限れば11/21安値>今週安値)

今週のスケジュール
12/08(日) (中)貿易収支
12/09(月) (日)GDP改定値、貿易収支、景気ウォッチャー
12/10(火) 米10年債入札、(独)ZEW指数、(中)CPI
12/11(水) CPI、★FOMC、アラムコ上場
12/12(木) ECB理事会、EU首脳会議、(英)★総選挙、(日)機械受注
12/13(金) PPI、小売売上高、(日)日銀短観、メジャーSQ、(講)ウィリアムズ
12/15(日) ★対中関税第4弾発動期限

ご存じのように、中銀会合週&英総選挙週&12/15控え週です。

その前に、土曜でも日曜でもお構いなく発表される貿易収支
輸出 7月+3.3% → -1.0% → -3.2% → -0.9% → 11月-1.1%(予想+1.0%)
輸入 7月-5.6% → -5.6% → -8.5% → -6.4% → 11月+0.3%(予想-1.8%)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53099030Y9A201C1000000/
また火曜の中国CPIは前月+3.8%→今回+4.4%予想。一方PPIは前月-1.6%→今回-1.5%とわずかに改善予想ですが、ますますダイバージェンスする予定です。

中銀会合については
<1週間前記述> 今回のFOMCは通常より1週間程度早く、FOMC→ECB理事会という順番は珍しいです。ただし米欧ともに当面の金融政策としては「やり切って」Patientしているので(利上げの芽が無いPatient)、過大な期待も失望も生じにくく、先日まで「躊躇なく」と言っていた某総裁も堂々と「今の金融政策が適切、現時点で追加緩和は考えていない」と言い切れています。
 ↓
昨述のように、米国の予防注射は(ISMという「先行」指標ではなく)まず雇用という「遅行」指標に効くみたいですから、ますますPatient(声明も前回と同じ)なのでしょうが、付け加えれば今回はドットチャートの改定があります。
こちらは9月時点のドットチャート(現時点は「3」)
https://www.zerohedge.com/s3/files/inline-images/bfm8FE7.jpg
来年が前回の赤線(中央値)を維持して「利上げ1回」の織り込みということになるかどうかが注目されます(「3」に追い付いてくる可能性の方が高いでしょうけど)。
議長会見はもちろん前回(10/31↓)と同じ骨子になると思われます。
「現行の政策スタンスは適切であり続ける可能性が高い」「見通しに対するリスクは前向きな方向に進んでいる」「将来、利上げが適切となる時期があるだろうが、引き上げるには決定的なインフレ率上昇が必要」「Tビル購入はテクニカル的な施策、購入による長期債への影響はない」

ECB理事会の方は、金融政策の現状維持云々の前に、ドラギ退任前に「溜まりに溜まった」政策決定プロセスに関する鬱憤を吐きださせて、総裁主導の独善的プロセスを変更するというところから始めることになりそうです。
なおわが国の公共放送だけがこのように報じていますが、今のところ他からの追加報道は無いようです。
・米 EUに最大100%の関税上乗せ方針 対立深まる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191207/k10012206071000.html
IG証券のダウ先物週末気配は現在+22ドルと知らんぷり。
わが国は「25日目」でもありますし、メジャーSQ週であることも手伝ってまた「週足の窓」でも作ろうとしているでしょうか。

米中ネタに関しては、実名のクドローが「最も繊細な問題を解決する必要があり、トランプ大統領は中国との貿易合意に署名する準備ができていない」と語っている以上、あと1週間で合意というサプライズは無理そうですが、「当然」12/15~関税は先送りすると思われます(と皆が思っています)。
中国が求める既存関税の(部分)撤廃を受け入れるのなら米国からの要求はさらに高くなって今度は中国が飲めないので、撤廃ではなく部分的な関税率引き下げ(例えば25%を15%にとか)という折衷案が一部では持ち上がっているようです(特に中国側から)。それで双方ともお茶を濁し、残りは協議継続ということにすれば、互いの自国向け面子(勝ち取ったぞぉ~)も保てます。ただしその場合は中身がスカスカになりますけど。

具体的なことはいつものように明朝に。

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