おすすめ映画『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』社会彫刻家の意識はあるか？YouTube感動動画74

映画を観ました。

『ヨーゼフ・ボイスは挑発する』

7000本の樫の木を植える作品を残したドイツの芸術家、ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)のドキュメンタリー。

素晴らしかったです。

〜〜 要約 〜〜

最重要芸術である「社会彫刻」は皆が参加できるし、参加しなければならない。

人間の創造の最初の生産物は思考であり、思考は彫刻であり、社会を形作る。

目指すべきは資本主義、共産主義を超える社会だ。

そのためには全ての古い概念を捨て去ることだ。

芸術、資本、経済の概念を変革し、新しい金融システムを作る。

撹乱が要るんだ。人目を引くために。

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岡本太郎さんやピカソを彷彿とさせる情熱、

大西つねきさんと同じ方向性の主張、

愛の強さゆえの悲壮感と怒りは、イエス・キリストやレオナルド・ダ・ヴィンチの雰囲気が漂います。

魂を刺すようなヨーゼフ・ボイスの真っ直ぐな瞳からは、こんな声が聴こえます。

「人間の手で作られた社会。だから、人間の手で作り変えられる。

あなたは傍観する人間か？

当事者となる人間か？

リーダーの登場をただ待つ人間か？

リーダーとなって周囲を巻き込む人間か？」