p3ぶろぐ おかわり : 糸井正和経済経営研究所

金融・経済・経営の幅広い分析をお届けします。身近な路地裏経済から陰謀渦巻く国際戦略まで、様々なハナシをお楽しみ下さい。

ポエマー礼賛

2019-09-30 01:23:45 | ニュース雑感
ここにきて、小泉新次郎・環境大臣への批判が盛り上がっています。いわく「ポエム」「意味不明」…
特に、新たな“カリスマ”の登場で注目度が上がった国連気候行動サミットでの“やらかし”で、評価を大きく下げることになったと言えるでしょう。

さて、とんだ“船出”となった小泉・新大臣ですが、コレはむしろ良かったのではないかと、ワタシは思います。
既に高い期待を持たれていた彼が、新大臣として何か業績を挙げたところで、ソレ以上の人気を得るコトは難しいでしょう。
ですが、それが一旦は“地に堕ちた”状況となれば、何がしかのポイントを挙げれば、それはより強くヒトを惹き付けることになるでしょう。

例えば、今回は何も答えるコトが出来なかった発電問題。
この分野でのエコ技術は、日本企業の得意とするトコロです。
もしまた彼に同じような質問が為されたトキに、「諸悪の根源みたいに思われてる石炭火力発電をクリーンかつ高効率にする技術が我が国にはあるんだが、それってセクシーだと思わないか?」とか「ゴミ焼却発電っていうソリューションはクールだろう?」とか切り返してセールスを後押しすることができれば、大きなポイントを得ることも不可能ではないでしょう。
…ただ、それを実際にできるようにするには、彼を囲むブレインの充実が必要かな?とも思いますが。

また、「ポエム」と評価されてしまった彼の言葉ですが、一発“当たり”が出れば、その評価も逆転し得るでしょう。
そもそも彼の父親である小泉純一郎・元首相も「自民党をぶっ潰す」等の“迷言”と郵政民営化のワン・イシューで登り詰めた人物です。
彼の「ポエム」もどこかで“当たり”となる言葉を発して、それが国民の人気を集める可能性は高いのではないかと、ワタシは思います。

ワタシの駄洒落も、一発“大当たり”を出せればいいのですが(苦笑


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