四柱推命式を読むうえで「通変星」の次に大切なのが「十二運星」の理解でしょう。

これは人が生まれてから死に、また生まれ変わるさまを表した星が運勢の強弱を表し、運命に関わっていることを表しています。

十二運星は「長生」「沐浴」「冠帯」「建禄」「帝旺」「衰」「病」「死」「墓」「絶」「胎」「養」の十二種類から成り立っています。

「冠帯」「建禄」「帝旺」などのいかにも強そうな星(身強の星)と、「衰」「病」「死」「絶」など何となく弱々しい星がありますが、強そうだから立派であるとか弱いから失望するといった単純なものではありません。

理想的な「十二運星」の組み合わせは、「身強の星(「冠帯」「建禄」「帝旺」)をひとつと、それ以外の星をふたつという組み合わせになります。

できれば、社会や家庭、仕事面での天命を表す「月柱」にこの「身強の星」があって、「年柱」や「日柱」などに「胎」や「養」「病」などの比較的、運勢エネルギーの小さい星を持っていることが理想です。

ここでも大切なことは、命式表の星に振り回されることなく、自分の生き方やどういう人間でありたいかということ、つまり理想や現実とのバランスで考えるということです。


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四柱推命式を読むと気に中心となる星は「通変星」です。
これは、大きく五つのグループに分けることができます。
「比肩」と「劫財」は、自立心を表す「自星」。
「食神」と「傷官」は、遊び心やセンスの良さを表す「遊星」。
「偏財」と「正財」は、財運や人気運を表す「財星」。
「偏官」と「正官」は、行動力や責任感の強さを表す「官星」。
そして、「偏印」と「印綬」は、知識や教養を表す「印星」。
これらのグループの星を全て持っていればバランスが取れた命式になりますが、ほとんどの人は何かが掛けています。
足りないグループの星の意味をしっかりと理解し、後天的に努力することであなたの弱点や欠点を克服することができるのです。
そして、一般的には「印星」「官星」「財星」が命式に全てそろっていれば「三徳」といって運勢バランスが優れていると判断します。

ここで注意深いことは、「印星」「官星」「財星」という順番だということです。
決して「財星」「官星」「印星」ではなく、「官星」「財星」「印星」でもありません。
つまり、どんなことをするにも、まずは、その商品やサービスを徹底的に勉強し、豊富な知識を身に付けてから(「印星」)、行動し(「官星」)、お客様に理解され、人気が出るということでお金が生まれる(「財星」)。
そういう流れを確立することが大切だという教えなのです。

世の中にはさまざまな職業があり、じつに学ぶべきことが多いはずなのに、この流れを理解せずに、簡単に自分には合わないと判断したり、向かないと思ったりして仕事を放棄し、悩む人がとても多いのです。
まずは、しっかりと勉強してだれにも負けない充実した知識を持ち、説明脳力を高めるべきです。
のうすれば、何事にも自信が持てるようになり、行動範囲が広がったり、内容ある経験を増やしたりすることができるでしょう。
生きていくうえで、「体験」は大切な要素になります。
それは、行動力を高めることが重要になるのです。
そして、行動すれば、当然のことながら理解者も増え、人気が出たり、支持してくれたりする人たちに支えられて収入が安定するのです。

このように古くからの教えを四柱推命にも見ることができます。
命式表の星だけでバランスを考えず、足りなければ後天的に自ら補う気持ちが大切です。


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天中殺について解説していきます。

天中殺とは、日柱の干支(60種類)から割り出される、12年に1度必ず訪れる不運の2年間で、空亡とも呼ばれるものです。
年柱の干支から割り出される空亡も天中殺の一部ですが、あくまでも日柱から出した空亡が天中殺のため、年柱から出したものは補足程度に考えたほうが良いでしょう。
この時期は、災いやトラブルに見舞われやすく、結婚や転職、引越しなど何か新しいことを起こすと、良い結果が生まれないとされています。
またこの天中殺の前年に当たる年も、天中殺ほどではないにしろ、同様な意味があると言えるでしょう。
天中殺は確かに不運な時期を表しますが、その時期を避けて行動を起こすことによって、運勢の低下を避けることができます。
また、その時期の過ごし方によっては、その後の人生に幸運をもたらすことが可能になるでしょう。

干支にはそもそも陰陽五行の思想が入っていることから、生まれながらにして「陰」と「陽」の性質に分類されています。
天中殺の時期やそのパターンを考える際に、流派によっては、陰陽を見ない場合や、年柱などの陰陽を見る場合などがあります。
鳥海伯萃流では、日柱の干支から天中殺のパターンを算出し、陰陽を分け、「陽」を持っている人は前の年、月、日から、「陰」の人は後ろの年、月、日までを天中殺の時期と考えるようにしています。
さまざまなデータをもとに導きだしており、これが最も人生を純粋に表しているとの判断です。

たとえば・・・
日干支番号が奇数なら、+(陽)、偶数なら-(陰)になります。
1. 甲子 → 戌亥+
2. 乙丑 → 戌亥-

$鳥海会オフィシャルブログ

【戌亥】(いぬい)
戌の年と亥の年を表します。

【申酉】(さるとり)
申の年と酉の年を表します。

【午未】(うまひつじ)
午の年と未の年を表します。

【辰巳】(たつみ)
辰の年と巳の年を表します。

【寅卯】(とらう)
寅の年と卯の年を表します。

【子丑】(ねうし)
子の年と丑の年を表します.

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