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Vol.029 悩む力を育む

2015年12月08日 22時38分17秒 | ココロと向きあう
最近、ある方から、「豆腐さんは自問自答のプロだね」と言われ、勝手に新しい自分の肩書きに「自問自答のエキスパート」というのを増やしました(笑)。

なかなか、それを聞いて、「あ、自分も自問自答のエキスパートになりたい」って思う人いないですよね。
苦しそうだし(笑)。

そもそも、「悩む」ことは、もやもやするし、うだうだするし、答えが見つかればいいけど、みつからなかったら悶々とするだけだし、あまりいいイメージをみんな持っていないと思います。

でも、あえて、今このブログを読んでいる方には、「悩む」力を育むことをオススメしたいです。

「もっと自分の勘を信じろ」とか「思考を止めろ」とか、よく言われます。

ボクも体感型のセミナーで、思考を止めて湧き上がるもの、考えさせるまもなく絞り出されたものが本物だということで、ワークで強制的に思考を止められたことがありました。

もちろん、そういう側面もあると思います。

ただ、それは体感型の方や勘が当たる方の話だと今は思います。

よく考えずに勘で動いて、いつも失敗する方には、合わないやり方なんです。

でも、考えても答えの出ないことをずっとくよくよ悩むのも賢い方法ではないと思いますよね。

それは、悩み方が自分を苦しめる方に行っているからなんです。

いつも勘で動いてうまくいかない方は、絶対によく自分の内面に向き合ったほうがいいんです。
悩む」とき、たとえば、ふたつの選択肢があるときに、どちらを選んでもリスクを取ってしまう癖がついてしまっているんですね。

リスクを想定して不安になるから、その不安が現実化するんです。
悩む」べきところが間違っているんです。

まず、そもそも「悩む」ことがいけないことだといことを外す必要があります。
「悩む」=「苦悩する」となっていませんか?
「悩む」=「よく考えてから行動する」となっている人は「悩む」ことは苦しくないのです。

悩む」ボクをみていて苦しそうだ、面倒くさくて大変そうだと思う人は、「悩む」ことでうまくいった試しがないからそう思うんです。

もういちど言います。
勘で動いてうまくいっている人は「悩む」必要はありません。
そもそも、そんな人はこのブログを読んでいないと思うし、今回は無視させていただきます。
勘で動いてうまくいかない人は、勘が当たらない人なんです。
よく考えて行動する」必要があるんです。
そして、そういう人に限って「悩む自分ってダメだなぁ~」と自分にダメ出しをしています。
いま、よく考えなくて、どうするの?」って思います。

これからちょくちょく上手な「悩み方」について、書いてみようと思います。

ちなみに、ボクは今、何かの行動を選択するとき、どちらを選んでもどうもうまくいきそうにないときは、自問自答を始めます。
それは、セルフカウンセリングのようなことをします。
どっちを選んでもうまくいかないとループにはまっているときは、そのループから抜け出すことをします。
こっちの方法を選んで行動してもうまくいかない、あっちの方法を選んでもうまくいかない、というふたつの考えをいくら葛藤させてもうまくいきません。
どういうことをうまくいかないと思うのか、そこに必要のない思い込みをしていないかを探ります。
うまくいかないと思う自分と、どうしてそう思ってしまうのかを質問して整理をしていく客観的な自分を冷静に対話させます。
それを自問自答と呼んでいます。

悩んでいるとき、その葛藤しているふたりの自分の構図に気づいたら、そこから抜けて戦っているふたりの自分を俯瞰してみている自分に、ポジションを移動させることをしています。
自問自答させているふたりの自分が、カウンセラークライアントのようになっているのです。
カウンセラーの自分はクライアントの自分に共感しながら話を聞くし、クライアントの自分はカウンセラーの自分を信用しているから、なんでも素直にありのままになって、カウンセラーの自分に相談をします。
もちろん、それができるようになるまでは訓練がいります。
しかし、それができるようになると、「悩む」時間は短縮されるし、悩んでよかったと思えるようになります。

それは、自分を探求しているからとても楽しいしわくわくするし、「苦しい」とか「しんどい」という感覚はありません。

そして、ボク自身の中に、「自分はきっとしっかり考えて、きっとうまくいくようになんとかしていく」という信頼感があります。

だから、今取り組むべきでないときや、今取り組むとどーんと落ち込むような事柄は、課題として脇に置いておいて、けれどしっかりいつか取り組むべき問題点として把握はしておいて、今取り組むべきことを、ちゃんと知っておけばいいのです。

すべて本当の自分を知りたいところから始めているから、苦しくなんかないんです。

ありのままの自然体の自分でいたいと思いながら、自分が何を望んでいて、どう行動して、何を得たいのか、をまったく知らないから不安になるし、不安だからしんどくなるんですね。

本当の自分自身を知って、ありのままの自然体の自分で生きていきたい人には、ボクが自問自答の仕方をレクチャーいたします。

長文、失礼いたしました。

何かのヒントになったら嬉しいです。


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