スイスでの新型コロナウイルス感染者拡大が止まりません。
新型コロナウイルスの感染による死者は、
増加を続けています。
スイスでは合計 14,000人以上 の
新型コロナウイルス感染者が確認されており、
国内での死亡者数は270人を超えました。
28日は40人以上の追加死亡者が発生しており、
ウイルスへの感染が始まって以来、
1日で最も高い人数の記録です。
スイス国内で最も死亡者が多いカントン(州)は
ティチーノ州で、
国全体の死亡者数の約3分の1を占めています。
ティッチーノ州では、
今週の金曜日から土曜日にかけて、
一晩で11名が亡くなりました。
一方、感染者が多いのは、ヴォー州の2,745人。
次いで、ジュネーブです。
しかし、実際の感染数ははるかに多いと思われます。
いわゆる隠れ感染者です。
実は先週の過去3日間、感染合計が減少し、
数値に継続的な下りが表示されました。
外出自粛などの、
国の制限措置が機能していることを示していると、
期待していた人もいました。
私もその一人でした。
残念ながら、現実はそう甘くは無かったようです。
この危機に瀕してスイスの獣医達が、
新型コロナウイルス患者を助けるため、
治療のサポートをする可能性が出てきました。
Swiss vets could be deployed to help with coronavirus patients(The Local)
獣医は患者(=人間)の治療には責任を負えず、
治療を直接施すわけではないそうです。
病院の治療の現場での後方支援、
"舞台裏でのサポート" として、
協力する体制を整えているという事です。
たとえば、彼らは、
血液サンプルを採取したりする可能性があると、
スイス獣医師会(SVS)の会長、
オリビエ・グラードン氏は語っています。
ベルンの「アニマル クリニック」では、
動物用の人工呼吸器を、
既に病院から差し出しています。
同クリニックの人工呼吸器は、
人間の医療で使用されているものと似ており、
人間にも迅速に対応できると判断され、
要請を受けたそうです。
スイスの他の動物病院でも、
人工呼吸器、酸素抽出器、マスクを提供しています。
遂にここまで来てしまったのか・・。 と思うと、
ちょっとショックなニュースで、
またしても不安が広がってしまいます。
16日の非常事態宣言から
2週間が経過しようとしているこの週末〜週明けが、
スイスでは最大のピークなのかもしれません。
週末ばかりではなく、週明けも、
極力買い物など、外出は控えようと思います。
非常事態宣言後の12日目は、
色々とニュースを読みすぎて、少々気持ちが不安定な夜・・。
春は無理そうだけど、
初夏のスイスを楽しめる日が、
1日も早くやって来て欲しい!
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「スイスの街角から(番外編)」
次号【Vol.63】は、2020年 3月31日(火曜日)配信です。
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