浮気の証拠

「不貞行為の証拠」と「不貞関係にあると判断できる証拠」の違い

大阪の道頓堀近くのラブホテル街を歩くカップルの写真に「不貞の証拠」「違い」と文字が書かれた画像です。

「不貞行為の証拠」と言う浮気調査でよくある言葉。

しかし、不貞行為自体の証拠と言うのは少ないんです。

大体の場合は「不貞関係にあると判断できる証拠」の方です。

「探偵さん!私は不貞行為の証拠が欲しいんです!」

とおっしゃるかもしれませんが、どちらも証拠としてはOKです。

少し細かい話になりますがその違いについて記事にしておきます。

不貞行為の証拠

不貞行為の証拠とは、下記のような場合を言います。

  • 車内での不貞行為
  • 野外での不貞行為

そうです。

不貞な行為そのものを撮影すると「不貞行為の証拠」と言います。

こういうのは最も効果的な証拠ですね。

暗視カメラなどを使って撮影します。

もう誰が見てもやっちゃってますから強い証拠です。

もちろん、言い訳する人は何を見せても言い訳をします。

下品な表現で申し訳ないですが、

  • 腰振ってたけど入れていない
  • やったけど1回だけ

言い訳する人は何でも言います。

でもいいんです。

裁判官が判断するんですから言い訳なんて関係ありません。

好きに言わせておきましょう。

ただ、こちらとしては1つ懸念があります。

それは「1回だけ」と言う部分です。

1回でも不貞は不貞なのですが、大体の場合は1回だけではないでしょう。

これまで悩んで悩んでようやく探偵に依頼した訳です。

当然これまで不審な行動を取ってきた本人ですから、1回だけって言う言い訳は通したくないですよね。

なので、この言い訳を回避するには

  • 証拠を2回撮影する
  • 状況証拠をうまく利用する

こういった対策になります。

証拠を2回撮影すれば当然複数回になりますので、1回だけの言い訳は簡単に回避できます。

これに関しては何も考える必要がないので良いですが、探偵料金が膨らんじゃうのでと言う場合は状況証拠をうまく利用してもらえればと思います。

  • ボイスレコーダーの内容
  • メールやSNSの内容
  • 本人の言動や行動の日記
  • GPSの位置情報
  • その他の状況証拠

こういうものを利用して、1回だけを2回以上にするのではなく、1回だけだと言えないようにすれば良いんです。

だいたいは2回以上やったと言わせようとしますが、それはなかなか難しい。

しかし、1回だけだと言いにくくしたり、言っちゃったけど取り消したりさせる事はできる可能性が高いです。

この辺は個々の案件によって違うので、いつも報告書をお渡しした後にお話をさせて頂いています。

探偵aimiは浮気の証拠を撮ればそれで終わりな探偵事務所じゃございませんのでご安心を。

探偵の証拠が1回だけでも、あなたが持っている状況証拠を合わせて何ができるかを一緒に考えます。

では、少し話がそれちゃいましたが、次に「不貞関係にあると判断できる証拠」についてお話します。

不貞関係にあると判断できる証拠

不貞関係にあると判断できる証拠とは

  • ラブホテルの出入り
  • シティホテル・旅館の宿泊
  • 自宅の宿泊

このような場合に「不貞関係にあると判断できる証拠」と言っています。

要するに不貞行為そのものではなく、状況的に不貞関係にあると判断できる証拠の事ですね。

だからラブホテルの出入りを撮影しても不貞行為の証拠ではないんです。

浮気調査では大体がこのパターンの証拠が多いです。

こういう場所で不貞行為を行う方が殆どですからね。

で、この場合も当然1回だけとか言う場合がありますので、上記で述べたような状況証拠も利用するのは同じなのです。

それは同じなのですが、単純に出入りを撮影したからと言って不貞関係にあると判断できる証拠になるとは限りません

よく車にGPSを付けて後からホテルを出るところの証拠を撮影すると言った方もいらっしゃるのですが、もちろんそれで証拠として使える場合もあるのですが、単純にその出るところだけ撮影しても裁判で使う証拠としては弱くなります。

出るところだけ撮影してもいろんな言い訳ができますからね。

とにかく出入りだけでは不貞関係にあると判断できる訳ではありません。

何が言いたいかと言うと、不貞関係にあると判断できる証拠は、ホテルの出入り前後の状況も大切と言う事です。

  • ①GPSを取り付けて、ホテルに行ったので出てくるところを撮影した証拠
  • ②食事をしてキスや手を繋いだりしてデートした後にホテルへ行き、その後家まで送った証拠

わかり易く2つ挙げてみました。

何となくわかると思います。

①の方は言い訳が通用しそうな気がしませんか?

②の方は交際している2人がホテルで過ごしたと言うのがわかると思います。

つまり、交際しているかどうか?初対面ではないか?と言う部分が大切です。

特に交際しているかどうか?が非常に大切なので、探偵aimiはいつもこの部分に焦点を当てて浮気調査をしています。

別にそれがホテルに行く当日じゃなくても良いんです。

殆どが成功報酬で浮気調査をしていますが、ホテルへ行く日はそんなに多くありません。

でも、ホテルに行く日以外にも大切な交際をしている証拠を収集するんです。

  • 平日の仕事帰りに食事をする
  • 平日の仕事帰りに合流して少しだけでも会う
  • 平日の仕事帰りにキスをする、抱き合う、手を繋ぐ
  • 何回接触したか?(初対面じゃない証拠)

こういうのを成功報酬では収集しています。

この交際している証拠・初対面ではない証拠を踏まえた上でホテルの出入りを撮影する事により、「不貞関係にあると判断できる証拠」となる訳です。

もちろん、あなたが持っている状況証拠も合わせて強固にします。

ポイントは裁判で勝てるかどうかの証拠

不貞行為の証拠にしろ不貞関係にあると判断できる証拠にしろ、裁判で勝てる証拠かどうかが大切なポイントになります。

裁判で勝てる証拠があれば、本人が何と言い訳しようと関係ありません。

ついつい言い訳されると反論して論破しようとしてしまいがちですが、本人はそうやって言い訳しながらこちらがどんな証拠を掴んでいるかを探ってきます。

ですので、言い訳されても感情的にならず、「言い訳するなら訴えます」と言うスタンスの方が駆け引きがうまく行くと思います。

結局全ては証拠写真次第です。

証拠写真や動画が揃っていれば勝てますし、証拠がなければ言い訳をされるだけです。

言い訳させない為に証拠を揃えるのではなく、裁判で勝てる証拠を収集すると言う感覚で集めましょう。

下記もご参考に

探偵の証拠は裁判に勝てる為の物であり裁判にならない為の証拠でもある

探偵による証拠はあなたが裁判に勝てるようにする為の物です。

あなたが裁判に勝てると言う事は、相手からすると裁判をしたら負けると言う事になります。

ですので裁判回避の物でもあるんですね。

冷静な判断をできる相手なら、負ける裁判をわざわざすることはしません。

通常は示談を申し出てくる事になります。

そうなればこちらが有利になりますので、良い条件を飲ませることができるようになりますね。

大阪の探偵aimiでした。

※管理人が確認した後に公開されます。

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