BUFFALOのNASが壊れてしまいました(;・∀・)
こいつのデータを読み出した方法についての覚書です。
RAID1で構成していてデータは冗長性を持たせていました。
しかし、ファイルコピー中に突然EM(エマージェンシー)モードになってしまい、共有フォルダにアクセスできなくなりました。
サポートサイトに従って、ファームウェアの復旧を試みました。
正常に終了したのですが、再起動するとまたEMモードになってしまいました。
色々とネットで調べてみたら、シリアルATAとUSB変換ケーブルでPCにつないでみて、ドライブが生きているかどうか調べろとありました。
LS-WSX1.0L/R1シリーズは小型でバラすのに苦労しましたが、開けてみるとドライブが2台入っていました。
それぞれを取り出してチェックすると、HDD2が死んでいました。
ドライブとして認識できませんでした。
ドライブ1は生きているようです。
BUFFALO製品専用のサルベージソフトが1万円位で売られていることがわかりましたが、本当に読み出せるのかどうか不明です。
そこで、NASのOSがLinuxだということに思い至り、WindowsでLinuxドライブを読むソフトがあるはずだと、探してみたところ見つかりました。
海外製のアプリで、DiskInternals Linux Readerがそれです。
ダウンロードしてNASのドライブを読ませてみると、エラーはあるが修復可能とのメッセージが。
時間がかかりましたが、ドライブのフォルダ構成が見えて、内部ファイルも生きているものはサムネイルが表示されました。
サルベージしようとすると、「フリー版ではできないよ」というメッセージが。
仕方ないので、3千数百円(おそらく30ドル)支払って、ライセンスを購入しました。
ライセンスキーを登録してHDDをマウントしてみると、バーの進みが20%くらいから遅々として進みません。
これは、そこから先の領域が壊れているからだろうと判断して、中断したところ、共有ドライブとフォルダツリーが表示されました。
フォルダーを開くとファイルが見えます。
別のドライブにコピーして内容を確認したところ、読み出せたファイルは正常でした。
おそらく90%以上のファイルはサルベージ出来たと思います。
しかも時間は2時間程度。
データ復旧サービスを利用したら10万円くらいは取られるようですから、自分でやれて良かったです!
このアプリを見つけるまでは、自分のPCの中のあるファイルを印刷した書類と比べて、最新版にアップデートするしかないと、最低でも1週間の作業は覚悟したのです。
これもRAIDで同一内容のHDDが2台あったからです。
それにしてHDDはいつか壊れるもの。
クラウドにもバックアップが必要だと思い至りました。
今後は、Dropboxやレンタルサーバー上にフォルダを作ってバックアップしておくつもりです。(羊)