茶菓の時間です。
「大輪の間」「蓮華の間」「月窓の間」「悟りの間」
など、いくつかお部屋がありまして。
私の選んだのは、月窓の間です。
目の前に広がるお庭を見ながら、お抹茶とお饅頭を頂きます。
お抹茶は、貴人台(きじんだい)に乗せて出されました。
身分の高い人にお茶を出すときにつかう木製の台です。
格別のおもてなしを感じます。
お饅頭の名前は、「皇月」です。
皇室にゆかりのあるお寺なので、そこかしこに
菊の御紋が見受けられます。
床の間の横壁が三日月状にくり抜かれています。
満月の光が差し込むと、床の間に光の三日月が浮かび上がるのでしょうね。
「月窓の間」の由来は、ここからでしょう。
光と影の織りなす幻想的な世界!
足元にも、日本の雅が息づいています。
こんな所で歳時記なんか読んだら~最高ですね。
目の前に広がる春の季語を探します。
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