いのちのもとをたどる。
どんなものでも、その元をたどると
そこに本質や真実が
そっと在る。
これまで結局
私がしてきたことは
元へ元へ
すべての命の源を辿る旅だったのだと思う。
この夏またひとつ
命の源流と出会う―。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
先週末
幼稚園の友達ファミリーと10組で
道志川へキャンプへ。
( 先日3歳になった息子も大喜び!)
朝の5時に起きて
まだ
寝ている子ども達3人を
パパとママで車へ運び・・・☆
( 家から新横浜を経過して―。)
車を走らせること3時間☆
道志川ネイチャーオム(キャンプ場)に到着!
わぁ~!冷たくて、透き通ってて・・・☆
道志川は
横浜市の水源のひとつだということを知り。
( 横浜市と道志村の友好関係は100年ほど。)
『 はまっこ 』と『 どうし 』がコラボした
お水も、そういえば横浜市内の自販機でよくみかけていたなぁと
横浜市水道局 はまっ子どうし The Water 500ml×24本
2,592円
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いままで通りすぎていた、気にもとめていなかったこのお水の源流にいることに思いを馳せる。
( ここの水のことだったんだ )
この道志川の水を使って横浜ビールも創られていたり。
横浜ビール JABC金銀銅セット 330ml (6本セット)
3,920円
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かなり密接な
同じ水源を分かつファミリーのような。
かつて
横浜港から船出する世界中の船乗りたちが
この道志川の水を買い
『 道志の水は、赤道を超えても腐らない! 』と絶賛していたという。
( このフレーズにぞくぞくした食医ママ。笑 )
横浜市とは
古くからの関わりが深く
道志村のキャンプ場利用から温泉の入湯まで
横浜市民には
優待がたくさんある村だった。
(それほどとても深い友好の歴史。過去に、道志村が横浜市に飛び地合併したい、という話もあったほどらしい。)
『 パパ~!お水買ってきて~! 』
キャンプ場から
テントを張り終わったあたりで
お昼ごはんをつくろうと
私がいつものような感覚でパパにそう言うと
『 ( キャンプ場を流れる道志川の水も飲めるほどキレイだけれど )
蛇口から出るお水も天然水だから大丈夫だよ^^ 』
と、他のパパたちからの返事!
『 えっ!! 』
拍子抜けして驚いてる私に
持ってきてくれたキャンプ場の水道水を飲んでみると・・・・
『 ・・・・・!!!!! 』
( 絶句! )
おいしい!!!
本物のキレイなお水が、水道の蛇口から飲めるなんて!
無味無臭で、やわらかくて、なめらかで、軽やかで
優しい―。
じーーーーーーーん
蛇口から直接美しい水を、こんなにおいしい水を飲めるなんて
何十年ぶりだろう!?
( 私が小学生のころまで、私の故郷、群馬県の館林市も、天然の地下水が汲み上げられて蛇口から出ていて。あのとき、そういえば館林市には肌の美しい女性ばかりだった。今となってはあの水は幻。)
やっぱり
人は、水が育むんだ。
そしてこの森が
この水を育てているんだ。
( この沢も透き通っていて、たくさんのニジマスが泳いでいるのがみえた。)
体の底から
静かな感動が広がる―。
1日
こどもたちと過ごす
この水の美しい森のなかは
時間の流れがとてもゆったりとしていて
平和で。
虫でさえも遊んでいるように観えた。
長女も次女も
お料理のお手伝いをしたり
3歳長男も、ニジマス釣りをしたり
ほんとうに楽しい2日間だった。
こどもたち
冷蔵庫は、天然の冷たい川の水。
ママは子どもたちに棒パンを
まったり焼いたり
こどもたち
スイカ割りやサッカーや、追いかけっこや、何もなくてもずーっと遊びこんでいて☆
本当に、ここの幼稚園の子ども達は
『 何もないところで遊べる天才たち 』だと
そうやって、何もないところから
創造するチカラを育んでくれた
幼稚園の大好きな先生たちのことを思い出して、先生たちに感謝でいっぱい。
夜
夕ご飯(カレー)をいただいてから
わが家は『 紅椿の湯 』という道志村の中にある家族湯へ。
ここで
その湯の気持ちよさをまた全身で感じつつ
この場所の
ただごとでない良質な水のエネルギーを実感する。
お風呂を出ると
地元の地場産品が売っていて
それを見て、さらにまた驚き!
無農薬、有機野菜
一袋100円!!
( 横浜では400円くらいはするなぁ、と思いながら。先日、横浜市で買った有機きゅうりは、1本100円だった。)
お塩も購入。
そしてそしてなんと!
まさかの
有精卵の平飼い卵が!!
こんなにナチュラルに売ってるの??
( 1パック700円~800円 )
レジで店員さんが教えてくれたのだけど
( いつも、ステキなものを見つけると、生産者さんや現場のお話を伺います。 )
これは
この道志村で大切に育てられている鶏の有精卵なんだそうです。
『 自分の家のニワトリに抱かせてみたら、ちゃんと雛が還ったという人もいました(笑) 』
とのこと。
ナチュラルに家でニワトリ飼ってるっていうのもすごい。
( 有精卵の卵は、陰性の心臓病のときの特効薬になる。 )
さて
私はアローカナという
平飼いの有精卵を買った☆
(帰ってから、玄米チャーハンと、ゆで卵に。本当に貴重なものを、ありがとう☆)
( 赤ちゃんのときから卵アレルギーがあった長女は、『食』だけで体を調えて治し、6歳のいまは、卵も食べれるように。犬アレルギーも治った。わが家ではこうした良質の有精卵のみを頂きます。 )
ほかには
無農薬の
有機カボチャや、有機ミニトマトなど
え?この良質なお野菜が、この値段!?
と驚きながら
いろいろ購入。
こんなに良質なものが
こんなに自然に置いてあるなんて!と驚きながら・・・
( いつもの横浜市での有機野菜を購入する感覚で7000円分くらい買ったのが )
なんと!
全部で
3000円という!!!
良い食材こそ
誰にでも購入しやすい価格で出回ることの大切さを
すべての子ども達へ
無農薬、有機野菜、自然農の作物が
当たり前に供給されてほしいと、とても強く感じます。
( 都心部へ集中した暮らし方の現代の在り方が、それを難しくしているとも感じつつ )
ここ道志村では
自然農が盛んなようで
そういった村人たちの在り方にもとても感動した。
良質な野菜や
そして本物の水
子どものことが大好きな、地域の大人たち。
この水も
この自然農の作物たちも
( 鹿やイノシシから守りながら。)
人が
食と命の源とを守りながら暮らしてきたその歴史、伝統が
とても興味深くて。
横浜市の都心部にいて
いままで
なんと
遠くからこうした水や作物を運んでもらって買う、という
消費者消費者した生活をしていたのだろうか、と。
その流通代(フードマイレージ)が
環境への負担もかけたいただろうし。
そんな状態のなかで
食医ママとなり
自分も家族も
もう『 食 』のみで病気を治したり健康を維持させていただけているので
それを支えてきてくださった命の源の生産者さん、自然に心から感謝です。
そんな都心部での
生活のなかからもその『 食 』のおかげで
( もうここ6年ほど私も病院にかからず病気をせず)
病院がいらなくなり
過剰な消費もいらなくなり
いつも車オンリーなので都心部の交通機関も必要なくなり
暑さにも寒さにも、気候変動にもカラダが適応するようになり
ふとそんな状態になってからのここ数年はとくに
なんだかもっと
命の本質に沿ったような暮らし方を
自然に求めるようになっている自分がいた。
横浜にいて
うーん、本物の食材を消費するだけの日々に
だんだんと自分の内側から
もっと命の本質に根っこを張った在り方がしたい☆
っていう感覚が大きくなってきた。
どんなものを買えばいいかも分かる。
どんなもののなかからでも本物を見つけ出せる。
だけど
買い方は分かるけれど
本物を目でも舌でも分かるけれど
買ってばかりで
まだ、育てたことがない。
お米の一粒も作ったことのない私が
こうして健康で在れるのも
この水、この水を守る
ここのすべての人・自然のおかげで。
すべてすべて
おかげ様なんです。
なんだか
その源に触れることができた、このキャンプだった。
この道志村で水の美しさ、野菜のすばらしさに触れてみて
都心部で
ここからの恩恵を消費するだけの生活
消費するためだけの在り方に
なんだか
『 買ってばかりのおもちゃみたいな暮らし方 』に思えたのでした。
美しい水がいつでも在って
そこから自然農の作物を育てていて
川には天然のアユやイワナやニジマスが泳いでいて
( お魚が食べたかったら自分で釣れて )
そして
道志村のここ
なんと伝統的に
家庭で手作りのお醤油をつくっている。
( 失われつつある家庭の伝統の技のひとつ )
そのための道具も家庭にそろっていて
醤油と味噌、そして梅干し、沢庵
美しい水、自然農の野菜、天然の川魚
あぁ、これは
人が健康的に生きられる基本の『標準食』ー。
ここまで
命の基本(ベース)が自分の生活に付随して揃ってる。
本物だ☆
いま
こういう本物を『食』、生活を普通に都心部で再現しようとすると
それこそ本当にお金もエネルギーも他人の労力もかかって
( フードマイレージがすごい)
とても無駄が多い。
ゆえにこの現代においての、最高の贅沢とも言われている。
( 銀座で売っているビン入りの一升1万円の水だって、道志村で蛇口から出てくる水と同じでは?むしろ流れている道志の水のほうが本物なのでは?なんて、思えたり。)
この現代において
( 食医ママから観るととくに )
ほんとうに希少で貴重なものが
この道志村に、在ったのを見つけたー☆
それを見つけた興奮が
冷めやらない食医ママなのでした。
テントに戻って
眠るこの心地よさがまた
とても深く深く
この地にグラウンディングをしている感覚がした。
朝
川のせせらぎと
鳥のさえずりと
川の水で顔を洗うパパ。
『 川の水で顔を洗えちゃうこの爽快感がたまらない。で、そのまま飲めちゃってもお腹壊さない水のキレイさ。 』
と感動してたパパ。笑
私は
たった1泊2日の
この道志川キャンプだったのだけど
本物を見つけた
感動に包まれておりました。
見つけた☆
ここの地域そのものをもっと知りたくて
( 自然の厳しさも、歓びも )
ここの地域のひとたちとも
そして
ここの自然とも
もっと対峙してみたくなった。
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
そこで。。。。
キャンプから帰ってきた翌日。
道志村に電話。
主人に頼んで
来週
1週間ほど(予定)
道志村のコテージで過ごさせていただくことになった!
( ちっちゃなコテージ。ちっちゃなキッチン。冷蔵庫もほぼない環境でむしろワクワク(乾物を活用しよ)!外でバーベキューしながら過ごそう!と思う。)
道志村に
地域おこし協力隊としていらっしゃる方へ電話をして
道志村を案内していただけることになった。
( 村のご神事に参加させていただいたり、自然農の畑を見学させていただいたり、地主さんにお会いしたり、村の人たちと交流をさせていただくことになった。お世話になります☆)
この道志村に
とてもひとめぼれしてしまって
ここで
命の根っことつながった『 人と食、命の本質 』の在り方を
美しい水とともに
また来週
見つめさせていただこうと思う☆
( いつかこうした美しい水で私も、お米や醤油を手作りしたい☆)
.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+.。.:*・゚+
ここで過ごす約1週間のようすは
( 数日から1週間くらい )
後日ブログでもお伝えしたいと思います☆
食医ママサロンでは
またリアルタイムにお伝えしてまいります☆
( 陰陽の話とともに )
ステキな夏休みを過ごされますようにー☆
『 飲水思源( いんすいしげん ) 』
―水を飲むものはみな、その水の源に思いを馳せよ― 中国故事
☆―命の本質を尊重した医学―☆
・。*♡食医ママサロン♡*。・