カイコのまいこが
わが家に来てからー。
このごろ
ママのこころは
「 いまの自分を創り上げてきたものに 」
まさかの!
たくさんの
カイコからの影響
をみつけて
シンドバットの大冒険のように
新しい世界に
足をふみいれたような衝撃のなかで
わくわくしているのでした♡
心のなかに
流れてくる
シルクロード
大航海時代の海賊
香辛料や絹が
すごい人々の活気と熱気・・・
絹が
金のように高価だった時代の熱量が
いまそばで感じられるような想いがする。
( ↑ ちょっとハマってる。 笑 )
この
小さな
たった一匹のカイコから
垣間見れる
壮大な歴史ストーリーに
このごろ
ひとり
ワクワクしているのでした。笑
すごい勢いで
ムシャムシャ
桑の葉を食べつづけるカイコのまいこ。
3歳くんは
もうほとんどいじらず
けっきょく
お世話係がママに^^;
たっぷり食べては寝る、
をくりかえす
まるで赤ちゃんのようなリズム。
白くてもふもふしてて。
野生のクワコっていうガから
人間が品種改良してつくった
カイコ。
色が白く
( 白い繭になる )
ガになっても
飛べない
という
退化させられた
もの。
ほんとうに
「 絹を創り出すためだけに産まれてきた 」
不思議ないきものー。
野生のチカラもなく。
人間にとっては
飼いやすい。
( カイコをみつめながら
勝手に
わが子たちは
本来の” 野生のチカラそのままにのびのび育てよう ”って、感じたりしてしまう。 )
さて
そんな
カイコのまいこ。
まいこのごはん用に
桑の葉を
探すようになってみたら
突然
バンッっと
みえない世界がみえてきた・・・☆
いつもの通り道が
まるで
ちがった景色にいっしゅんでワープしたかのように
急に
いちめんの
街路樹が
ずーーーっと大きな桑の木だったことに気づき!!
( 新横浜駅まえの国道沿いずっと )
わたしのカラダ中に
ぞくぞく衝撃がはしる!
このあたり一面
むかし
養蚕をしていた形跡・・・・
カイコのまいこから
観えはじめた
もうひとつの
あしもとにあった
世界のものがたりに
ワクワク興奮してきたのでした♡*・。
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
群馬のむかし。
( 明治時代。)
お母ちゃんたちは
農村で
子育てをしながらも
しっかり
お金を稼げる仕事( 職場 )を
もっていた!
それが
養蚕から生糸をつくる
富岡製糸場だった。
日本は
この絹の輸出で
世界トップクラスになる。
絹で外貨を稼いで
軍艦を買った
といわれていたほどの
「 メイン産業 」だった。
わたしのふるさとの
群馬県のお母ちゃんたちは
当時はめずらしく
女性のはたらき先が
あり
ママたちは
お金を稼ぎ
子育てもして
日本を支え
自立していて
お金も稼いでいたから
ほんとうに
「 女性の天下 」
だったのだそう☆
そんな
群馬ママの
「 かかぁ天下 」な気質って
( 女性、ママが強い! )
ずーっと受け継がれてて
わたしが
子どものころも
ママたち
女性たちが
ほんとうに
すごくイキイキ元氣だった☆
( ↑ 子どものころは、大人の女の人って、当たり前にみんなこういう感じなのかと思ってた。 )
お仕事してるママが多く
お仕事してるママって
子ども心にも分かるくらい
家事もテキパキ
子どもにもサバサバさわやかで
カッコイイ女性が多かった印象がある♡
この母ちゃんたちがまた
日本一
総理大臣を輩出する
群馬県の
" 総理大臣気質 ”を産み育ててきた
母の気質なのかもしれない☆
そして
こういう
当時の
女性の自立心や
女性の強さの根底には
カイコのまいこの
存在があるのだと想うと
やっぱり
この小さなカイコの支えてきた大きなものに
また
胸にひびいてくるものがあるのでした♡
カイコのお世話と
製糸業で
群馬のあ母ちゃんたちは
忙しかったので
子育てするとき
こども用のおやつに
よく
「 炭酸まんじゅう ( 焼きまんじゅう )」
をつくっていたのだという。
( 長持ちして
子どもがお腹がすいたら、パクっと食べさせられる )
それが
子どもの頃からわたしもよく
食べていて
実は
いまでも
わたしも
大好きだったりする♡
このわたしの大好物にも
またまた
カイコのまいこが
影響していたとは! 笑
*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
わたしの
実家の
群馬県の館林市ご出身の
美智子様も
宮中では
小石丸という純国産品種の
「 カイコ 」を
ずーっとお育てになられているそうです。
( 歴代の皇后様が、守り育てていらっしゃるそうです。 )
ここで
創られた生糸からの
絹織物は
「 幻の絹 」「 天女の羽衣 」と呼ばれている♡
( ※毎年
古代絹の伝統と保存と研究のために
大切にされているのだそうです☆*・。 )
。・*♡パリでの展覧会♡*・。
。・*♡皇后陛下のご養蚕♡*・。
いまは
もうほとんど
日本で
養蚕をされる農家さんは少ないけれど
これからの
まいこの可能性は
まだまだ
限りなく広い☆*・。
日本のカイコはいま
医療現場で
活躍しているんだそう☆
遺伝子組換えカイコから
予防接種の成分をつくったり
( ↑ ちなみにわが家ではワクチンは過剰に使わない方針。 ⇦過剰に使う必要のない状態へカラダの健やかさを守る方向性 )
遺伝子組換えで
クラゲやイカの「 光る遺伝子 」を
カイコの遺伝子に組み込んで
光るカイコから
光る絹をつくったり、とかも。
( カツラユミのウェディングドレスで試作。
純白のドレスが、暗いなかでは蛍光に光る。 )
絹は
人間のカラダとの相性もいいので
( アレルギーがでにくい )
医療現場でも
ケガの縫合のときの
「 糸 」に使われたり
それから
「 絹 」」から「 人工血管 」が創られたり
研究がすすんでいるのだそう☆
いまは
遺伝子組換え技術で
さまざまに応用されている
カイコなのでした。
日本の
シルクロードは
富岡製糸から
横浜の赤レンガ倉庫で。
( この赤レンガ倉庫から出航する船で
群馬の生糸や絹製品が、世界中へ輸出されていっていた。 )
★横浜シルク博物館「 絹とその貿易の歴史をたどる博物館 」★
きのうは
ふと
赤レンガ倉庫へ♡
対向車が、馬車だったり♡*・。
赤レンガ倉庫で
ランチをいただきながら
ふと
想いをはせていた
群馬の
「 かかぁ天下 」なママ気質
子育てをしながら
仕事をして
お金を稼いで
明るくて元氣だったパワフルさ♡
女性の権利が
なかったような時代に
カイコとともに
強く生き
強く在った
そんな
母たち。
女性が育み
そして
日本を支えてきた
その足跡に。
そこに受け継がれる自立の魂と
その手で子育てをして
つむいでこられた愛を
いまわたしも
ここに
群馬の「 母たち 」に
まなび
受け継がせていただきたいと感じるのでした♡
小さなまいこに
あたらしいごはん( 桑の葉 )
をあげながらも
そんな歴史ものがたりと
ご先祖さまからの
古の手仕事に
心震える
このごろでした♡*・。
赤レンガ倉庫 レストラン Chanoーma横浜
↑
店内、ベッド席(小上がり)とソファー席が選べる♡赤ちゃんもごろごろ♡