今より少しでも成績が上向きになればと、(補佐として)個人の先生を探している保護者の方へ。
効果が大きいのが、「そばについて目を離さずに見ている」です。
この効果の大きさを実感しているので、「トイレに行ってくる」「お茶を持ってくる」「(隣の部屋に)めがねを取りに行く」など、席をはずすときにはその理由を告げます。たとえ10秒以内でも。
男性先生の視点からみると、実にバカバカしいと思うでしょう。
教える技量が一番だ、と思うでしょう。
違います。
目を離さない効果50%
先生の技量効果50%
分からないところを早く解決したいという、意欲満々な子ばかりではありません。
「やるっきゃない」「もう逃げられない」の場の設定効果は思いのほか大きくて、始めのころは気が進まずに嫌々通っているとしても、このことで少しずつ変わってきます。
結論です。
進学塾の授業を聞いているようで聞いていなかったり、塾のスピードと自分の咀嚼力の速度に食い違いがあり、上手く成績に反映しない場合は、一対二ではなくて断然一対一が良いです。
もちろん一対一のほうが授業料が高くなりますので、その場合は回数を減らすなど工夫してください。
図書館のようにカウンターに仕切りを設けたような形状の机に向かい、指定された単元をひとりで勉強し、先生が回ってくる、または分からないところを質問に行く形式は、個人塾ではなくて個別塾なので、また別の話です。