こんにちは。接骨院の木戸です。
明けましておめでとうございます!
年末年始はいかがお過ごしでしたか?
僕は寝正月どころではない有様でした。
ダラダラしていたらいつの間にか年が明けていて、30分くらい明けたのに気づかなかったくらいです。
昨年は色々なことが有りました。
特に天災が多かったのが個人的には印象に残りました。
熊本地震や連続する台風、九州に追い打ちをかける豪雨等、自然の恐ろしさを再確認する年でもあったと言えるでしょう。
2017年はどんな年になるでしょうか?
SMAP解散やトランプ大統領就任など、先のわからないニュースが続いていますが、皆様の心身の健康の手助けになれるよう、今年も精進していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
久々に真面目なことを書いたのでちょっと恥ずかしいです。
全然関係ないのですが、今年初めて食べたものがソバでした。年越したソバです。
「年越したソバ」ですが、東北や北陸の一部では、風習として食べるところもあるそうです。
我が家はそんな彼らにリスペクトして、オマージュとして食べました。嘘です。
そんなソバですが、現代では健康食として有名ですね。
ビタミンB群を豊富に含むため、肝機能を助けたり、美肌効果(肌の抗酸化作用≒老化を防ぐ)があります。
また、グラム辺りのカロリー量が低いうえに、食物繊維を非常に多く含むので、ダイエット効果が期待できます。
実はソバは、一昔前は粗食として扱われていました。
江戸時代、日本には蕎麦屋が所狭しとあったそうで、庶民に身近なファーストフードのようなものでしょうか。
当時はお寿司などもファーストフード的な扱い(一貫がおにぎり大の大きさでした)でしたので、今で言う学生用のファミレスくらいの立ち位置かもしれません。
ソバは人間が農業を始めた頃、今よりもずっと大きい割合で栽培されていました。
というのも、ソバの実は寒さに強く、成長が早くてどこにでも生えるという特色があったので、まだまだ技術力の低い古代人にはとてもありがたいものでした。
その後、小麦や米などのイネ科の植物に主要穀物のシェアを奪われます。
そもそもソバは土地の利用効率が悪い(耕作面積辺りの摂取可能なエネルギー量が低いのです)ので、麦などを安定して栽培できるようになると、安く(当時の人間に必要な)栄養の少ない粗食。という扱いになりました。
いかがだったでしょうか?長くなってしまったのでまとめると、
農業を初めて始めた人たち「ソバすごい!」
農業に慣れた人たち「ムギすごい!」
現代人「ソバすごい!」
という感じです。ソバ一つとってもこんなに歴史があるので、歴史というのはおもしろいですね。
それでは改めまして。
患者様方のオソバに居られるよう、技術を磨いてまいりますので、これからも細く長くお付き合いをお願い致します。
今年も宜しくお願い致します。接骨院の木戸がお送りいたしました。