お煮かけそば | ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

ごんのブログ(慢性膵炎日記)Ⅱ

2009/11/02 慢性膵炎および仮性膵嚢胞で入院&手術をしました。
退院後は膵炎での脂質を抑えた食事などを紹介していますが内容は、
マンネリ化しやすい制限食のバリエーションの積りです
独身の男性にも作りやすいよう心がけています

食事編の本文に入る前に
皆さんにオススメのドラマをご紹介させていただきたいと思います

オススメのドラマと言うのは
”NHKスペシャル 体感 首都直下地震” なんですね

”全国防災デー” にあわせて
本編を12月2日から放送されていますけど

前日の12月1日には序章の
”プロローグ あなたは生きのびられるか” が放送されています

今まで災害に対して
”3.11東日本大震災” を機に

毎年9月1日の防災の日と
3月11日には特集的な記事を書かせていただいてきましたが

正直言って
かなりオブラートに包んだソフトな内容にしてきました

”僕の遅道” を通して
被災地でお聞きしてきた内容の一割にも満たない

いえ、1%にも満たないと言っても良いくらい
ソフトなソフトな内容でした

実際に過去の災害に遭われた方々からすれば

『そんな生やさしいものじゃない』
そう言われても仕方のないような内容でした

3.11以前から言われている
”南海トラフ巨大地震” に対する教育用動画なども You Tube などにたくさんありますが

3.11での ”想定外” や ”想定以上” の多さから
過激と言える内容のものが多いですけど

被災地で生の声を聞いてみると
決して過激ではない

むしろ生やさしいと言いたくなるような内容です

そう言った
想定外を見直して

最新の科学的検証によって
見直された内容で作られたシュミレーションドラマです

ドラマ仕立てなので
生々しいシーンはありませんが

あまり聞き慣れない ”通電火災” や ”火災旋風” とか ”群衆雪崩”
”地震洪水”と、言った言葉も出てきますが

大正時代の ”関東大震災” での
10万人にものぼる死者の原因が ”火災旋風” だったんですね

阪神淡路大震災でも
大きな火災が何日も続きましたが

発火原因のほとんどが電気火災で
今、問題になっているのが ”通電火災” なんですね

このドラマの合間合間に
解説やセッションが行われていて

色々と考えることのできるドラマになっています

見逃された方にも
インターネットでは ”NHKオンデマンド” から無料配信されていますし
NHKスペシャル 体感 首都直下地震 / NHKオンデマンド (別窓で開きます)

登録は無料ででき
このドラマは無料で見ることができますよ

また、
You Tube でも投稿されています
”体感 首都直下地震” / You Tube検索 (別窓で開きます)

元々は
年末の火災の多くなる時期に

防災への意識を呼びかける日ですけど
震災による火災がとても問題になっているからなんですね

あまりにも想定外の多かった
東日本大震災

今後は
想定外があってはならない

そう言った願いを込めて作られたドラマと伺っています

都市型災害特有な
防災準備なども色々な形で紹介されています

防火について
食事について
家族との連絡や合流についてなどなど

色々と考えさせられるドラマを

よくNHKさん
作ってくれました (≧∇≦)b


さてさて
以下は通常の食事編です

相変わらず
くだらない内容ですがお楽しみくださいね
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*

いやぁ~
寒くなりましたねぇ~

なんて何度も言っていますけど

日増しに寒さもきびしくなってきますね ((((~~▽~~ ;)))

こんな日には
味噌ラーメンなんて恋しくなってきますけど・・・

和食系の好きな
オイラとしてはけんちんそばとかも良いなぁ~

そう言えば
先日は醤油味のけんちんそばとけんちんうどんをご紹介しましたね
けんちんそば 2019-11-02 (別窓で開きます)

けんちんうどん 2019-11-20 (別窓で開きます)

鎌倉の建長寺が発祥と言われるけんちん汁で
おそばにしたものなんですね

そう言えば
けんちん汁は味噌味か醤油味かが問題なんですけど

平安時代(延暦13年(794年) ~ 文治元年(1185年)
または建久3年(1192年))くらいまでは

え! なんで文治元年(1185年)と建久3年(1192年)まで
幅があるのかって?

建久3年(1192年)って言えば
1192(良い国)作ろうで覚えた鎌倉時代の始まりになるんですけど

最近の学校では
鎌倉時代は1192年の鎌倉幕府を開いた年ではなくて

源頼朝が平氏を討ち果たした
1185(良い箱)年からと言う考えなんですね α(・_・)

つまり
鎌倉時代以前の意味ですからね (;^_^A

鎌倉時代以前の平安時代まで
日本の調味料と言うと

原料別に ”草醤(くさびしお)” と ”肉醤(ししびしお)”
それに ”穀醤(こくびしお)” の3種類があったようです

草醤は今でいう漬物、肉醤は塩辛類、そして穀醤が醤油の原形なんですね

縄文時代初期には
製塩の技術はすでにあったようで

海水を直接煮詰めて作る ”直煮(じきに)製塩” が行われていたようです

土器にお米や稗(ひえ)、粟(あわ)などの穀物や
獲物の小動物や魚の切り身を加えて炊き

塩で味付けされていたんでしょうね

それに
生のままの肉や魚もすぐに傷んでしまいますけど

塩でまぶして漬け込むと
長持ちすることがわかり

塩漬けにした後に
天日干しした干し肉や干物が保存食になっていったんでしょうね

色々な植物や穀物も塩漬けにする試みも行われたでしょうし

そのなかから
今で言う漬物も生まれたりしたんでしょうけど

特に生の植物を塩に漬けると
水分が出てきます

そのまま放置しておくと
表面にカビが生えたりしますけど

このカビを取り除いて
漬けた植物が素晴らしく美味しくなったものもあったでしょうね

この頃のお米の食べ方は
分搗き米にして煮込んで食べられたようですけど

蒸したり、茹でて ”干し飯(ほしいい)” にしたりも
だんだんと行われていったようです

乾燥させたご飯は調理が早いので
保存食であり携行食の食材としてでしょうね

湿度の高い日本では
カビが生えやすく

干し飯の半乾燥の時期にカビが生えたりもしたでしょうけど

漬物のカビと関連があることに気づき
色ごとにカビを分けて

色々なカビを種類ごとに生えさせて
有用性も調べられたりしたでしょう

この中で ”コウジカビ” も見つかり
醤作りに用いられたと考えることもできますね

平安時代から時代をさかのぼってしまいましたけど

平安時代の宮中宴会では
膳の上に ”四種器” という4種類の調味料が乗っていた記録があります

その内容は塩・酒・酢・醤のことで
醤は今の醤油と味噌に近いもので卓上調味料として各自が調味していたようです

つまり
平安時代には醤油や味噌のような調味料は

各自(各家庭)で作られていた
と、言うことになります

東南アジアには
”ナンプラー” や ”ニョクマム” と言った魚醤が知らていますけど

ナンプラーはタイの魚醤で、ニョクマムはベトナムの魚醤
どちらも作り方は同じで

現在ではスーパーなどでも売られていますけど

現地では
材料になる魚の時期になると

一家総出で小魚を買い
その場で塩漬けにして1年分の魚醤を瓶などに仕込んだりするそうです

塩加減や頭やハラワタの処理などは
家庭ごとに違うそうですから

ほぼ同じでも
家庭ごとに味が違うんですね

日本でも現在も残る魚醤に
石川県の奥能登で作られる ”イシル” や

秋田県のハタハタで作る ”ショッツル” や
香川県のイカナゴで作られる ”イカナゴ醤油” なんかも同様な魚醤で

昔は一家総出で仕込んだりしたんでしょう

今回のお話しは
けんちん汁は味噌味か醤油味かですけど

問題なのは
寺院では動物食が行われなかったことですね

すると
草醤(くさびしお)か穀醤(こくびしお)しか選択肢がないことになりますね

建長寺より少し前に建立された
和歌山県由良町にある ”鷲峰山興国寺(じゅぶざんこうこくじ)” が

醤油発祥の寺院として知られますけど

こちらの興国寺が宋で習得した金山寺味噌の製法が弟子から人々に伝わり
醤油の誕生へとなったと言うんですね Σ(・ω・ノ)ノ!

建長寺のように大きな寺院では
修行僧も色々な係や当番で仕事があり

食事の支度や
漬物や味噌などの仕込みも修行の一環ですから

大掛かりな醸造もできたでしょうね

味噌を長い時間かけて
染み出してきた液体が溜醤油(たまりじょうゆ)ですから

味噌味も醤油味もあったでしょうね (;^_^A

江戸期に入って
寺請制度(てらうけせいど)が江戸幕府によって布かれると

キリシタンではないことを寺院に証明させる制度であるとともに
庶民はいずれかの寺院に所属して檀家になる必要ができ

和尚さん一人だけの山寺なんかも多くなったでしょうから
大掛かりな醤油作りよりも味噌が中心になったかも知れないですね

山岳地帯の多い長野県の郷土料理に
味噌味のけんちん汁のような汁を使ったおそばがあるんですね

御煮掛け蕎麦(おにかけそば)
って言いますけど

味噌味のけんちん汁も
温まりますから雰囲気で作ってみました

こんな感じ ↓


使った材料(2食分)は
そば干麺 2人前・里芋 中1・ごぼう 1/4・大根 1/16・ニンジン 1/8・
ブナシメジ 1/4P・マイタケ 1/4P・生シイタケ 2個・カボチャ 1/16・
長ネギ 1・油揚 1・味噌 大さじ2・みりん 大さじ1・顆粒こんぶダシ 1/2スティック


ごぼうは流水をかけながら
包丁の背でしごいて皮を剥きます


水をかけながら剥くのは
アクですぐに色が黒くなってしまうからなんですね

で、水を張ったボールに
鉛筆を削るように笹がきしてその場で水に浸けます


ニンジンは5mmくらいのイチョウに切ります


油揚げは熱湯をかけて油抜きし
縦半分に切ってから5mmくらいに刻みます


大根もニンジンと同様に
7mmくらいのイチョウに切ります


アク抜きをしたごぼうを鍋に入れて
カップ3の水を加えて中火を点けます


5分ほど煮たら
油揚げを加えます


続いて
大根とニンジンを加えます


コンブだしを加えて


みりんを加えます


大根に火が通って透き通ってきたら
食べやすく切った里芋を加えます


マイタケは手でほぐして加え


食べやすく切ったシイタケとブナシメジを加えます


あればカボチャも加えます


味噌を加えて
ひと煮立ちしたら弱火にして軽く煮込みます

規定に茹でたそばを丼に盛って
味噌けんちんを半量加えて出来上がりですよ (^O^)/


さてさて気になる脂質ですけど・・・

省略で良いですよね (^^ゞ


あ! そうそう
冒頭でご紹介しましたドラマの中でのオススメされている

感震ブレーカーの簡易版
って、言うのがこれです ↓ まぁ~ご参考までに (;^_^A



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