辺野古米軍基地建設のための埋立ての賛否を問う県民投票条例
2019年沖縄県民投票 - Wikipedia
2019年2月24日(離島が多い竹富町は2月23日)に沖縄県が実施した住民投票

県民投票結果
当日有権者数:1,153,591人
投票率:52.48%
投票総数:605,385票
有効票数:601,888票(99.42%)
賛成:114,933票(18.99%)
反対:434,273票(71.74%)
どちらでもない:52,682票(8.70%)
無効票数:3,497票(0.58%)
--- 以上、Wikipediaより抜粋

反対が、投票資格者の総数の4分の1を超える37.64%に達しましたから、結果を知事が内閣総理大臣(安倍晋三)及びアメリカ合衆国大統領(ドナルド・トランプ)に対し通知しています。(3/1)

投票者の71% 有権者の37%が反対ですから、沖縄県の圧倒的な民意は辺野古埋立て反対です。

沖縄県の圧倒的な民意に対して、安倍首相は民主主義を踏みにじる暴挙に出ています。





玉城氏は「辺野古移設断念を求める民意が初めて明確にされたことは、極めて重要な意義がある」と述べ、工事中止を要求。
安倍首相は辺野古移設は「もはや先送りできない」と県側に理解を求めた。

安倍首相は、普天間返還と辺野古移設をセットにして、先送りできないと言っていると思われます。
しかし、そんな事は沖縄県民は百も承知の上で辺野古埋立て反対の圧倒的な民意を示しています。
何も答えていないのと同じです。
沖縄県民投票以前の主張を繰り返しているだけですから、県民投票で示された民意を完全に無視しています。



玉城氏
・通知書を手渡し「直接示された民意は何よりも重く、尊重されなければならない。県民の思いを真っ正面から受け止めてほしい」と述べ、辺野古移設の撤回を求めた。
・普天間飛行場負担軽減推進会議の早期開催と、日米特別行動委員会に沖縄県を加えることを提案。
・「首相と私とで腹を割って話せる場面を多く作り、解決の道を歩んでほしい」と要請した。

首相
・県民投票の結果を「真摯(しんし)に受け止める」
・普天間飛行場の危険性を強調。日米両政府の普天間飛行場の全面返還合意から20年以上たっているとして、「もはや先送りはできない」と改めて辺野古移設を進める考えを示した。
・「今後も沖縄の皆さまに理解いただけるよう努力したい」
・知事との話し合いは継続する意向を伝えた。

安倍首相は口では「真摯に受け止める」としていますが、真摯に受け止めている気配が全くしません。



詭弁による印象操作


10年以上先のことに対して、「一日も早く」とは何事でしょう。
一日も早く辺野古埋立てを中止するのが、早道ですよ。



繰り返される嘘



5日の参議院算委員会では、
岩屋防衛相は、沖縄県民投票翌日も辺野古への土砂投入が行われたことについて「あらかじめ事業の継続は決めていた。(安倍晋三)首相にも報告を逐次行い、了解を得ていた」と答弁したが、
安倍首相は、「普天間基地の全面返還を一日も早く実現するのが基本方針だ。工事については防衛相が適切に判断する」と嘘の答弁。
岩屋防衛相は、報告してないようなグダグダな嘘の答弁に変更する場面もあった。



複数の野党の質問者が、辺野古埋立ての予算や工事計画の提出を求めている。
しかし、政府から資料の提出はない。奴らも把握していないのかもしれない。

こんな状態で予算審議なんかできないでしょう