《解説編》意味がわかると怖い話3008 「足音」 | こちら、きっどさん行政書士事務所です!

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まず、語り手は足音が離れるのを聞くまで携帯を握っている。
夜の教室で月は廊下側、さらにドアに背を向けて座っているので、

当然窓から携帯の光が漏れてしまっている。
その明かりで強盗犯達は、教室内に人がいることに気付いてしまった。


犯人達は、ここですぐドアを開けにかかってもいいのだが、

もし鍵を内側から掛けられていた場合手間がかかる。
(廃校舎なので施錠は無いとは思われるが)
なので、語り手に「ドアの前からいなくなった」と思わせるために、

犯人二人組の内一人が足音を立てて離れる。
そして残った一人が、ドアが開くのを待って、語り手を襲う。

 

『そして、そっとドアを開いた…… 』

 

語り手THE END。

 

 

 

 

 

 

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