風台風と雨台風の特徴 | 晴れのち曇り時々Ameブロ

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2004年の台風22号(風台風)と台風23号(雨台風)、今年の台風15号(風台風)と台風19号(雨台風)は特徴がよく似てます。
コンパクトで力の強い台風は風台風になりやすく、超大型で力の強い台風は雨台風になりやすい。
コンパクトで気圧の低い台風は、台風自体の渦の密度が高く回転が速いのでしょうかね?
それに伴い、全体としての風も強くなる傾向。

それに対して、大型になると全体としての回転は遅いのですけれども広い範囲から水蒸気を巻き上げてくるので雨台風になりやすい。
範囲が広く回転も遅いので、雨雲がなかなか抜けずに広範囲に渡りいつまでも激しい雨が降り続く。
回転が遅い分、全体としての風はそれほど強くないのですが、天候が不安定になりやすく、広い範囲で竜巻などの局所的な突風が吹きやすい特徴が挙げられます。
気圧が低く大きさが中型になると、雨もそれなりに降って風もそれなりに強い、悪い意味でのバランス型になるのでしょう。

今回の台風19号は、狩野川台風の時のように秋雨前線が絡んでいたら、もっと甚大な被害になってしまったでしょうね。
それだけは、不幸中の幸いでした。
ただ、千曲川だとか大きな河川になればなるほど、支流の流れ込みが多く今後も被害が広がり続けるので、そこはかなり心配しています。
塩害に関しては、今回は無さそうですね。
昨年の台風24号は塩害が酷かったのですが、理由はちょっと私にも分かりません。
大型になればなるほど塩害が起きやすいのは分かっているのですが、コースや風向き台風自体の形によって起きたり起きなかったりという複雑な事情があるのかもしれません。



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