安倍川の紫晃石(しこうせき) | 晴れのち曇り時々Ameブロ

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安倍川の紫晃石

安倍川の紫晃石

上の写真は、質の良い安倍川の紫晃石。
キャンプ場の少し上、ショベルカーで川底をガリガリと掘り起こしていた場所で採って来ました。
あそこもガリガリとやっていた割にはオペレーターの腕が良いせいか石が全然無いという状況なのですが、この石は唯一そこで目に留まったもの。
全体的に四角柱、真黒石だったら絶対に拾わないなという在り来たりな形です。

ただ、紫晃石でこの形は意外に珍しくないですか?
私自身は黒系の石狙いなので、今まで紫晃石を真剣に見ていなかったという理由もありますが、どちらかと言えば丸っこいイメージが強い石。
目に留まるということは、数的にはそれほど多くはないのだと思います。
赤茶系の割には凄く質が良くて、硬質なことから四角く川擦れしているのかもしれません。

この石で注目したのは、じゃぐれというか、まるで赤松のような木肌と風合い。
これは、かなり魅力的です。
この石は本当に質が良くて、質の良い真黒を通り越して静岳や山葵石に近い感じ。
後は、水石としての見立てですよね。
四角柱なので、そこが一番の問題。
そこで、こんな感じに立ててみました。

安倍川の紫晃石

赤松のような色合いと木肌を生かしながら、「立ち枯れ」をイメージしてみたのですがどうでしょう?
水盤飾りで、少し斜めに傾けてあげれば、それなりに観れるかもしれません。
滝石はなかなか見つけられないので、こういう変わり種系の質の良いものがあれば、ちょっと気には留めておきたいですよね。
紫晃石に関しては、何となくそんな感じです。

安倍川の紫晃石

安倍川の紫晃石

後は、こういう紫晃石は欲しいですね。
ちょっと孔雀系のものが噛んでいるようですけれども、孔雀はともかくこの色合いのものは採りたいです。
白混じりの青っぽい灰色というか、紫晃石でこの色は初めて見ました。
滝石探しのスペシャリストの方にも、「この石は珍しくて良い石だよ!」と言ってもらえたので、もう少し大きくて形の出ているものがあれば探してみたいです。
個人的には、滝石以外でも質と形が出ていれば全然OKなので。
ただ、基本は真黒か馬蹄。(笑



ダイヤモンド