母の入院生活もかれこれ1年5か月が経とうとしている。

その間に同じ病院に入院していた父が亡くなり、母も病室に連れてくることが出来お別れができた。

母はよくわからぬまま顔を歪めてその場にいることを拒んでいた。

わかっていたのかもしれない。

 

現在は療養病棟というところ入院しています。

ちなみに入院する病院は大きく分けると(説明や名称は簡単でわかりやすくしてあります。)

・救急病棟 救急車などで運ばれてくるときは概ねここです。

・回復病棟 治療の目途が立ちリハビリするときはここです。

・療養病棟 急を要しない長期の治療が必要な時はここです。

概ねの3つです。他に緩和ケア病棟などもあります。

 

母はすでに救急から回復、そして療養と転院しました。

途中、転院する際に必ず在宅看護や施設への転院も勧められます。しかし、これは国の指針に基づいていて在宅に戻す事で

保険点数など病院の儲けになる仕組みがあるからに過ぎません。

 

転院の際に、仲介するのが地域連携室というものです。

HPなどで調べるとその印象は患者の転院を助けて

医療を切らさないようにするような感じがしますが、

本質は「追い出し屋」です。

病院にもよりますがかなり冷たい部署です。

事務的で高圧的な感じです。

医者や看護師が積極的に介在しないのは

地域連携室の目的は患者を救うのではなく、病院を金にならない患者から守るためであり医療従事者の矜持とは真逆になるためです。

転院が決まれば患者がその後どのような治療して回復するかどうかは全くどうでもいいことなのです。

 

政府はDXとかマイナ保険証とか言ってますが

病院間は一切レセプトや写真一枚でさえデジタルで共有できません。完全アナログで守秘義務という名目で患者や家族にもそのやりとりの内容を開示しません。

 

病院利権は異常なほど守られており、彼らは患者から医療費を搾り取れるときは大切にするが一旦取れないとなると邪魔な存在でしかありません。

転院を繰り返したり状態が良くないにも関わらず家に戻されたりされたことはないでいでしょうか。

すべては金です。

よく高齢者に医療費負担が少ないから若者に負担が掛かると聞きますがそれは実態を知らないからです。

高齢者が医療負担か多いのは

間違った血圧管理による血圧降下剤を無駄に摂取されていることや入院したら搾り取られるこの仕組みに問題があるからです。

 

高齢者は薬漬けで命を削り

若者は低所得&負担増で命を削っています。

この仕組みを正すのは政治だけです。