知ることは大切、だな | Moratoriumer´

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今日も波に揺られて海を漂う。

本日

LGBTの家族と友人をつなぐ会名古屋支部で開催された講演

「~セクシャルマイノリティ~ 知ることは大切」

を無事に満員御礼で終了しました。

足を運んでくれた方に感謝申し上げます。

参加してくれた方々の笑顔を見られることが

私にとって嬉しく

開催して良かったなぁと思う瞬間であります。

それぞれの背景があって

もちろん苦悩もあって

だからこその笑顔があって。

性同一性障害

性別違和

私もそうではないかと

考えたことは数知れず。

結論は

自分から男になりたいと悩んだことはなく

自分は女性であり女性が好き。

だから同性愛だなと。

私はレズビアンだなと。

でもぶっちゃけなんでもよくて。

見る人が見えるように

好きに見てくれたらいいかなって。

なんでもいいかなって。

そう思える家族をはじめ

周囲の人々の接し方があったことは言うまでもなく。

性別を問わず

えまはえまだと関わってくれる周囲の人々がいたからこそ

性別などどっちでもいいと思える自分がいる。

初めて会ったこどもは率直に私に聞く。

「男なの?女なの?」

私はまっすぐ答える。

「女だぞ!」

少し時間をともにしたこどもはこう言う。

「男でも女でもどっちでもいいよ。」

私はにやにやしながら言葉を返す。

「そうだな!」

何度も会って一緒に遊んだこどもはこんな風に言う。

「男でもあって、女でもあるんじゃない?」

私は驚きを隠せずにとりあえずこう言った。

「そうは言えるなー。」

こどもたちは私の想像を簡単に超えてくる。

そんな時代がきたんだな

と思わされる。

一方で

「女だったらスカートはくし。」

「女だったら髪は長いし。」

と言うこどももいる。

私は私なりに伝えてみる。

「そうとは限らんぞぉ。」

私は言いたいことを言って

私はしたいようにしている。

そんな環境って

願っても簡単には手に入るわけではないし

したくても

なかなかできるわけじゃない。

だから

私は

感謝の気持ちが尽きなくて

こうして今

こんな風にいかして頂いている自分に

何かしら意味があるんだろうと感じてる。

私の言葉が

思いが

笑顔が

誰かの何かしらの力や安らぎになるなら

そんなに嬉しいことはないな

なんてそう思う。

セクシャルマイノリティであることを

悩み苦しむ人はどれだけいるんだろう。

私は

悩んだけど

自分が自分で良かったと思う。

ある高校生が言った。

「みんなラクして生きたいと思ってるでしょ。」

私は何も考えずにこう言っていた。

「張り合いがねぇなぁ。」

ただの独り言。

私はこうやって生きてきた。


こう見えて今年30歳。こどもたちはそっちの方がびっくり。↓
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