IMG_3979
【噂のスノーバイクを乗って来た!】 北海道ルスツ  サイクロン 北海道スノーバイクツアー





IMG_3856
2月23日早朝。晴れてる!
そう昨日までなんと雨だった北海道札幌付近。本当は白鳥湖の氷上を走りに来たが、なんとあまりの暖かさと雨で中止。明日に入っていたスノーバイク ツアー、たまたま今日空いていた為、今日に変更。


IMG_3854
ここ北広島から85km、2時間ほど。札幌から230号を使って今回のルスツ(留寿都)の会場 までいく。ルスツとは、アイヌ語のル・スツ、道が山の麓にある という意味。

IMG_3857
車に装備品を全部詰めた荷物積んでー。

IMG_3866
GO!!って思ったら、札幌離れて中山峠入った瞬間、吹雪!しかも完全ホワイトアウト数回。危ない。
IMG_4127
全く見えん。2時間のところ3時間もかかった。その間に2、3台事故や雪山に刺さってた。
前が見えないとき、少しでもアピール出来るよう皆がハザード出しながら走るが、思えば一番前の人が一番大変。ホワイトアウトで何も見えない時に方向見失って事故るのだろう。

IMG_3871
なんとかギリギリ目的の時間に着いたけど、超吹雪いて寒い!
けどスノーバイクを目の前にしたら寒さ忘れるぐらい興奮。

IMG_3872
中に入ったら、三橋淳さん、そしてビッグタンクの春木さんがいた。何年ぶりだろうか会うの。FBの影響で全く久々な気分ではないが(笑
今回のツアーの案内をしてくれるのだ。

一応2人の繋がりは2003年のパリダカールラリーからだ。三橋さんがピンだとすると僕はキリな感じなぐらいレベルは違うけど同じラリーに二輪で出た。ああ僕は4000kmを走らないぐらいのとこでカミオンに踏まれてリビアでリタイア。春木さんはレース後に雑誌の取材でリタイヤの話をしてからの繋がり。三橋さんは二輪でも四輪でも好成績を残したドライバー&ライダーである

そして6年前ぐらいにサハリンラリーの時、そしてさらに数年前に北海道のモタードでお会いした源治篤さんにもあえて、今回のツアーの先導をしてくださる。

IMG_3886
ビーコン取り付けます。雪に埋もれたり、崖落ちたり、遭難したときの為にも絶対必要。

IMG_3892
今回お世話になるマシン、KTM 450SXFをスノーバイク仕様にしたもの。カッコイイ!
IMG_3890
こんなのもあった、セロー250ベース。妙に雪が似合う。雪とキャタピラだとかなりパワーを食われると思うが、どうなんだろう

IMG_4131
朝10:30から、近くの広場でオーバルの練習から。何が難しいって実は乗り降り。シート高だけではなく、雪は足が埋まるわけで、乗って戻ってきた時に、雪に足をつこうと思ってはいけない。止まる時はとにかくスタンディングで止まれるようにする。キャタピラそして前の板の幅があるから自立できる。
と言っても何度も立ちゴケはした。
汗を結構かく。

ある程度乗れるようになったらすぐに山を登りに。

IMG_4132
この日は吹雪。風景は見えないが、パウダースノーが素晴らしく、新雪を走り回るのは初心者でも爽快。
アクセル閉じると雪に埋まって、開けるとイルカのように飛び出す。それを繰り返しているとまるでジェットスキーのような気分。(当方一度しかジェットスキーはした事ないけど

IMG_3888
1時間ほどしたら小屋に戻ってきて、お昼。
雪とカップラーメンはベットマッチ。


IMG_3897
この日の午後の走行も合流。
かなり乗り慣れてきてはいるが、やはり止まる前のフラフラが怖いところだ。



IMG_3893
午後の林道は濃厚だった。

IMG_3895
さっきは道の往復だけだったが、今回は広い場所を走り回ったり、かなりアップダウンのあるところまで進んで
IMG_3903
もうみんな興奮。というのも今季の中でもかなり良いコンディションだそう。
IMG_3908
フッカフカのパウダースノーの林道。ガードレールよりもはるかに上に積もった雪道は、風景も開放的。
ツアー参加しているライダーのレベルに合わせて行く先々を変更している。

60分なんてあっという間。
視界は真っ白だったが、ライティングは最高に楽しめたし、オフロードバイクのライティング似てて違うフィーリング。

パウダーではない平らなところを走ると、まるでフロントタイヤがパンクしたみたいなフィーリング。フロントフォークの先に付いているのがソリだからそうなるのは当たり前か。

とにかく低速で小さいターンをするのが苦手なマシンだが、源治さんとか簡単そうにUターンもしていく。


IMG_4135
この日の片付け!
それにしてもたくさんの方々が試乗やツアーに来ていた。というかスノーバイクがこんなにあるとは思いもしなかった。

さあ帰ろうか、と思っていたが、みんなが温泉行くって。
これはまっすぐ帰るより、冷えた体を温めにとりあえず温泉だ!と言いたいが、実は乗って汗をかいているので寒いというよりは、体は温まっていて、流しに行くって感じ。
運動の後の温泉は気持ちいいぞ。

実はここで、もう1人、スノーバイクを乗りに来た久々に会う人が合流。伊勢谷友介氏。去年か一昨年、関東のサーキットで一緒に走った以来か。

彼が絶賛する源治さんのお家で食べる【ラムしゃぶ】が最高だっていうんで、僕も一回も食べたことないので図々しくお邪魔してしまおうと。
お酒飲みたいーが、宿に戻らないいけない理由がございまして、今回はノンアルコールで。

IMG_3911
うっひゃー、贅沢。ラムしゃぶ!




FullSizeRender
思えばしばらく四輪に行ってからというもの、みんなで鍋を突っつくのが無かっただけに、久々の気分。なんかオフロードバイク仲間のところに戻ってきたーって感じで嬉しい。そしてラムしゃぶ超うまい。

IMG_3912
アク抜きを丁寧にしていく三橋さんと見守る春木さん。とにかく個性たっぷりな人たちの集まりで楽しい鍋だった!
乗って、浸かって、食べての全部盛り。

夜10時過ぎまでお邪魔してしまいました。


IMG_3916
札幌までの道は相変わらず吹雪いてた。

IMG_3921
翌日。
すごい晴れてる。昨日の吹雪は何処へやら。予定していた白鳥湖の氷上走行がまたもやキャンセル。今日のスノーバイクはベストコンディションとも聞いていたし、、、これは行くしかない。
IMG_3935
お昼に到着!気温も高く雪の表面は溶けてはいるけど、走ったら気持ちよさそうだ。
IMG_3941
昨日に続き、雪の中でのカップラーメン

IMG_3946
今日は最高だよーって。

IMG_3947
てなわけで一発目から一気に山奥へ。深い深い。あまりの深さに前が埋まってノーコンになって危うく気に激突するところでした 笑

IMG_3951


IMG_3969
洞爺湖が見える高さの山の頂上へ。
天気がいいのでとにかく遠くまでよく見えます!
IMG_4202
広いところで撮影大会。新雪のだだっ広い丘で全開!
こんなに車体寝るのか!って本人は思っていますが、本当は写真のようにリーンアウトではなく、リーンウィズでバンクするぐらいスピードを上げて曲がるとさらに気持ちいいらしい。
怖くてまだ出来ないけど、エッジを使って曲がれるようになれば出来る様になるんだろう。
IMG_4203
スノーモービルのコーナリングとは違います。とにかくバンクするのが楽。
IMG_4204
もし次回があるのであれば、もう少し深いバンクで曲がれるまで練習したいな。まだ前のソリの部分の動きを上手く使えなくて、うまく曲がれないのです。

モトクロスでのサンドがうまく走れるとこれも上手く走れる様になる気がする。逆に今回サンドの練習になった!

IMG_4153
うまい人たちもさすがの急斜面の上りではスタック。みんなで救出へ。それも笑ありで楽しい。
IMG_4152
助けに行ったライダーもまたハマったり。ミイラ取りがミイラになった!笑

IMG_3984
スタックしても転んでも相手は雪。汚れないし、ふかふかだし。なんかアフリカの砂丘の様なきめ細かい(片栗粉的)砂の中で走っている感じ。もしかするとこのスノーバイクで砂丘走ると同じ様に走れるのかもしれない。

IMG_3986
三橋淳さんおすすめ撮影ポイント!
ええっと僕には壁に見えるんですけど。

IMG_3988
チャレンジしたら、少しジャンプした!雪煙が凄く、うまい人に見えますね。笑

FullSizeRender
夕方ギリギリまで走った。
ご同行してくださった皆様ありがとうございました!

こんな楽しいことをみんなしていたとは。また来年も絶対行きたい。バイクに戻ってきて、また知らないこと増えてて、楽しみが沢山。

詳しくは、北海道スノーバイクアドベンチャーの検索で。