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札幌の賃貸【逍遙館】の軌跡

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2019年02月11日
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カテゴリ:日々のだいじ
興和産業ビルの解体が決まって数か月が経ちました。



興和産業ビルと言ってもピンとこない方には、4階に【ハリネズミ珈琲店】があるビルと言った方がわかるのではないでしょうか。
1964年東京オリンピックの年に竣工したビルは、今年55歳を迎えその役割を終えます。

この界隈がオヨヨ通りと言われ賑わいを博していたのは、1970年~80年代前半といいます。
そしてここが、わたしより少し上の方々にとって青春の1ページを飾った忘れがたい場所であるともと聞いています。



今はタイムスの駐車場となっている一角に東映の映画館があり、その真裏、東映仲町という細い路地に小さなお店がひしめいていました。

富良野の有名店に成長したお店に名前を譲った「唯我独尊」、シアターキノの館主が営んでいた「エルフィンランド」。
オヨヨ通りに面していた札幌で一番古い名曲喫茶「シャンポール」。
赤いタオルをいなせに首にかけながら美味しい料理を作ってくれる狸小路7丁目の名店「一徹」のマスターが開いたお店「アイス・ドアー」もありました。
スガイの裏通りに移転してから知った「VIDERO」も最初はここにあったんですね。
(珈遊肆というお店、同じオーナーさんなのかぁ?誰か教えて~)

わたしがこの辺りに姿を現したのは1983年頃のことなので、かつての何とも言い難い吸引力は、都市化の波に押されその頃には少しずつ薄まっていたのだと思われます。



そんな変遷にも動じることなく、この通りを見続けた興和産業ビルも新しいオーナーに代わって解体されるのですね。

昨年10月【No Maps】という産官学が連携し立ち上げたコンベンションで、このビルを使って「まちの記憶をアートに」して欲しいと言う計画が持ち上がりました。



名付けて【New buildプロジェクト】。

たった10日でビルの壁面に描かれたデザイン!



圧倒されます。



このビルが取り壊されることを知った上で、オーナーさんから「好きにしていいよ!」との快諾を得て入居した不思議な名前の古着屋「カガミノナイヨウフクテン」さん。



まずは4ヶ月という短命の洋服屋さんとのこと。

オヨヨ通りの名前は、風化の一途をたどっているとしても、「あそこに行くと、何か面白いことがある!」と、若者の心をつかんだ猥雑で魅力あふれる空気は、まだどことなく漂っているのだと思います。


|逍遙館俱楽部代表|

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Last updated  2019年02月11日 20時37分58秒
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