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つぶやき~If…~


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私用です。 ミホコさんへ

ねぇ?
しってる?
最近、あなた…
変わったね。。。





ジュンス「ミホコ。何してるんだよ。」

ミホコ「…夕飯の準備。」

ジュンス「まだ終わってなかったのかよ。」

ミホコ「だって…」

ジュンス「俺が来るってわかってたんだからすぐ食べれるようにしとけよ。」

ミホコ「…ごめん。」






前から気になってたの。
あなたの中の光と影は
私が思っていたよりも、幅がある。

純粋で素直でやさしくて…
仕事にも一生懸命で
でも、少し不器用なあなたの光の部分。。。

その裏側にある影の部分は
闇の中でもがき苦しんで
足掻き倒して
でも、出口が見つからなくて
涙を隠して荒れて。。。

私に甘えてくれてるから?
それとも…
私では、あなたを満たしてあげることができないから?

最近のあなたは
私の前で、影が大きくなってるね。

今日だって…
久しぶりに逢えたのに。。。
あなたの笑顔が見たいのに。。。

ただ…
それだけでいいのに。。。






ミホコ「ジュンス。」

ジュンス「…ん?」

ミホコ「何か…あった?」

ジュンス「…別に。」






ダメだな。。。
こんなんじゃダメたよな。。。
わかってる…
わかってるけど…
どうしたらいいのかわからないんだ。。。
俺の中で封じ込めてた俺が
どんどん暴れ出して
もうすぐ制御がきかなくなりそうで…

誰にも知られたくない
俺の中の俺。。。
仕事中も、無理矢理抑えつけて、
でも…
ミホコの前では、甘えが出て
力が緩んで。。。

1番見せたくない…
1番見せたらいけない相手がミホコなのに。。。

不安で、寂しくて、辛い思いをさせてるはず。

わかってる。
わかってるけど…
本当に、疲れてるんだ。。。





ミホコ「ごはんできたよ。」

ジュンス「…あぁ。」




食卓には
俺の好きなものばかりならんでる。

こんな俺を
まだ、好きでいてくれてる。
安心を与えてくれるそんなあたたかな食卓。




ジュンス「ミホコ…俺…」

ミホコ「…なぁに?」

ジュンス「…いや、いいんだ。」






ちゃんとほほえめてたかな。。。

辛そうなあなたの重荷になりたくないから
いつものとおりにしていてあげたい。

私は…
どんなあなたも大好きだから。

本当は…
あなたの今の苦しみを分かち合いたい。
代われるものなら代わってあげたい。

いつか…
話してくれるよね。。。






ミホコ「…大好きだよ。」

ジュンス「…ミホコ?」

ミホコ「どんなあなたも大好きだから。」

ジュンス「…あぁ。」

ミホコ「…ごめんね。」

ジュンス「俺も。」

ミホコ「………」

ジュンス「大好きだから。」

ミホコ「…うん。」





もう少し。
もう少しだけ我慢してくれ。

今のきみの言葉で
わかったきがする。

封じ込めずに…
共存してみるよ。





ジュンス「また…ミホコに助けられた気がする。」

ミホコ「…私が?」

ジュンス「あぁ。」

ミホコ「わかんないけど…ジュンスの力になれたなら嬉しい。」

ジュンス「…ありがとう。」

ミホコ「あっ!やっと笑ってくれた。」

ジュンス「…えっ?」

ミホコ「よかった。」

ジュンス「…ごめんな。」

ミホコ「いいの。」






笑うこともできてなかったのか。。。

ごめん。
ごめんな。

これからはもっと
大切にするから。

俺も…
ミホコを笑顔で満たすようにするから。。。





愛してる。。。




癒し

別の世界 27


ユチョン「…ゆき?どうしたの?」

ゆき「はると…話してた。」

ジェジュン「えっ⁉︎話出来たの?」

ゆき「…うん。」

ジュンス「どんな話?」

ゆき「下に見えてる街のこと。」

ユチョン「イヤな空気の街だ。」

ゆき「えっ⁉︎」

ジェジュン「見た目と違って裏側が腐ってる。」

ゆき「…わかるの?」

ジェジュン「おいで。見せてあげる。」





ジェジュンの隣に座ると
ユチョンとジュンスも、私を囲むように座って、3人は小さく呪文を唱えた。

目を閉じて呪文を聞いていると、イヤな匂いがしてくる。
空気が身体にまとわりついて重苦しい。
頭痛と吐き気が襲ってきた。






ジュンス「目を…あけて。」










ゆっくり瞼をあげる。
ユチョンの心配してる顔。
ジュンスの悲しい微笑み。
ジェジュンは、何処かに感情を置いてきてしまったみたい。

下を見るのが怖い。


ジェジュンの手が私の肩に触れたとき
私の目の前には真っ黒な霧に覆われていた。



ゆき「…これって」

ジュンス「この街の本当の姿だよ。。。」

ユチョン「この街はもう救えない。」

ゆき「…小さな光がポツポツ見えるのは?」

ジェジュン「闇に呑み込まれるのを免れた魂だよ。」

ゆき「…なら」

ユチョン「ちゃんと見て。光はどんどん減っているでしょう。」

ゆき「…そんな」

ジュンス「僕たちの力じゃ…」

ジェジュン「街の全てを救うのはムリなんだ。」

ゆき「はる。お願い。教えて。」

ユチョン「…なに?どういうこと?」

ゆき「ひとつだけ…方法があるって。」

ジュンス「本当⁉︎」

ジェジュン「この霧を消す方法があるの?」

ユチョン「呑み込まれるのを免れた少しの命は助ける事は出来るけど…いくらなんでも。。。」

ジュンス「…ねぇ‼︎あそこ‼︎」






ジュンスが指を指した先には
赤い光が2つ、力強く輝いている。






ユチョン「ユンホとチャンミンだ‼︎」

ジェジュン「見つけた。。。」

ジュンス「とにかくまずは2人を助け出そう。」

ジェジュン「そうだな。」

ユチョン「ユンホとチャンミンも一緒に力を合わせればこの街を救う事が出来るかもしれないしね。」

ジュンス「ユンホの攻撃呪文とチャンミンの防御、回復呪文はズバ抜けてすごいからね!」

ゆき「…今、なんて?」

ジュンス「2人の呪文はズバ抜けてるんだって」

ゆき「その2人が囚われてるって事は、魔力が封じられてるって事?」

ジェジュン「…イヤ、魔力を封じられていたら、魂は緑に光るはず。」





ゆきの言うとおり、あの2人なら自力で脱出することは可能なはず。
それをしないのにはなにかがある。
いったいなにがあるっていうんだ。。。




はる「ユチョン」

ユチョン「…はる?」

はる「2人は、街全体を人質に捉えられてるの。」

ユチョン「…それって」

はる「下級の悪魔ではないと言う事。」

ユチョン「まさか…ササ?」

はる「…そうよ。」

ユチョン「………」

はる「ユチョン。あなたは言い伝えを知っているわね。」

ユチョン「あの本に書いてあった事?」

はる「ササは、ゆきの存在を恐れているの。」

ユチョン「じゃあゆきは…」

はる「ササを倒せる勇者。」

ユチョン「なら…」

はる「私も、あなた達も勇者を助ける俗者。」

ユチョン「でも、僕たちはまだ未熟だ!」

はる「それは私も同じ。まだ私の身体は完全なるドラゴンになっていない。」

ユチョン「どうすれば…」

はる「あなたにひとつ力を与える。」

ユチョン「………」

はる「少し苦しいけど耐えて。」

ユチョン「…うん。」














別の世界 26


はるの首にそっとおでこをつけてみた。

なぜだかわからないけど、そうすればはるの言葉が聞こえてくるようなきがして。。。





はる「…ゆき?聞こえる?」

ゆき「…はる?」 

はる「下に街が見えるでしょう?」

ゆき「うん。綺麗で可愛い街ね。」

はる「見せかけに騙されてはダメ。」

ゆき「…えっ⁉︎」

はる「あそこに住んでいる8割は悪魔に魂を売った、悪魔のしもべ。」

ゆき「………」

はる「普段は、普通なの。でも…悪魔の呪文が放たれた時。。。」

ゆき「どうして…」

はる「貧しさゆえ。。。」

ゆき「まさか…」

はる「悪魔の支持であなた達に牙をむくわ。」

ゆき「戦わなければならないってこと?」

はる「悲しいけど、そうよ。」

ゆき「………」

はる「生身の人間と戦う心構えをしなさい。」

ゆき「そんな。。。」

はる「呪文で制御された人達は、一切の意思も持たない戦う人形になる。」

ゆき「救えないの?」

はる「…難しいわ。」

ゆき「…方法はあるの?」

はる「…ひとつだけ。」

ゆき「…教えて。」

はる「あなたを…死なせたくないの。」

ゆき「…教えて。」

はる「ムリよ。あなたにはムリ。」

ゆき「やってみなければわからない。」

はる「…ゆき」







遺伝子に記憶されてる古の記憶。。。

全ての呪の解放は
地上の悪魔の頂点に立つササが持つ天弓を神の祭壇に捧げる。。。

天弓をもって、神がササを浄化する。

ただ…
ササは、人の心の隙をつき惑わすことを意図も簡単にこなし、相手を骨抜きにする。

そして…
その者の力すら封印してしまう。。。

そんな悪魔とゆきが戦えるわけがない。

でも…
この子は止まらない。
ならば、私に出来る事を考えよう。

ただ…
今の身体のままじゃ…
力が弱すぎる。。。

時間が…
もう少しだけ時間があったら。。。





別の世界 25


チャンミン「ヤバイな。」

ユンホ「…なにが?」

チャンミン「空気が歪んできた。」

ユンホ「…悪く?」

チャンミン「まだ…そこまではわからない。」

ユンホ「…監視役達には乱れは感じないけど。」

チャンミン「どう動くにしても防御の準備だけは、しておいた方がいいと思う。」

ユンホ「…防御呪文苦手なんだよなぁ。」

チャンミン「ユノは攻めが最大の防御だろう。」

ユンホ「…たな。」

チャンミン「殺気は立てないでいつでも攻撃出来るように。」

ユンホ「わかった。」





なんだろう。
こんな不思議な空気は初めてだ。

水晶もジュンスとジェジュンとユチョンの動きを映さなくなった。

結界を貼るにしても
外の状況がわからなくなる。
それは、今の段階では、リスクの方が大きい。

もう少し…
様子を見るべきか。。。

それにしても…




チャンミン「腹減った。。。」

ユンホ「…えっ⁉︎」

チャンミン「…腹減った。」

ユンホ「お~い!監視役~!なんか食物~!」








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