お馴染みのヒキガエル・カルテットである。
ケージは最近導入したグッドロックだ。
左からミヤコヒキガエルのマグマ、上に乗っているのがニホンヒキガエルの冬将軍、乗られているのがヤマヒキガエルの蘇芳(スオウ)、右にいる褐色のカエルがナガレヒキガエルの勇魚(イサナ)だ。
おのおの、何を考えているか分からない。
何とも言えない不思議な雰囲気を醸し出している。
随分とかしこまった表情のマグマくんだ。
何が言いたいのだろう。
餌が欲しいのかもしれない。
山の神のように美しい宮古島固有種である。
画像は蘇芳くんだが、何だかギューッと縮こまって寝ているようだ。
厳つい顔をしているが、別に餌を吐き戻すわけでも脱皮前でも無い。
この状態で寝ているのだ。
お風呂に入った冬将軍と、物干し竿のように引っ掛かっているマグマである。
驚くことにマグマはあの状態で寝ているのだ。
こうして見ると、ヒキガエルとは愛嬌のあるペットだと思う。
可愛いのでオススメ!
こちらはナガレヒキガエルの勇魚だ。
日本産のカエルだが、輸入カエルに負けないくらいカラフルである。
見る人によっては、「え?キモい!」と思うだろうが、マニアにはたまらない個体である。
ヤマヒキガエルとは、アズマヒキガエル高地型を差し、このように華やかなレッドスポットが入ることがある。
ナガレの勇魚に負けないくらいド派手だ。勿論、純日本産である!
人によっては、「え?この色って毒あるんじゃないの?ちょっとキンチョール持ってきて!」とか騒ぎ出しそうだ。
庭とかで見かけても殺さないでください(゚Д゚;)
確かに毒はあるが、素手で触ったって別に平気だ。
そのままの手で目を触ったりすると、腫れるかもしれないので、手は洗おう。
そう言う経験は、子供の頃に田舎で遊んでいたら、恐らく誰でもあったと思われるが、大人になると潔癖症になってしまうのだろう。
その潔癖症を自分の子供に押しつけるのは、ちょっと違うんじゃないかと思う。
最後に、アカハライモリの水尾くんだ。
この奇妙なポーズは、ヨガでもやっているのかもしれない。
こいつも日本の固有種である。
まがまがしい赤いお腹は毒(フグと同じもの)をアピールする警戒色らしいが、果たして意味があるのか微妙だ。
例えばヒキガエルは、こんな色なんて関係なく食べようとするのだから。
人間は別に触っても問題ないが、ヒキガエルのような小動物がイモリを食べると死ぬかもしれない。
一部の地域ではイモリを焼いて食べたりする(惚れ薬や精力剤)らしいが、特に人の死亡例は無いらしい。
どうだろうか。
日本産の生き物は何とも言えない魅力に包まれていると思う。
日本人の遺伝子が覚えている"郷愁"のようなものを秘めているように思うのである。
単純に、日本の気候に馴染んでいるので飼いやすいと言うメリットもある。
ただ、こんなものを飼育していると職場でバレると、人格を否定されることもあるので注意されたし。
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