ヒキガエルの人工飼料と給餌間隔 | 爬虫類ブレイク

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ヒキガエル、レオパ、ウパ、イモリ等の記事や、たまにワインのことを書きます。悠と申します。Twitter、Instagram更新中です。

突然だが、ヒキガエルの餌と給餌間隔について語ろうと思う。

我が家では、コオロギやワラジムシ等の生き餌は使わず、人工飼料のみで飼育している。

生き餌だと、栄養面で不安が残ることと、カルシウムダストや飼育の手間が掛かるので、私個人としては、食べてくれるなら人工飼料の方が助かるのだ。

勿論、過去にはヨーロッパイエコオロギ、フタホシコオロギ、ワラジムシ、ミルワーム、ハニーワーム等の餌昆虫を飼育しており、その経験から結論づけたものである。

コオロギは餌昆虫としてメジャーだが、フタホシは変死と共食いが激しいので、どうしても飼うというのなら、私はイエコを推す。

 

さて、話を人工飼料に戻そう。

私が使っている人工飼料は下記の通りである。

栄養面に関しては、人工飼料は人類の技術のたまもの。どれも優秀(のはず)なので、割愛する。

 

【オススメ!人工飼料】

◆フロッグステープルフード

粉に水を足して練る練り餌。魚の匂いがプンプン香るため、嗜好性は抜群である!袋を開けた瞬間、嗅覚の鋭い個体なら明らかにテンションを上げてくる。元が粉なので固形の餌より消化しやすい。手に匂いは付くが、調理中のニンニクよりは気にならない程度のもの。排せつ物の匂いも、そのまま魚介風になる。

この餌の何よりの利点は、餌の大きさを自分で自由に決められること。個体のサイズに合わせて、大きさを変えられる。また、水の量を調節し、粘度も自由自在である。捕食が下手な個体でも、べちゃっと口にくっつけば、吐き戻さずに食べられるのだ。

量が多く、通販だと低価格のため、一番のオススメ。

 

 

 

◆レオパゲル

値段を考えなければ、これが最強である。練る必要が無いゲルで、嗜好性も抜群。使用期限は開けてから一ヶ月らしいが、その期間を過ぎても嗜好性が落ちるものの、使用に問題は無い。(自己責任でお願いします)レオパだと食べなくなるくらい期限を過ぎたものでも、ヒキガエルなら食べる。開けた後の保管は冷蔵庫で。

ピンセットで与えるよりは、アイスクリームスプーンで与えた方が良いだろう。ゲルなので、捕食が下手な個体でも問題なく食べる。

ヒキガエル1匹なら良いが、多頭飼育している場合は、採算が合わなくなるかもしれない。ヒキガエルは、量を食べるので、レオパゲルだと割高感があるのは否めない。

 

 

 

◆レプトミン

言わずと知れた亀の餌。勿論、ヒキガエルも食べる。嗜好性は上に挙げたものよりは高くない。冬期、拒食気味だったミヤコヒキガエルのマグマはレプトミンは食べずに、レオパゲルなら食べたことがある。また、固形のため、便秘になりやすいように思う。餌をやる際は、霧吹きで湿らせるが、それでもコロコロしているので、口が小さいカエルだとポロポロこぼれてしまい、上手く食べられないことがある。サイズは大中小あるが、大きくなれば値段も高くなる。小さいスティックタイプのものをチマチマあげるのは、仕事に忙しい人には煩わしいと思う。

ただ、これの利点を挙げるなら、練る必要が無い分、とても楽だと言うことである。

仕事が忙しくて余裕がなく、フロッグステープルフードを練る心の余裕もないとき、私はこれを重宝している。

大抵のヒキガエルは反応するので、やはり持っていると何かと便利な優秀な餌である。

 

 

 

【給餌間隔】

週に1~2回。少量を週に何回もあげるより、一回の量を増やし、給餌間隔を延ばした方が、時短へと繋がる。フロッグステープルフードなら大きめに練り、2塊ほど与えれば充分だと思う。(小さい個体はその半分くらい)

そして、排泄を確認し、それから更に1~2日程空けて、また餌をやることにしている。その頃には、餌でパンパンに膨らんでいたお腹もスリムになっている。

カエルくんたちは、我々哺乳類とは異なり、餌の消化にも体力をかなり消耗する。餌を食べては、消化のためにジーッとし、また餌を食べ・・の繰り返しだ。その様子を見ていると、ちょこちょこと少しずつ与え、常に満腹でいさせるよりも、敢えて間隔を空け、空腹の期間を設けた方が負担は少ないように思う。

 

我が家には、ヒキガエルが4匹いる。

どの個体がいつ排泄をしたか、正確には把握できないので、排泄を4回確認し、その数日後にまた与えている。

その4回の確認に3~5日かかることがあり、最初に排泄した個体と最後に排泄した個体の間に、数日の差が付くことがあるが、それは上記に挙げた空腹の期間としている。

勿論、それぞれの個体を別々に管理し、餌をやった方が良いのだろうが、私は多忙故、申し訳ないが、我が家では足並みを揃えて待って貰っている。

 

我が家のヒキガエル・カルテット、整列させてみた。

右から、ニホンヒキガエルの冬将軍、ヤマヒキガエルの蘇芳(スオウ)、ミヤコヒキガエルのマグマ、ナガレヒキガエルの勇魚(イサナ)である。

何故、整列させているかというと、排泄待ちの状況を私なりに表現してみたのだ。

 

右から2番目にいる赤いカエル、蘇芳がまだ排泄をしていない。

お腹がパンパンに張っているのが分かるだろう。

私としたことが、少しフロッグステープルフードを与えすぎた(4塊ほど)ようだ。

周りにいるカエルもお腹が空きながらも「まあ、お互い様やねんな・・」とでも考えているのかもしれない。

 

蘇芳はこの翌日、つまり給餌から4~5日後に無事に大きいうんちを出し、スッキリしたのであった。

 

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