我が家の野郎ども。ヒキガエル・カルテット。
何故、野郎どもかと言うと、四匹とも野郎(♂)だからだ。むさっ苦しいことこの上ない。
話が脱線した。今回のテーマは、むさ苦しいカエルでは無く、脱皮である。
四匹もいると、毎日脱皮をしていると錯覚するほど、どれかが脱皮をしている。
水入れの中やキッチンペーパーの上に脱いだ皮が放置されているが、どいつが脱皮をしたのかは分からない。
手に取って確認するしか無い。
脱ぎ損ねた皮が身体に貼り付いていても(脱皮不全)、本人は文字通りケロッとしているが、私は一応剥いてあげている。
一匹一匹確認するのが面倒な為、誰かが脱皮をした痕跡を発見したら、全員水浴びをさせている。
洗い場にカエルを連れて行き、勢いよくドバドバ水を出す。
ヒキガエルはカエルのくせに泳ぎが苦手なので、慌てふためく。
「わー」「わー」「わー」と騒がしい。
この際、石鹸で手を洗うかのように、一匹ずつ身体を掴みゴシゴシ水で洗う。
勿論、彼等は嫌がるが、これをすると脱皮不全の皮が剥けるのだ。
皮が浮かんでいるのを確認できるだろう。
皮を剥くと同時に、汚れも落ち、更に水分も摂取できるので、一石三鳥だ。
更に全員の状態を確かめ、観察出来るので、一石四鳥かもしれない。
脱皮後と言わず、週に一回やっても良いだろう。
今回脱皮をした犯人はナガレヒキガエルの勇魚(イサナ)くんであった。
勿論、脱皮直後で疲弊しているときでは無く、数時間から一日置いてから水浴びさせよう。
それにしても、ナガレヒキガエルが優雅に水中を泳ぐシーンを観たことがあるが、勇魚はこのザマで泳げるのだろうか。
ヒキガエルの産卵は水中で行うのだが、この水泳スキルでは溺死することも多いだろう。
子孫を残すため、まさに命懸けである。
我が家の野郎どもは子孫を残せない代わりに、溺死すること無く、飢えることも無く、平和に生きていけるが、それが彼等の幸せかどうかは定かでは無い。
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