一ヶ月ほど、アルビノアオダイショウのアマテルちゃんが拒食をしていた。
カラスヘビのつっきーとアマテルちゃん、二匹分のファジーマウスを解凍するのだが、一匹余ってしまう。
生き物部屋を見渡すと、ナガレヒキガエルの勇魚(イサナ)が、ケージから這い出ていた。
「なんじゃい」と、こちらを見ている。
よく見てみれば、ヘビより口が大きい。
これなら食べられそうだ。
ピンクマウスと異なり、ファジーマウスは毛が生えている。
ピンマより、ネズミっぽいネズミである。
与える上で気になることは、毛である。
ヘビの場合は、肉を消化した後、毛だけ上手に出すのだが、カエルはどうだろう。
アイスクリームスプーンに乗せて見せてみる。
「なんやなんや」と寄ってくる。
頭からパクッと食い付いた。
ファジーマウスは、捕食が苦手な勇魚でも、外さない大きさである。
カエルは捕食する際に目を瞑る。目を守るためである。
何とも生々しい光景だが、本人は美味しそうに食べている。
しかし、ネズミが大きいので、苦戦しているようだ。
尻尾だけダランと垂れている。
完全にフリーズしている彼を見て、若干不安になった。
うまいと言っている。どうやら美味いらしい。
【三日後】
お腹が膨らんでいる。現在、消化中のようだ。
その数日後、彼は二回に分けて排泄をした。
ネズミより前に食べた人工餌の糞か、ファジーマウスの糞なのか、判別するのは極めて難しい。
その理由として、ネズミの毛が糞の中に見受けられなかったことが挙げられる。
「うーん、これかなぁ」と若干毛のようなものが・・、見えたような、いややはり見えなかったような・・、そのレベルだ。
マウスの糞だと断定した要因は、臭いであった。
人工餌の糞は、基本的にその人工餌の臭いがするし、臭いは控えめだ。
今回、二回に分けて排泄された糞は、ツーンとくる刺激臭のようなもので、明らかに人工餌のそれとは異なった。
それにしても、驚くべきは、ヒキガエルの消化能力の高さである。どうやらヘビより胃腸が強そうだ。
【十日後】
お腹がスッキリしている。
どうやらファジーマウスを食べてから、約十日間で消化、排泄されたらしい。
これから数日間、お腹を休ませよう。
ファジーマウスを餌として与える場合は、月二回程の給餌で済むだろう。
気のせいかもしれないが、栄養価の高いファジーマウスを食べて、発色が良くなったようだ。
毒々しいレッドスポットが映えている。
☆*★*☆*★*☆*★*☆*★*☆*★*☆*★*☆*★*☆
【Twitter 爬虫類ブレイク】
画像や動画、ブログの更新情報などを呟きます。
【Instagram 爬虫類ブレイク】
最近、始めてみました。
【ブログランキング】
下記をクリックすると投票されるみたいです。宜しくお願いいたします(*^_^*)
■人気ブログランキング