新日本海フェリー「あざれあ」 乗船記

フェリー

苫小牧・小樽と秋田・新潟・敦賀・舞鶴の間を結ぶ「新日本海フェリー」
新日本海フェリー あかしあ

国内数あるフェリー会社の中でも、多様な船内設備を設けるなど旅客サービスに力を入れているフェリー会社として、数多くの方に利用されています。
また、一部の航路(小樽~舞鶴、苫小牧東~敦賀)には30ノット前後で航行可能な高速フェリーを導入するなど、競合するRO-RO船との差別化を図っています。

以前に、小樽~新潟港に就航している新船「らべんだあ」をご紹介しました。
新日本海フェリー らべんだあ
2017年にデビューした「らべんだあ」


小樽~新潟航路で就航していた「らいらっく」「ゆうかり」の後継船としてデビューして3年あまり。
この度、「らべんだあ」の僚船にあたる「あざれあ」に新潟から小樽まで乗船する機会があり、2020(令和2)年7月に乗船してまいりました。
今回は、その時の模様をご紹介します。

直角構造の船主が目印

前回の記事でご紹介した南海バスの夜行バス「サザンクロス」長岡・三条線で新潟県三条市の東三条駅にやって来た私。
南海バス「サザンクロス」長岡・三条線 ・518

東三条駅


東三条駅からJR快速列車「おはよう信越」新潟交通の路線バスを乗り継いでやって来たのは、新潟市山ノ下地区にある新日本海フェリーのフェリーターミナルです。
小樽方面行きのフェリーは、こちらから出ております。
JR東日本 E653系 快速「おはよう信越」

新日本海フェリー 新潟港フェリーターミナル

乗船手続き前に、船体を見てみます。
「らべんだあ」の僚船として小樽~新潟航路で活躍する「あざれあ」です。
新日本海フェリー「あざれあ」 新潟港にて_01

横から見てみますが、やはり直角構造の船主が目立ちますね。
新日本海フェリー「あざれあ」 新潟港にて_02

新日本海フェリー「あざれあ」 新潟港にて_03

コロナ対策として実施されている検温を受け、乗船手続きを済ませた後、2階の乗船待合室でしばし乗船改札を待ちます。
新潟港出港時刻は12時00分。
通常は出港45分前の11時15分に乗船開始となりますが、この日は夏休み期間ということもあり、通常よりも15分早い11時00分乗船開始となっていました。
新日本海フェリー「あざれあ」 新潟港 乗船開始案内ボード

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