みなさんこんばんは。 ハッピーカミングです。
今朝も朝起きたら、悪寒とともに体中が熱っぽく、
「また」風邪をひいていました・・。
今年は、8月以降、何度「夏風邪」を引いたかしれません。
蒸し暑さと冷房、朝夜の寒暖差。
いずれもその日のうちに発汗作用を促す食べ物、
行動を取って直しましたが、この天候不順には参ります。(泣)
みなさまも、体調管理には十分ご留意ください。
それでは、前回のブログの続きです。
今日から、
「新・幸せに豊かに生きる」 -新しい10のコツ-
ということについて、自分なりに感じたことを
書き綴っていきたいと思います。
今日は、
1.絶望時を乗り越える
①神様は人に不幸を与える存在なのか?
というテーマで、思うところを述べてみたいと思います。
さて、この2年半の間、事業再生という仕事に携わってから、
まず感じたのはこのことでした。
ある家族経営の会社の後継者(ご子息)の方の例です。
・父親の経営する会社は多額の借金を抱え、母親(妻)に連帯保証をさせている。
・しかし、社長である父親は、経営の意欲をまったくなくし、
ほとんど仕事をせず、会社のお金を持ち出しては遊興にいそしんでいる。
・母親は借金の連帯保証人となったせいで、精神を病み、
異常なまでに夫を憎んでヒステリックにり、会社では喧嘩が絶えない。
・そのような両親の下で、一人会社を再建させようと、
勤務していた大手企業を退職して、両親の家業を継いだご子息。
・しかし、お子さんに障害を持った子がおり、そのお子さんのお世話を
しながらの会社の再建。
・会社が経営破たん寸前のため、両親・ご子息とも給料がほとんど取れず、
生活するのがとても困難な状況。理容室にもいかず、自分で髪を切っている。
私はあるところからのご紹介によって、
この会社の事業再生に携わらせていただくこととなりました。
しかし、このご家族にお会いしてお話しているうちに、
内心では、この会社の再生はとても無理だろうと思いました。
ヒト、モノ、カネという経営資源がほとんどなかったのみならず、
まったくやる気のない社長と、夫に恨みごとを言い続けるだけの母親。
そのご子息は、そんな両親の喧嘩を毎日目にしながら、
この再建の目途がないと思われる会社を背負って立つことを
決意されたのでした。障害をお持ちのお子さんを育てながら・・。
私だったら、そんな会社は引き継がないだろうと思いました。
なぜ、大手企業を辞めてまで再建の見込みのない親の家業を継いだのか。
そのことがとても不思議に思えながらも、
私はやれるだけのことはやってみようと思ってお受けしたのでした。
しかし、実際会社の現場に入ると、想像していた以上に大変な状態でした。
支払手形を切っているため、毎月手形を落とさないと、
会社が破たんするというのに、資金繰り表すら作っておらず、
社長には資金手当をどうにかしようという意欲もない。
ある種の「諦め」なのか、単なる「無責任」なのか・・。
経理担当の母親も、仕事に専念するというよりも、
このような苦境に自分を置いた夫に対する恨みを、
いかに晴らそうかと、そればっかりを毎日考えている様子。
被害者意識がものすごくて、「死にたい」という言葉を
たえず口にしている。
最初は、私が訪問しても、
両親の夫婦喧嘩の仲裁をして一日が終わるという始末で、
資金手当をどうしようかという話にまでいかないことがたびたびでした。
やむなく、ご子息と私だけでお話をして、
手形を切っている取引先にお願いして、
何とか支払を延ばしてもらうように懇願する、
ということが続きました。
ある時、このご子息が私に向かって、
次のような質問をされたのでした。
「ハッピーカミングさん、神様って人を不幸にするために、
私たちをこの世に送り出したのでしょうか?」
まさに辛辣な質問でした。
しかし、私もそう思えるほど、そのご子息の背負ったいた状況は、
とても重たいものでした。(続く)
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多忙によりなかなか返コメ等できずにいる状態ですが、
もしご感想などがあればコメント欄にいただければ幸いです。