(ゆるわだ)中小企業診断士の「強み」について

アンケート結果について:ブログデザイン変更のトライアル

いつも道場ブログをご利用頂き、誠にありがとうございます。

本ブログでは、読者の皆様により良いコンテンツをお届けできるよう日々努力を続けております。

この度、当サイトの品質向上の一環として11月16日(月)~11月20日(金)の期間中「ブログのデザイン変更トライアルに係るアンケート」を実施致しました。ご協力頂けた方は誠にありがとうございました。

アンケートの結果「トライアルデザイン」の方が票数が多かったことから、現在の「トライアルデザインを本採用することに決定」いたしました。

一方、「旧デザインの方が○○の面で良かった」というご指摘も多く、よりよいブログコンテンツをお届けできるよう、逐次、旧デザインの優れた要素を導入して参りたいとも考えております。

今後ともより良いブログコンテンツをお届けできるよう努力をつづけ参りますので何卒よろしくお願い致します。

中小企業診断士一発合格道場11代目一同

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【道場からの告知①】

受験スタートアップセミナー@オンライン
のお知らせ

お申込み頂いているかたに

zoomの案内メールを送付しました

届いていない方は恐れ入りますが

受信設定を確認しご連絡願います

<大々々追加募集決定!>
2020年11月29日(日)
20時開始予定(2時間程度)

診断士を受験してみたいけど
どのように勉強したらいいの?
合格後はどんな資格の活用方法があるの?

募集開始直後からご応募が殺到したため
今回は85名に大幅増枠して追加募集します!

2021年に診断士受験を検討中の方
1次試験への初挑戦を検討中の方はもちろん
来年1次・2次受験をご予定の経験者の方も
1年分のエナジー注入のためご参加下さい!

※12/11の筆記試験発表待ちの方は事例Ⅵへ!

参加は無料です。詳細はこくちーずでどうぞ!

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【道場からの告知②】

口述セミナー@オンラインのお知らせ
セミナー日:2020年12月12日(土)午後予定
募集開始日:2020年12月11日(金)昼12時~
当日の時間などの詳細は後日告知いたします。

※今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、
直接対面による口述セミナーは行いません。
あらかじめご了承ください。

 

岩塩です。本日も道場ブログをご覧いただきありがとうございます。早いもので、2次試験から1か月が経ちました。試験結果についてぐるぐる考えを巡らせた方も、そろそろ気持ちの波がひと段落した頃ではないでしょうか。

一方で、診断士が気になっているという方や、来年の試験に向けてスタートを切った方もいる時期かと思います。私がスタディング(旧通勤講座)を申し込んだのも2年前の今頃でした。面倒でも、最初に少し時間をかけて情報収集をしておくと、その後の学習がぐっと進みやすくなりますよ。スタートアップセミナー(告知①)も是非ご活用ください!

 

さて本日は、中小企業診断士の「強み」についての話題です。

 

診断士も強みを活かして差別化

2次試験を受けた方には釈迦に説法ですが、中小企業の基本戦略は「強みを活かした差別化」です。この「強みを活かす」という考え方は、診断士自身の活動にとっても重要です。

  【 診断士×〇〇 】

この〇〇が、診断士としての差別化に繋がる部分です。あなたの○○は何でしょうか??

道場メンバーでいえば、「財務会計ならおべんと君」だし、「情報システムなら3ch」、「WebならTomatsu」ですね。他のメンバーもそれぞれが得意領域を持っていて、「〇〇のことなら、▲▲が知っている」(Who knows what)を、みんなお互いになんとなくわかっています。自分の代名詞となる強みがあれば、それをきっかけに話が弾んだり、仕事を任せてもらえるきっかけになるので、強みを持つことは大事だなと思います。

一方で、「強みと言える強みがない・・・」と不安に思う方もいるかもしれません。正直なところ、私自身がそうでした。これまでの会社員生活でやってきたことといえば、ニッチな内容の研究開発と、試行錯誤でやってきた事業企画や方針管理の仕事。中小企業にとってすぐにお役に立てそうなスキルがぱっと思いつかなかったんですよね。

仕事を通して身に付けたスキルや経験があればとても良いですが、必ずしも仕事が関係していなくてもいいと思います。実際、Tomatsuは試験後にブログを立ち上げてゴリゴリ勉強&実践していますし、他の難関資格に挑戦中のメンバーもいます。診断士は勉強の場もたくさんありますから、機会をうまく活用することで、強みは作れると思っています。

 

なりたい診断士像を描き、強みを形成する

道場メンバーでも話題になりますが、診断士になると、やりたいことが次から次へと出てきます。あれもやろう、これもやろうとがんばりすぎて、診断士初年度に体調を崩してしまうこともあるのだとか・・・ 自分のリソースには限りがありますから、ある程度、軸を決めると動きやすいと思います。

軸の決め方ですが、自分がなりたい診断士像から、バックキャスト思考で考える、という方法があります。(※バックキャストとは、未来の姿を描いてから、そこに向かうための具体的プランを立てる考え方です。仕事で研究開発のテーマを策定するときにもこの考え方を取り入れています)自分が診断士として「やるべきこと」と「やりたいこと」という観点で考えてみると良いですよ。

(出所:https://mclover.hateblo.jp/entry/20200329/1585459800)

私が「やるべき」と思うことは、即効性のある経営支援です。具体的には、資金調達や事業承継の支援(関係機関との橋渡しなど)、補助金の申請支援などが該当します。他にも記事やレポートなど執筆や、説明・プレゼンの能力も診断士には必要なスキルなので、これらの能力向上はやるべきことと認識しています。まさに「診る・書く・話す」です。

一方、「やりたい」ことは、統計的なデータ解析や機械学習です。診断士試験では捨て問とされる統計学ですが、私は試験をを通して、統計学って面白い!と思ったんですよね。診断士活動に役に立つかはわからなかったのですが、本業の方でも統計解析を扱う機会が増えてきたので、統計検定を受けたり、線形代数の勉強をしたりしていました。最近は私の所属する神奈川県協会でも、会報誌や同期会で統計解析がちょくちょく話題に上がっており、この分野で中小企業のお役に立てる可能性を感じているところです。

ビジョンが見えれば、アクションプランも見えてきます。協会の研究会やマスターコースに参加する、Webや書籍の執筆機会を探す、プレ研に入ってみる・・・などなど。手段は本当にたくさんあって私も目移りしています。

「やるべきこと」と「やりたいこと」のバランスの取り方ですが、独立診断士の方であれば「やるべきこと」を重視した方がお仕事に結び付くでしょうし、企業内診断士で診断士活動は学びの場と捉えているなら、「やりたいこと」の比率を高めるのもよいでしょう。私は企業内なので、「やるべきこと」に関しては地道に勉強しつつ、やや「やりたいこと」寄りで強みを形成していきたいと思っています。

みなさんも「こんな診断士になりたい」というビジョンを描いてワクワクしてみてください。

 

強みを発信する

診断士になれば自動的に仕事が舞い込んでくるかというと、そうでもないというのが現実かと思います。自分から動かないと、何も始まりません。色々なところで先輩診断士のお話を聞く機会が増えましたが、仕事を受注できたきっかけとして「自分が何を得意としているのか、認知してもらえたこと」というお話をよく聞きます。強みを持つとともに、強みを発信していくことが大事なんだなと思いました。

私は実務補習の先生に「パターン認識を勉強中です」と何気なく話したところ、先生のお客様の関係でデータ予測のモデルを作りたいから手伝って欲しいというお話をいただくことができました。それぞれが強みを活かして全体をカバーするという診断士の動き方も面白いと思います。

認知してもらう場としては、様々な会合に顔を出す、セミナーに登壇する、執筆で名前を売る・・・やり方は色々あります。今後はWebの活用も重要ですね。ブログやnote、Twitterでスキルや考えを発信するなど。些細なことでも人に話してみると、意外なスキルが実はめちゃくちゃ貴重なものだった、ということがあるかもしれません。

また、診断士活動ではFacebookを使うことが多いです。私もほぼ毎日見ています。情報共有手段としての側面が大きいですが、使い方次第で、自分のことを紹介する媒体にもなります。使ったことのない方は登録しておくとよいですよ。診断士関係のお友達が増えて、投稿を見るのもなかなか楽しいです。

(ツールに関して言えば、Slackやdropbox、Google Driveなど、、、組織・団体によって色々なものを使い分けることになるので、ITが苦手な方は覚悟しておいてください・・・)

 

内面的な強みを認識する

診断士活動では人と関わる機会がとても多いので、「人間力」について考えることが増えました。これから診断士として活動していくにあたり、自分の内面的な強みや特徴を知っておくと効果的なのでは?と思い、今回こんなテストを受けてみました。

クリフトンストレングス」(旧ストレングスファインダー)です。

米国のギャラップ社が提供しているサービスで、34の資質をもとに自分がどこに強みを持っているかを診断できる自己分析ツールです。Webサイト上で177個の質問に答えると、その最も傾向が強い5つの資質を診断結果として教えてくれます。

※Webサイトからアクセスする他に、書籍を購入して付属のアクセスコードを入力してテストを受ける方法もありますよ。

 

結果を少し紹介すると、私の上位5つの資質は、

  1. 調和性
  2. 最上志向
  3. 慎重さ
  4. 共感性
  5. 公平性

ということでした。なんとなーく自分でも感じていた内容でしたが、改めて示されたことで客観視できたような気がします。

なお、1の調和性というのは、「異なる意見でも一致する点を探る」資質とのこと。私は前の上司からは「岩塩さんはもっと自分の意見を主張すべきだ」と言われていましたが、今の上司からは「岩塩さんのようなスタッフ職は裏方に徹し、調整役として動くべきだ」と言われています。それぞれの資質は見方次第で長所にも短所にも捉えられると感じました。

この結果は単なる性格診断のように受け取るだけではなく、自分の資質を多面的に捉えて、強化したり改善したり、自分を変化させていくきっかけにするのが良さそうです。そんなことを考えていたら、協会の同期会でも「みんなでクリフトンストレングスを受けて、結果を共有してはどうか?」という話がタイムリーに出ていました(笑)他の人と話してみるとさらに色々気づきがありそうですね。

 

まとめ

本日は、中小企業診断士の「強み」について書きました。

今、自分がやらなければいけないことは何か。常に課題感を持ち、理想と現実のギャップを埋めるために行動していく。診断士活動はこの繰り返しだと思います。この試験に挑戦する方なら、プロセスだって楽しんでしまうでしょう。

強みがないと思ったらこれから作っていけばいいと前向きに捉え、早速今日から始めてみましょう。

以上、岩塩でした。

 


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(ゆるわだ)中小企業診断士の「強み」について”へ4件のコメント

  1. あさひ より:

    岩塩さん

    現在2次試験結果待ちで、(いろんな意味で笑)終わった試験のことは忘れて、最近統計学の勉強を始めました!

    今のところ、自分の強みはないのですが統計的な視点を本業のマーケティングに活かして強みを構築できないか模索中です、、、

    統計検定1級と2級のテキストを購入して勉強し始めました!

    ストレングスファインダー、、、私も最上思考と調和性があり、物事を拘りをもってやり抜くこと、いろんな人と一緒に働く時に役立っているように思います!

    1. 岩塩 より:

      あさひさん
      コメントいただきありがとうございます!事例Ⅴでのあさひさんの数々のお話は忘れられませんが、次なる活動をされているとのことで少しほっとしました。しかも統計学の勉強をされているとは、奇遇ですね。私は2級を受けましたが、準1級は数学の知識が足りずにまだたちうちできておりません。ちなみにFacebookで統計学の学習コミュニティを立ち上げている方がいらっしゃって、お世話になっています。(一発合格道場と同様の理念を感じます)統計の考え方は、ビジネスにも役に立つはずと思っているので、共に学んで実践していきましょう!!(というか教えてください・・・笑)
      ストレングスファインダーの項目も、なんと気(資質)が合いますね。チームで動くときは、個が立っていることに加え、うまくインテグレーションしていくことで、1+1を3にも4にもしていけると思っています。(逆にうまくいかないと1+1が1.5になったりするのかなと・・・)診断士はチームで動くことが多いので、必ず役に立つ資質ですね!

  2. みっきー より:

    岩塩さん、こんにちは。
    記事の更新ありがとうございます。

    私は今年の二次試験の結果待ちをしている状況ですが、
    もし将来的に診断士の資格を得る機会があったとして、
    掛け算ができるような自分の強みは何だろう…とちょうど今回の記事で書いていただいたようなことを最近考えていました。
    アピールできるような、強みと言える強みが自分にはない気がして危機感を感じています。

    強みを持っている道場メンバーの皆さんは本当にすごいですし、
    岩塩さんが統計学に興味を持たれたというお話もすごく素敵だと思いました。

    記事を拝見して、「やるべきこと」と「やりたいこと」で分割して考えてみるということ、
    そして何かまずは行動を起こしてみるということが今の自分にとって大切だと感じました。
    試験の結果が出るまでもう少し時間があるので、
    岩塩さんのお話を参考にさせていただき、今のうちに将来を考えてみたいと思います。

    1. 岩塩 より:

      みっきーさん
      コメントいただきありがとうございます!試験に合格するまでは、会社員×○○となる何かがあったらいいなという考えで勉強してきましたが、合格後はたくさんの診断士の方にお会いして、この中で自分の特徴って何だろうと?悩み始めました。みんな得意なことがあっていいな・・・と思っていましたが、道場メンバーも「上には上がいる」という感じで日々努力を重ねているようです。向上心が高いほど自分の強みより弱みの方がたくさん見えてきたりして、みんな強みがあるのに、意外に私と同じように悩んでいるのかもしれないなと思いました。
      私は昨年のこの時期は診断士からは距離を置いてしまいましたが、みっきーさんはすでに合格後のビジョンを考えられていて、素晴らしいと思います。もし「やるべきこと」「やりたいこと」フレームワークが面白そうと感じたら試してみてください!記事に載せた図のように、そちらの方に向かって「できること」を広げていくアクションに繋げられます。私もそうですが、楽しみながら考える&行動していけるといいですね!

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