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カテゴリ:混在
今年も梅雨どきなのに災害が多発しています。
この「災害」も法的には区分があって、地方自治体にとっては大きな違いが出ます。 今日辺りに北九州の災害は、「激甚災害」に指定されるでしょう。 普段の災害でも「災害指定」に入るか入らないかで復旧工事に大きな差が出ます。 雨量などと壊れた場所の大きさなどを県土木などが視察して決められます。 それ次第で予算補助が変わるので地元の自治体はやきもきします。 災害が大きくなって「激甚災害」に指定されると復旧工事が急ピッチ・大規模に行われます。 普通の災害に比べ被害が大きいのですが、復旧関係の補助率など大きく違います。 「災害対策基本法」という災害に関する法律は、昭和34年の伊勢湾台風の巨大な災害を受けて、昭和36年(1961)に制定された物です。 災害という物は地元の県や市町村で復旧出来る代物ではありません。 いわゆる、「伊勢湾級」ともなると、広域だし規模がでかいし国本体が動かないと手の下しようがなくなります。 これ以降は災害復旧もピッチが上がるようにはなったのですが、気候変動もあるのでしょう・・・「激甚指定」がどんどん増えています。 この5年間で27件ほどだそうです。 熊野市も指定に入った物もありますが、「東日本大震災」以降の物だけです。 一年に5件も6件もですから大変です。 昔と違い、避難所から災害住宅まで用意しなくてはならないし・・・ 大雨でも「50年に一回」と言う表現が合わなくなっている感じがします。 「伊勢湾台風」はその中に入らない過去ですが・・・ 台風とか豪雨が来ない年もあります。 そんなのが来なくても護岸や道路も壊れます。 自然に壊れると災害ではないし・・・ 激甚には入らなくても雨量が基準を超えないと補助金が・・・ 余談ですが・・・ 災害基準に達する雨を待っていた年もあります。 雨量計にヤカンの水を加えるわけには行きませんしね。 近年は毎年のように豪雨が襲ってきます。 でも、全国で激甚災害が起きるので災害復旧が思うように進みません。 急がなくても良さそうな場所でも、放置すると、崖崩れなどが広がって、土石流・鉄砲水が発生する危険があるので、見えない場所でも復旧させる必要があります。 この復旧工事も作業員不足らしいです。 この辺では目立ちませんが、海外からの作業員が多くなっているそうです。 国土保全もままならない??? 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020/07/08 06:00:08 AM
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