闇に包まれた人々

Twitterを覗いていると、時々闇に包まれて生きている人がいるんだと驚く。

大概の場合は、

　　とんでもないやつだ

　　非常識

　　無礼

　　頭おかしい

　　無知

などなど、人格否定されてお終い。

私はその人の取り巻く環境が悪くて歪んでしまったんだろうと、闇に包まれている人を見ると可哀想に思う。いい環境を用意してあげると、ガラリと人間（考え方）が変わるのに、そしてずっとずっと楽しい生活が出来るのに、と憂ってしまう。

この考え方、最近のトップアニマルトレーナーの間では当たり前で、動物が好ましくない行動をしている時は、その行動を止めさせ変えようとするのではなく、正しい行動が出る環境を作る事で改善していく。ここで、動物を非難したり叱ったりなんてする必要はない。

人間に対しても同じ。批判や叱責では何もかわらない。現に批判された人は、ますます凶暴になり手がつけられなくなる。犬も同じですよね。

今回私が直面した人物。

トリマーの学校に通う学生さん。犬のトリミングをするのに、嫌がったら叱る事が必要、慣らすことが必要、終いには、犬には我慢させることが必要、でないと子供や家族との時間が減少してしまう・・・などなど、かなり犬にいろんなことを要求する。

違うだろう！とリプされて激怒。反論した人物を誹謗中傷し始めた

追い詰められて噛みついたってとこでしょうか。

噛まれそうになってまでシャンプーの練習をしなくてはならない彼女に、トリマーの学校はどんな助言をしているんだろう？　家族を持つことで犬が少しでも邪魔だと思うなら、犬を飼う必要はないんだ（本当は、飼う資格が無いと言いたい）と教えてあげれる人は周りにいないのだろうか？公園で噛みついてくる犬に出会ったら叱るだろうと自論を繰り広げる彼女に、叱らなくていいからさっさと逃げなさいって誰も言わないの？

誰にも助言して貰えない彼女の師匠は、獣医学書や動物行動学が書かれた教科書とネット情報だそうです。

ああ〜〜闇に包まれてる。

この人は今後自力で闇から抜け出せるのでしょうか？　私の知った事ではありませんが、人間誰しも闇に包まれている部分があり・・私もですが