昨日ついに東京で一日感染判明者が１００名を越え、日本全体では１７０名以上の判明者が出ました。
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これについては二つの解釈があります。一つは素直に「感染者が増えてきて、恐ろしい、すわっ再緊急事態宣言発出か！？」と警戒感をあらわにする物と、もう一つは「検査数が激増しているのだから、感染者があぶり出されて当然、恐れる必要は無い。」という物。
自分はそのどちらにも正しいと思っています。
というのも、自分は前から力説している様に初期の「検査してないから韓国より感染者が少ない！感染者が隠されている！」といった反日左翼のＰＣＲ真理教により始まった、ＰＣＲ検査悪玉論に反対の立場で、そいつらの暴論や妄言とは関係無く、唾液ＰＣＲ検査や全自動ＰＣＲ装置を駆使して、解除後こそ徹底的に検査するべきと書いてきました。
「初期全員PCR検査真理教」と「後期PCR検査全否定真理教」は似た者同士
ですから、検査数が劇的に増加して感染者があぶり出されているだけ、その証拠に殆どが軽症か無症状の若者、だから心配する必要が無い・・・というのは楽観視し過ぎだと思っています。
どういう事かと言えば、感染者の由来です。初期の新型コロナ（武漢コロナ）は名前の通り中国から始まり、その後ヨーロッパ由来の物が日本で広まったとされています。
では今夜の街クラスターで感染が広まっている物は一体どこからか？と考えると今中国やヨーロッパから大挙して旅行者が来ていない、止まっている状態なので、年始から粘り強く感染者の体中を渡り歩いた「国内生き残り組」の新型コロナウイルスによる仕業と言えると思います。
よく「これは第一波の続きだ」と書いている人がいますが、ヨーロッパからのコロナを第二波と呼ぶ説により考えれば、今「国内市中・体中生き残り組ウイルス」により再流行が始まれば、それは第三波と言えると思いますね。
しかし今やはりニュースで言うところの「第二波」流行の兆しであり油断は大敵であると言えます。何故なら初期は無症状の若者だけの蔓延だとしても、感染者の絶対数がある一定の範囲を超えた時点で、お年寄りや免疫力の弱まった状態の人にも感染が拡大、医療のひっ迫状態が再発しかねないからです。
止めるのは「大声業界・対面会食業界」だけ！経済は止める必要無し
現在の所新型コロナは例えば手の皮膚の表面から吸収されるといった事は無いとされています。しかし手にウイルスが付着した状態で目鼻口などの粘膜を触れば感染するとされています。
今盛んに「夜の街クラスター」とＴＶで叫ばれています。そうすると「夜の街が悪いみたいに差別だ！」みたいな反発の声も上がっています。
自分もこの「夜の街」だとか「ライブハウス」だとか特定の業種をクラスターの原因とするのは、誤解を与えて逆に感染を拡大させてしまうと思うので反対です。
そこで自分が考えているのが「大声業界・対面会食業界」です。
思い返してみると、中国武漢でウイルス感染が激増した理由の一つが「４万世帯大宴会」であり、これであの映画の様な悲惨な武漢の院内感染が広がった原因の一つとされています。自分はこの４万世帯大宴会が無ければ世界への蔓延も無かったかもと思っています。
そしてその次に思い返されるのが「クルーズ船ビュッフェ」です。船内感染者が報告されたのに、一日だけ通常のダンススクールやビュッフェが開催され続けた、それで船内感染者激増です。
その次が屋形船宴会やライブハウスです。その後の感染経路の多くに「会食」が含まれています。
逆に考えれば、緊急事態宣言が解除されて通勤電車が再開した時にどえらいクラスターが発生するぞと考えた人は多いでしょうが、今の所通勤電車クラスターだとか会社・工場クラスターなども発生していません。
昨日も東京の商業施設で店員が感染判明し休館になった様ですが、スーパーデパート・ショッピングモールクラスターも発生していません。
何故なら手袋・マスク・防護透明シート・パネル・換気等を完備していればある程度防げるとわかってきたからだと思います。
つまりは「夜の街」等と表現されていますが、「大声業界・対面会食業界」を重点的に規制するか、今以上の感染防止対策を強化すれば、通常の経済活動はなるべく止めなくて済むという事です。
恐らくプロ野球もサッカーも大型テーマパークも大丈夫だと思っています。
戦後日本の社会ではなによりも平等・公平が重視されています。ときには悪平等と言われる時もあります。しかし今回の新型コロナに関しては「マスク無しで大声で会話しながら飲み食いする」が最大の感染源と思われます。今は戦後の平等主義を一時目をつぶり、「大声業界・対面会食業界」だけを重点的に規制するべきです。その逆にその他の業界・経済については感染防止に配慮したうえでさらに活発化させるべきでしょう。
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